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2007年4月30日 (月)

いじめ発覚

今日は仕込みが少なかったので、出勤を一時間遅くしていました。

祭日だけに許されている、滅多にない遅出ですが、

そんな楽しい(?)遅出を一人だけ教えてもらえなかった板前がいました。

私はちょっとしておかないといけないことがあり、30分以上早く出勤しました。

そして玄関を開け、入ってみると、調理場のほうが明るいのです。

のぞいて見ると、一人でカウンターを磨いているやつがいます。

「お、えらい早いな?」

私は頑張っているなという意味でいったのですが、彼は

「何でみんな来ないのですか?今日は何時の出勤ですか?」

と言うのです。

私も慌てて

「本当に知らないの?今日は遅出やで!」

というと

「聞いてないですよ」

とかなり辛そう。かわいそうに誰からも教えてもらえなかったようです。

もちろんわざとというわけではなく、たまたま聞き逃したのでしょう。

ところがそれだけではありません!

祭日の昼は喫茶店が休みのため、店長不在で店番がいません。

こういうときは決まって調理場があみだくじで店番を1人決めるのですが、

私が昼休みに外出しようとすると、彼が店のテーブルで料理の本を読んでいます。

「あれ、だまされて早くこさされた上に、店番か?」

と聞くと

「あみだで、最初に引かせてもらったのが、はずれでした・・・」

と無念に語ってくれました。

さっぱりの一日というのもあるようです。

2007年4月29日 (日)

アンパンマン列車

休みの日は電車三昧です。

Naani_yosan_top_02

JR四国ではアンパンマン列車なるものを走らせていて、

しかもゴールデンウィーク中は、瀬戸大橋をアンパンマントロッコ列車というのが走りると言う情報を得て、

二日酔いの身体を無理やり起こして、一路アンパンマン列車で瀬戸大橋を目指しました。

チケットを買おうとすると、窓口の人が

「今日帰るんだったら、特急のり放題券のほうが得だよ」

といってくれるものですから、すかさずそれにしてもらいます。

雰囲気が旅行気分で何かうれしくなってきました。

妻はその間に近くのパン屋で朝食の買出し。

電車の出発時刻は8時11分。

結構早い。

それでも同じような年頃の列車のみを目当てに訪れたと思われる、親子連れが沢山いて、かなりの盛況ぶり。

出発2分くらい前になると、列車が入ってきて、前面にアンパンマンの仲間たちが描かれています。

それを前にみんな写真を取ったり、はしゃいだり。

やはりうれしそうです。

我々も席を確保すべく、早めに乗り込み、いざ出発です。

しばらくの間、私も悠も外を眺めて楽しんでおりましたが、

2人とも寝不足でテンションが上がりきりません。

しかも私は悠を抱いていると腹部に圧力を感じて、もともと乗り物に強くないほうなので、だんだん気分が悪くなってくるのが分かります。

「無理。お願い」

といって悠を妻に渡し、私は寝ることに。

しばらくして、何か声が聞こえるなと思ったら、隣の席で妻が

「吐いた!!!」

といっています。

「なんだって、こんな時に・・・」

なんと悠も気分が悪くなり、吐いてしまったようです。

しかも沢山に・・・

仕方なく次の駅で降りることに。

妻も悠もしっかり汚れてしまっています。

不幸中の幸か、駅まで近かったようで、すぐに到着。降りてみるとなんと新居浜。

目的地の半分ほどしか着ていません。

しかも2人はくさいくさい。

仕方なく駅のトイレでタオルを濡らし、悠を拭き、着替えを持ってきていた悠の服を替えます。

しかし、妻はさすがに着替えなど持って来ていません。

今度は妻の着替えを買いに行くことに。

「何でわざわざ服買いに新居浜まで・・・」

そんな気持ちもありますが、どうしようもないこと。

近くにある大型スーパーにバスで行き、10時の開店を待ち、

購入&即着替えを実行。

これで何とかすっきりしました。

しかし、今度はどうやって帰ったらいいのか分からない。

もう一度乗せてもまた、吐きそうで・・・

しばらくはスーパーで休憩することに。私も乗り物酔いの薬を買ったり、昼食をとったりして、何とか時間を潰します。

3時ごろになり

「落ち着いてきたので、帰ろう」

ということになり、またバスで駅に戻り、都合よく来た特急に乗車。

30分ほどして、また

「気分が悪そうだから、降りるよ」

と妻から声がかかる。

仕方なく、今度は今治で下車。

ホームに20分ほど座り、お茶を飲ませ、落ち着いたのを見計らって、今度は普通列車に。

スピードも出さず、のんびり進む電車に乗り物酔いもないようで、今度はご機嫌です。

運転席のとなりの窓に行き、外を眺めて楽しそうにしていました。

せめて気分が悪いといえるようになってからじゃないと、どこも行けないなという結論に達しました。

帰ってきてから悠は

「電車乗った!電車乗った」

と楽しかったことをアピールしていましたが、我々夫婦には

本当に楽しかったと思っているのか、首をかしげるばかりです。。

Photo

2007年4月28日 (土)

