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2006年10月10日 (火)

コイ

愛媛の人間にはなじみの無い食材

これだけ海の魚に恵まれていながら、どうして川の魚を食べる必要があるんだといわんばかりに、松山の人は口々に

「川魚は苦手!」

とよくおっしゃいます。

確かに一理あるかとも思いますが、天然の鮎やうなぎなんかはかなりおいしいと思いますがね・・・

とは言うものの川の手長海老がおいしいとはいえ、やっぱり車海老のほうが格段においしいですし、もくず蟹よりはるかに渡り蟹のほうが美味いのは誰もが認めるところでしょう。

お客さんが信州に行かれたそうで、鯉の甘露煮を買ってきてくれました。

店の若い子にも

「ほれ、たべてみな」

と振舞うのですが、どうしてもみんな手が出ない。

なかには

「鯉って言うだけでだめなんですよ」

という子も。分からんでもないが、勉強やとおもわないかんやろな。

いただいた甘露煮は鯉を昆布で巻き、うろこも内臓も頭も全部付いたまま焚いたものでした。

長時間焚いているのでしょう。中骨までしっかり食べれる柔らかさになっています。

どちらかというと昔は保存食に近かったのではというような濃い味付け。

私なんかは作ったこと無いですから、何が本物かもわかりません。

そういうところがプロとしてちょっと恥ずかしいところですね。

それなりにおいしいなというのが私の感想でした。

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