役立たず
ほうずきについて。
この時期、料理に使う植物でほうずきがある。食べれないのだが、切って中の実を取ると器になり、色も赤く映えるので使いやすい。
以前からほおずきくらい簡単に作れないものかと思っていたのだが、人の話によると実が赤くなる前に黒ずんだり、虫害がひどく、結構難しいらしい。
しかしここ数年、盆栽に凝っている親父は姫ほうずきなる小さいほうずきをたくさん作っている。何鉢も何鉢も作って
「これは挿し木がいくらでもできるから、何ぼでも増える」
と自慢げに話しているから、たまりかねて言ってやった。
「こんな金にもならんもん一杯作らんで、普通のほおずきを1つでも作ったらどうや?いくつかはつかえるやろ?」
苦笑いなのか、はにかんでいるのか分からないが、言葉は返ってこない。しかしたぶん大きいほうずきは作ってくれない。なぜなら大きい草には全く興味を示さないからだ。例えそれがどんなに高価なものであっても・・・ 植える場所もないのかもしれない。
沢山、綺麗な普通のほおずきができれば、本当に有難いのだが! お陰で八百屋さんから食べれもしないほおずきを買っています。
« 家庭サービス | トップページ | おまたせいたしました »
コメント