玉ねぎ

私も板前になってはじめて知りました。

というよりは板前になって、修行を終え、松山に帰ってきて

知りました。しかもここ2、3年のことです。

玉ねぎは収穫後干してから食べるということです。

そして干す前は皮が白く、透明に近いのですが、

干すうちに例の茶色い皮に変化していき、普通の我々の

知っている玉ねぎになります。

しっかりと干されて玉ねぎは約1年間風通しのよいとこで保存できますが、

冬場になってくるとひねて来るせいか硬くなってきて、

品質が悪くなります。

煮ても焼いても柔らかくなりにくかったり、柔らかくならなくなってきます。

こうなってくると既に旬を過ぎているといえるでしょう。

干すのは保存の意味だけではなく、

干したほうが白い時よりもはるかに甘みが多く、

水分が少なくなるからか、美味しくなるのです。

今、うちのベランダには玉ねぎがぶら下がっています。

これをそこそこまで干した後、ダンボールなどに入れて、気温の安定した部屋に置いておくとかなり持つんです。

今になってみると農家の軒先には玉ねぎがつられ、さらに秋になるとトウモロコシがぶら下がっていたような気がします。

トウモロコシは恐らく干して粉にするんでしょう。

今の歳になって、やっと分かることもあります。

ちょっと遅くて恥ずかしいですが・・・

2007年4月27日 (金)

ゼリー

つぶあんが残っているので、お昼のお客さんのデザートに使っています。

どうやって使っているか?

珈琲ゼリーぜんざいにしています。

固めの珈琲ゼリーを流して、立方体に切り、

それを器に入れて、上からあんをかけます。

さらにフレッシュクリームをかけまわして出来上がり。

自分で試食して

「まあ、いけるやろ」

ということで、やり始めましたが、評判はかなりのもので、お客様のほとんどが

「おいしい」

といってくれている様子。

しかし、帰りに

「デザートが美味しかったです」

とか

「珈琲ゼリーが最高でした」

といわれる寂しさ。

うちはカフェじゃないんじゃ!

(いや、押さえて押さえて・・・)

フレンチのレストランでも帰りに

「パンが美味しかったです」

という方がいるそうな。

そのレストランに至っては、パンは買っているとのこと。

これはかなりかわいそう。

ゼリーは自分で作っているんだから、そこよりはまだマシか・・・

2007年4月26日 (木)

さわらの卵

この時期になると、サワラに大きな卵が入っています。

もちろん、雄には白子が。

魚が大きいだけに、鯛などとくらべるとかなり大きく長いのが特徴です。

しかし、意外と用途が少ないサワラの子。

焚いても若干血管の色が濃く、出来上がりが黒っぽくなり、

タラコや鯛の子と違い、上品さに欠けるのです。

で、そろそろこのサワラの卵を使って、唐墨もどきを作ろうかなと考えています。

御存知のとおり、からすみはボラの子で作ります。

ボラの卵はサワラのそれとは違い、色もきれいですし、味も最高です。

しかし、お隣香川ではサワラの子をからすみのように加工したり、

台湾やイタリアでもボラやサワラに限らず、様々な魚卵を

からすみ風に仕上げています。スパゲティーに使われるからすみも

ボラとは限らないとのこと。しかも物凄く塩っ辛いらしいです。

昨年はサワラの子をからすみ風に作り、

からすみが大好きな友人にプレゼントしました。

すると

「からすみと変わらんぞ!うまいわ」

と感激してくれました。

店で使うことは出来ないにしても、お茶漬けや賄には出来るでしょうから、

一丁やってみることにします。

ただ、暖かくなりすぎると、難しいんですよね。

2007年4月25日 (水)

酒には注意だ!

