« きんかん湯 | トップページ | 久しぶりの »

2007年3月 7日 (水)

稚アユ

俗に言う稚アユとは、琵琶湖で取れるアユの幼魚のことを言います。

琵琶湖のアユは魚の中での扱いは海のものと一緒なのでしょう。

川に出ない(上るのと下るのとが逆になりますが)限りは大きくならず、幼魚のままだといわれています。

先日、馴染みのちりめんやさんが

「あいごが取れたよ」

といって電話をくれました。

この「あいご」が海で取れるアユの稚魚なのです。取れたのは松山のお隣、松前沖です。

見た目は琵琶湖のもののほうが大きいような気がしますが、

それでも姿や形はアユを想像させるものです。

既にこのときには釜揚げされて乾燥されています。いわゆる煮干です。

「まあ、美味しいから食べてみてください」

と差し出されたあいごを食べると、言うようになかなかの珍味。

イワシと違って苦味もなく、味わい深く、噛み締めるといい味が出てきます。

さっそく、酒と醤油で佃煮にしてみることに。

ちりめんじゃこを焚くのと同じ要領です。

試しに焚くだけなので、さっと仕上げ、味を整えるでもなく、みんなで味見をしてみました。

やはり美味い!

見た目のイワシ的な姿からは想像できないような美味さです。

ちょっとした感動ものでした。

いま、店で小付けに乗せて出しています。

Tiayukamaage2 Takiagari2

« きんかん湯 | トップページ | 久しぶりの »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« きんかん湯 | トップページ | 久しぶりの »

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