久しぶりに・・・
板前の全員集合です。
1ヶ月間に渡り、一人ずつかけていた我が調理場ですが
本日、やっともとの状態に戻りました。
昨日も話したように、なかなかの成果をあげて全員帰還し(戦争か・・・)、
1人前になって戻ってきました。
今日なんかでも、人数がそろうと少々忙しくても、それなりにやれるということは逆に、人一人の力がこうした小さな職場では大きいのだということがわかったはずです。
ただ、いきなり調理場が狭くなりました。
ちょっと呼吸もしづらいような。
話は変わります。
お客様が東北のほうを旅行されたそうで、お土産に
「いぶりがっこ」
を買ってきてくれました。
四国では全くなじみの無いこの漬物を若い板前たちは知りません。
「これ何、これ何?」
から始まって
「なんか、燻製の匂いがするな」
などと、難しそうな顔をして話しています。
私が
「それは囲炉裏の上でいぶされてできた沢庵なんや」
というと
「ああ、そうですか」
と分かったのやら分かってないのやら。
どうもこの燻製の香りがみんな苦手のようです。
いぶされた大根がどのように漬け込まれていくのかは私も
見たこと無いので分かりませんが、なかなか興味深い食べ物であります。
こと料理だけに関しても先人の知恵とはすごいものだと感心させられます。
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