数日前、楽天の自店の管理ページにアクセスして、

ログインパスワードとIDを書き込んだときのこと。

楽天のパスワードは安全性確保のため、一週間か十日ほどで期限が切れるように設定されています。

期限が切れると、パスワードが自動的に使えなくなり、強制的に新しいパスワードを設定させられる仕組みになっています。

ちょうどそのとき、旧パスワードの期限が切れ、

「新しいのを設定してください」

と書かれていました。

普段は店のPCで作業を置こうなうことがほとんどなので、

家でアクセスすることはないのですが、この時は少々気になることがあり、

家のPCからの作業でした。

そして、そのとき少しばかりお酒を飲んでいて、気分的には

いい感じのところまで来ていました。

そして何気なくパスワードを設定して、ログイン。

作業を終えて、酔いに任せて床につきました。

そのときは問題が起こるとは夢にも思いませんでした。

次の日、店に行きパスワードを書き込み、ログインしようと思うのに

パスワードが合わず認証されない!

昨晩酔っ払って新たに設定したパスワードがどうしても思い出せないのです。

どうにも無理で、失敗を繰り返したため、認証画面自体も

ロックがかかり、いよいよピンチ。

仕方なく新しくパスワードを設定できる画面に移り、

メールによる本人確認をするべく、アドレスを記入して、

手続きをするのに、今度はメールが届かない。

何度しても届かない。

いよいよ、ピンチ!

「どうすればいいのだろう?」

とコンサルタントに電話するも、忙しくてつながらない・・・

3時間ほどの間、断続的に電話しつづけて、やっとつながり事情を説明。

メールは行っている筈なので、恐らくそちらで何かのブロックをかけているはず。とのお話・・・

「ちなみに、そのシステムから送られてくるアドレスはどんなアドレスですか?」

と自分でブロックの内容を確認しようとコンサルタントに問いただそうとするのに、今度はコンサルタントが、私の言葉を理解してくれない。

「いえ、そうではなくて、そちらがブロックをかけているのですから」

「いやいや、ブロックをかけているのは分かっているんです。ですから、何がブロックされているのか知らないといけないでしょ?楽天からはどんなアドレスでメールが来るんや!キィィィーーー」

と切れてやると、分かってくれたようで、今度はそのアドレスでブロックされてそうなキーワードを

手作業で調べていきます。

500ほどあるブロックリストをひとつひとつ確認して、見ていくうちに、

それっぽいのがありました。

やっとのことでそれを解除。

するとたまっていたメールが一気にアウトルックに流入!

その件数450件。気絶しそうになりました。

これだけブロックしてくれていたんですね。

そのほとんどが迷惑メール。

中には待望の楽天のシステムからのメールも含まれていました。

お陰で1日ぶりにやっと復旧。

教訓

酒に酔い いじるなパソコン パスワード・・・

2007年4月24日 (火)

すごいぜ軍手

大量の魚や小魚、ヌルヌルした魚を処理する時の必需品が軍手です。

沢山の魚の処理をするときに、軍手をしていないと、

手のひら中が傷だらけになり、不衛生になります。

あるときから軍手を積極的に使うようになり

(以前は何かしら抵抗があり、使うのをためらっていた時期があった)

手のほうもきれいになり、今ではなくてはならないものになりつつあります。

で、この軍手ですが、一度使うと魚の脂や内臓の汁等で、

きつい黄ばみができます。

最初、食器洗剤で洗っていたのですが、色も臭いも取れません。

食器用洗剤なんて結構油汚れが落ちそうですが、実はたいしたことが無いとそのとき知りました。

で、次に使ったのは洗濯洗剤。

これはなかなか強力、かつ香りがよく食器用とは比べ物にならない優れもの。

しかし、やはり不満足。数回重ねて使ううちに、どうしても黄ばみがひどく、落ちなくなってきます。

そこで強力な塩素(漂白剤)に度々つけることにしました。

洗濯洗剤で手洗いした後、かなりの濃度の塩素に漬け起きするのです。

すると見る見る汚れは落ち、しかもにおいは全くなく、さらには消毒まで出来ると言う優れもの。

しかし難点が考えられました。

あまりに濃い塩素に漬けているので、すぐにくちるのではないかと考えたのです。

ところがどっこい。軍手はすごいぞ!

素材の問題かもしれませんが、いくら塩素につけても傷みもしません。

布巾なら2回で穴があきそうな漂白剤なのに

「さすが軍で使うだけはあるな!」

と調理場の中で話していました。

「???」

果たして本当に軍手は軍で使われている(使われていた)のだろうか?

2007年4月23日 (月)

花山椒

料理でよく使う木の芽。

何の芽かご存知ですよね?

