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2006年9月20日 (水)

お弁当

昔お弁当と言えば、母親が作ってくれるものと決まっていた。

しかし、うちの場合は少し違う。

普段の弁当は母。そしてはれの日には決まって父が弁当を作ってくれたのを覚えている。

特に印象深いのは小学生のころの運動会。近所の人も交えながら家族4人で父が詰めた重箱を広げていたのを覚えている。

中でも強烈に印象に残っているのは大きな車海老の塩焼きが1人1本入っていたことだ。

今になって思うと美味しいのはもとより、場所を取るためかさが増えることと、いろどりが良くなるので入れていたはずだ。

子供の時は何も知らず、その大きな海老を口一杯にほおばった喜びを今でも覚えている。

思い出の余韻に浸ってしまった。

今日は某学校の運動会があり、お弁当の作りました。

運動会だけに生ものを避け、いつものお弁当とは違うものを入れました。

毎年思うのですが、今は“はれ”の日のお弁当は買うものと決まっているようです。

実際、色々な用事がたくさんあったり、共稼ぎであったりと豪華なお弁当を家庭で作ることが難しくなっているなと感じます。

おかげさまでその手の仕事が増えてありがたい限りです。

そして、生徒たちが大人になった時、うちの弁当と運動会の思い出に浸ってもらいたいものです。

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