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2007年1月10日 (水)

潤香

果たして、このタイトルの漢字を読める方が何人いらっしゃるでしょうか?

この漢字、料理の世界にありがちな、完全無意味の(今回は無意味ではないか?)当て字に相違ございませんが、これで“うるか”と読むそうです。

うるかはご存知でしょうか?

愛媛のような海のそばで生活をしている人が多い地域では

聞きなれない言葉かもしれませんし、ひょっとしたら他の地域では違う呼び名があるのかもしれません。

うるかとは鮎の内臓の塩辛のことです。

一夜干用の鮎の内臓を取り出し、一度酒で洗い塩漬けにします。

夏に漬けて11月までは冷蔵保存させ、それ以降気温が下がり、安定してくると外に出し、発酵を促すのだそうです。

この塩辛をあるお客さんが当店に持ってきてくれました。

その人曰く

「料理人で知らない人がいたら問題だと思って!」

私も松山に帰ってきてからはあんまりなじみがありませんでしたが、まさか知らない板前はいないだろうと思い

「うるかって何か知ってる?」

と若い子に聞くと

「聞いたこともないです」

と言います。やっぱり知らないんですね。松山で料理をしている限りでは、なじみがないといえばないですから・・・

それ見たことか言わんばかりに誇らしく、そのお客様は

「食べてみろ、食べてみろ」

とみんなに振舞います。

しかし、好き嫌いもあるうえにまだまだみんな若いですから、食べるや否や

「げぇ・・・、何これ!」

と大騒ぎ。ちょっとなじめないかもしれません。

かくいう私も塩辛は苦手なほうですから、あまり箸がすすみません。

自ら食べようというものではないですね。

やっぱりあの生臭さがどうも向いていないようです。

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コメント

ま、まさかこのお客さんってお父さんじゃないよね(笑)?
こんなゲテモノを美味しそうに(?)食べるのはうちの
お父さんしか考えられなくて(笑) 

>Minnieさん

紛れもなくおたくのおとっちゃんです。はい。

変なものをもって来てくれては、みんなが

「好きじゃない」

なんて苦情を言ってます。

でも、あの手のもの本当に好きね。父ちゃん!

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