木の芽とは山椒の木の新芽を言います。

詳しくは分かりませんが、山椒の木にも2種類あって、

一方は小さな木で、山椒の実や、葉が出来ますが、少し葉っぱにふが入っているように思います。

もう一つは本山椒とか呼ばれるようで、太くて大きな幹になり、

すり棒を作ったりします。

他にも種類がありそうですが、私が知っているのは大きいのと小さいのがあるということくらいです。

で、この山椒の木に3月から4月の頭にかけて新芽がいっぱいでてきます。

これをしっかり収穫してやると、さらに芽が出つづけますが、放っておいて、大きな葉っぱにしてしまうと

それ以降、葉は出なくなってきます。

新芽はあれだけ香りが強いのに、大きくなるにつれて、硬くもなるし、香りも薄れて来ます。

さらに、新芽と新芽の間に線香花火が飛び散っているような小さな黄緑色の花が出来ます。

小さいので咲いているのかしぼんでいるのか分からないようなものですが、

そんなのが沢山つきます。しかし集めてみるとたいした量ではないのです。

これが山椒の類で一番高価な花山椒なのです。

その値段たるや実や葉っぱとは比べ物になりません。

恐らく、集めるのも手間ですし、沢山取れないからなのでしょう。

そしてその花を放っておくと、待望の山椒の実が出来るのです。

これは香辛料としても有名ですよね?

青い実としてはちりめんと一緒に焚いたり、佃煮を焚いたり。

乾かして粉にしたものを焼き鳥につけたり、うなぎにつけたりと、用途は様々です。

今日、花山椒が入荷いたしました。

パックに入っているものを平たい容器にあけ、見やすくしたうえで掃除していきます。

掃除といってもたいしたことをするわけではなく、花の下に木の食べられない部分がついていないことだけを確認するだけです。

そうしてきれいになったものを湯がいて甘酢に漬けたり、醤油で焚いたりします。

こうして、1年近く使うことが出来るものになるのです。

次は1ヵ月後の実ざんしょうの掃除です。

これは単純作業で結構きついのです。

掃除した後の指で鼻をほじろうものなら、朝までヒリヒリしたままです・・・

2007年4月22日 (日)

ここんところ・・・

休みのたびに大雨が降り、気持ちも晴れません。

本日も最初の予定では、坊ちゃん電車に乗って高島屋に行き、

高島屋の屋上にある観覧車に乗る予定でした。

朝から

「坊ちゃん列車乗る?」

と言い続ける悠をなだめながら、何とか天気が回復しないだろうかと

甘い期待をしていたのですが、結局一日中雨でした。

あがりそうに無いので昼過ぎに出動し、車で道後の駅まで行き、

電車のチケットを買います。

観光客および、電車大好きな子供のため用に売っている一日乗車券を買い、

早速坊ちゃん電車の時刻表を見ますが、

なかなか本数が少なく、無いんですよ、適当なときに。

それで、とりあえず普通の電車に乗せて、様子を見ることに。

まず、JR行きの電車に乗り、松山駅から環状線に乗り換えて再び道後に戻って来ましたが、その間いくつもの列車とすれ違うたびに

「電車来た!」

と大喜び。自分も電車に乗っているのに、どうも乗ることより、

見ることのほうが興味があるらしく、それなら今度からは見せるだけにしようかねという話になりつつあります。

特に坊ちゃん電車とすれ違ったときはうれしくてたまりません。

身を乗り出して電車を目で追い

「バイバイ」

していました。

結局、坊ちゃん列車には乗ることなく、電車遊びも終わったのですが、

帰りの車で

「楽しかった?」

と聞くと

「うん、坊ちゃん列車乗った」

と言っていましたから、こりゃ、どうでも良かったんだと安心いたしました。

ちなみに観覧車は天気が悪いのであきらめました。

次回のお休みで、天気がいい時ということで!

余談ですが、文中に出てくる環状線。

電車には確かに環状線と書いているのですが、1両の市内電車なんです。

昔、私の友人カップルがお国自慢で

自分の地元の都会さをアピールしあってて(要はどちらの地元が都会か張り合っていたのです)

何を思ったか、私の友人男性のほうが

「松山には環状線がある」

と言い切ったのです。

大阪の環状線や、東京の山手線を思い浮かべたその彼女。

それはすごい!と松山行きを決断。

来てみて市内電車の一周30分ほどの環状線を見て愕然として、

詐欺呼ばわりしていたのを覚えています。

確かに環状線でありますが一般的な環状線とは言いがたいかもしれません・・・

2007年4月21日 (土)

