グルメリポーター
京都から帰ってきました。
本日も朝からてんこ盛りの朝食が用意され、昨晩に五食目として食べたすき焼きの存在を胃の中に感じながら
お膳に並んだ料理を眺めていました。
ちょうどそのとき、グルメリポーターの彦麻呂さん(字あってるかな?)が、一日に5.6軒もどんぶりを食べて回る番組が流れていました。
「うまいけど、きついねん」
なんて言ってましたが、なんとなく気持ちが分かるようでした。
それでも二杯のご飯を食べて、動けなくなり、そのまま少々横になって、しばらくしてから、本日の行動開始。
お世話になった柊家を後にしました。
それからブラブラしながら、最終目的地におやっさんの店に到着。
オープンの準備等で非常に疲れた姿に心配しながら
「よろしくお願いします」
と挨拶。今日も忙しそうです。
料理もおいしく、器も洒落ていて、おやっさんらしさの出たいいお店でした。
そこで隣にいた食べ物好きのお客さんとお話になったのですが、その方がいいことを言っていました。
「仏師(仏像を彫る人)は木を掘って仏像を作るのではなく、木から仏さんを取り出すんだといいます。それを聞いて、私は料理も同じじゃないかなと思いました。素材からちょっと手を加えて、おいしいところを取り出すのが料理なんですかね?」
というのです。どこで聞いたか、教えてもらった言葉か分かりませんが、ちょっと聞いただけで
「本質やな」
と分かる言葉。
「この人何者や?」
とか思いながら相槌を打っていました。
料理が終わると同時に店を出ないといけない時間になり、
あわててタクシーに乗り、バス乗り場に向かいました。
帰りながらも
「ホンマ、よう食べた二日間やった」
とため息が出ました。
とはいえ何より、お祝いに出向けたことが一番よかったことでした。
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