« 才巻海老 | トップページ | 展示会 »

2007年3月29日 (木)

天ぷら

若い2人連れのお客様が別注で天ぷらの盛り合わせを頼まれました。

6種類くらいの材料を盛り合わせましたから、揚げた本人が、

説明するために自ら配膳に行きました。

「これがタラの芽で、行者ニンニク、海老・・・」

みたいな感じです。

その豪華な盛りっぷりにお客さんも喜ばれ

「おお、すごいな!写真とろ」

と大はしゃぎで、携帯を取り出し、写真を撮られていました。

揚場を担当する人間は結構粗末に扱われることが多いのです。

と言うのも、コース料理の中でも最後のほうに出るものですから、

「お腹いっぱいだからいらない」

と言われたり、話が盛り上がり、手をつけられることなく店を後にされたりと、

難しい割に精がなかったりするのです。

その粗末にされている揚場が、その瞬間は華やかに感じたでしょう。

説明を終え、うれしそうに帰ってきた彼の周りで

「写真撮りよったで!」

と他の板前がガヤガヤいっています。

中には意地悪なやつが

「あれ、本当は笑いのネタにするんやって。こんなん出たで言うて」

どうやら調理場でも粗末にされています。

それはともかく、お客さんのほうはおいしそうに召し上がられ、満足していたようなので、それが一番の感想でしょうね。

« 才巻海老 | トップページ | 展示会 »

コメント

たびたびおじゃまで恐縮です。
私は25年前「日本食を食べさせろ」というケルソー(ワシントン州)のホストファミリーに『きゅうりのてんぷら』を作ってみました。意外にいけました。
当時すでに天ぷら粉もてんつゆもスーパーにありました。

>たなちゃんさん

25年前にアメリカのスーパーに日本食コーナーなるものがあったんですね。

ちょっと驚きです。

もっと驚きは胡瓜の天ぷらがおいしいと言うこと。

加熱して意外に美味しいのは知っていましたが、天ぷらとは・・・

さらに驚きはホストファミリーに胡瓜の天ぷらをもって

「これが日本食です」

という、たなちゃんさんですかね・・・

堂々人生!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 才巻海老 | トップページ | 展示会 »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト
無料ブログはココログ