水没
うちの子がりんご病らしきものにかかっています。
ほっぺが赤くなり、発疹が出ているの間違いないのではと
皮膚科の先生に言われました。
病気自体はたいしたことも無く、ウイルスが原因で、どこからともなく感染するらしいのですが、
どうもその発疹がかゆいらしく「ボリボリ」やってしまうのです。
子供ですから
「かかれん!」(思いっきり伊予弁ですね。かくなという意味です)
といっても意味がわかってくれませんから、一生懸命かきつづけるのです。
また、お風呂で温めると余計にかゆくなるようで、真っ赤になるので
ここのところお風呂には入れていませんでした。
ところが昨日あたりからそのせいでか、頭をかきはじめました。
恐らく頭がかゆいのは発疹ではなく、風呂に入ってないせい。かわいそうになったので、身体は洗わずに流して、頭だけ洗うことにしました。
普段なら
「お父さんとお風呂に入る?」
と聞いても絶対に「うん」とは言わないのに
今日は
「うん、うん」
といいますから、よっぽど気持ち悪かったのでしょう。
ところが悲劇はここから始まるのです。
久しぶりにお父さんとお風呂に入り、身体は流して頭をきれいにしてもらい、かゆみも取れたと思ったのもつかの間。
湯船に立たせて、私は体を洗っていました。すると
「ごん」
という音と共に視界から悠が消えました。
覗くとうつぶせに水に浸かっています。
慌てて引き上げますが、本人は何があったかわからない常態。
かわいそうに大泣きしていました。
職場に来てその話を若い板前にすると
「うちなんてそんなのしょっちゅうですよ」
とさらり。
うちが過保護すぎるのかもしれません。
しかしこれでまた、お父さんとお風呂に入るのを嫌がる日が続くことでしょう。
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