自家製粉
四国の山奥の父の知人が、家の裏でそば栽培して
収穫した実を石臼で自家製粉して持ってきてくれました。
いただいたそば粉は石臼で挽いたというだけあって、かなり細かくきれいなものでしたが、
そば切りにするには難が一つ。
そば殻が入ったまま製粉しているということです。
そば殻とは例の枕に入っている、お米でいえばもみの部分です。
本来、そば切りに使うそばは殻は剥いてから製粉するのが一般的ですが
田舎そばと呼ばれる、黒っぽい山の中で食べるそばは殻に入ったまま製粉するため、でんぷんの含有率が低くなります。
そのためつながりにくいため、つなぎを多く入れ、さらに太くしてそばにするのです。
今回、せっかくいただいた粉ですから、何とか細いそばが出来ないものかと思い、
3:7の割合(普段は2:8いわゆる二八そば)で小麦粉の割合を増やしてこねて、切ってみました。
それで何とかまともなものが出来、来られていたお客さんに振舞うと
「おいしいよ、これ」
とお褒めいただきました。
せっかくですから、是非作ってくれた父の知人にも食べさせたあげたいものですが、次回うまくいくとも限りませんから、微妙なんですが・・・
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