これな~んだ?
焼いて食べれるようにしています。
これは10年ほど前から頭が良くなると評判になっている、マグロの目です。
マグロといってもこのマグロは10キロほどしかない幼魚です。
成魚は300キロから500キロになりますから、やはり子供ですよね。
この幼魚は“よこわ”と呼ばれ、うちのような料理屋では割合、重宝されています。
脂もしっかりのってますし、赤身もそんなに赤々とはしてないですし、使いきれる量ですし。
そんなヨコワですが、最近まで目玉なんてあっさり捨てていました。
イメージ的にも美味しそうな雰囲気は無いですし、今さらDHAを食べてみても賢くなるはずも無いしという理由からです。
ところが私に子供ができ、マグロの目を見たとき
「これを食べさせたら、賢くなるやろか?」
と思ったのがきっかけで、ちょっと焼いてみようかとなりました。
しっかり塩をして、大きいですからじっくり焼いて恐る恐る口に運んでみました。
するとこれが美味いんです。
ぱりぱりに焼けた皮も脂がのっていて美味しいですし、身もなかなかのもの。
極めつけは頭がよくなるという目の部分のゼラチン。
ズルズル、ベトベトのうまうまなんです、これが!
見た目によらないとはよく言ったもので、こんなにいけるものとは思いませんでした。
それ以来、マグロの頭を食べるのは私。
たぶん、冬(ヨコワの旬)が終わるころには私はかなり賢くなり、コラーゲンのお陰でお肌がきれいになっているはずです。
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