あぶらめ

春にしか使わない魚と言うのもあります。

その一つが油目です。

ところによると“あいなめ”と呼ぶところもあり、この場合漢字で書くと

“鮎並”と書くようです。

鮎とは似ても似つかない魚ですが・・・

しかし、以前から言っていますが、魚の中では1,2を争う

愛くるしい顔の持ち主です。

顔はともかくとして、この魚以前は見向きもされない魚でした。

皮はごつく、硬く、うろこは小さく取りにくく、小骨はあってといいところが見つかりません。

唯一いいところは脂がのっている時の味はぴか一だと言うことです。

ところがこのところ、料理法バリエーション化や季節感があることや、他の魚の品薄だった時代と重なり、注目される魚となりました。

実際料理の本を見ても、春には大抵の店で出てきます。

食べ方は大きく分けて3つ。

一つ目。飾り包丁を入れて葛を打ち、お吸物にします。

細かな脂が吸い物の味を引き立てます。

二つ目。皮面だけをパリッと焼いて、焼皮造りにします。

これは皮の旨味も一緒に食べれる調理法です。

三つ目は焼き物。

やはり飾り包丁をいれて白焼きにした後、タレをかけながら焼き、最後に木の芽をふり“木の芽焼き”にします。

どれも美味しいのですが、よく使うのはお吸物。

でも本当に味がいいのは木の芽焼きかと思います。

でも原価がかかりすぎるので、ちょっと料理しにくいのが難点です。

油目に関して面白いのは、大きさの表現をビール瓶にたとえます。

小さいのから、小ビン、中ビン、大ビンとなりますが、大ビンなんてのはめったにいません。中ビンだと

「これまた大きな油目やな!」

と驚くくらいです。

食べたことのない方は是非一度食べてみてもらいたい魚です。

2007年4月20日 (金)

けち

いとこの子が店に遊びに来ました。

偶然うちの悠も来ていて、店も昼休みになっていたので、一緒にシャーベットを食べたりして遊んでいました。

店には悠のおもちゃが少しあります。

ほとんどが大好きな電車のおもちゃ。

悠がひとりでそれを持っていたので、いとこの子(誠といいます)に

「貸してあげてね」

といって私や妻がそれをとると

「ふがふゃがありゃ・・・」

と聞き取れない言葉をいって、おもちゃを取り返すのです。

どうやら貸してやらないといっているようです。

仕方がないので、今度は違うものを誠に渡して遊ばそうとすると、それまで奪いに行って取り上げてしまうのです。

自分はおもちゃをいっぱい持っていて、抱えきれないほどなのに・・・

こういう時って不思議と親同士に緊張感があるのです。

やはり「取り上げないで欲しい」と思うでしょうし、私たちのほうは「頼むからやめてよ。貸してあげなさいよ」と思うのです。決して声には出しませんが!

しかし子供はかんたんに言うことなど聞くものではありません。

結局、誠は何も遊ぶものを持たせてもらうことなく、突っ立っているだけ。

なんだかかわいそう・・・

でも不思議なことに先に悠が帰ってしまうと、何にも遊んでもらったりもしていないのに、誠が

「ああ~あ(帰っちゃった)」

と連発するのです。やっぱり遊んでもらえなくても、子供同士相通ずるものがあるのですね。

それにしてもうちの子、ケチだわ。私に似たのかな・・・

2007年4月19日 (木)

不思議な縁

楽天でオークションを開催していた時のこと。

期間が終わり、落札者を確認してみると、

苗字こそ知らないものの、名前は見覚えのある。

というのも結構珍しい名前だったので、忘れられない名前。

「あれ、この名前・・・」

と思いましたが、私から

「○○さんですよね?」

なんて聞けないし、もちろん住所も全く違っていましたから、

同じ名前の人もいるんだろうな。と考えていました。

ところがメールのやり取りをするうちに

「実は旧姓○○ですが、覚えていますか?」

と言ってくるのです。

「分かりますよ。やっぱりですか?お久しぶりですね。元気ですか?」

なんて会話をしました。

以前親しくしていて、私が京都から松山に引っ越したこともあり、

全く連絡を取り合わなくなってしまっていました。

あれから既に8年。

何でも松山の料理屋の検索をしていたときに、偶然うちの店にヒットし、

さらにこのブログを見てくれていて、しかも楽天にたどり着き、

楽天で買い物をしてくれたと言う次第です。

何か不思議な縁があるもんだなと、しみじみ感じました。

5年程前に結婚して、子供も2人いて幸せに暮らしているらしく、

「家族に安全で美味しいものを食べさせたくて」

なんてしおらしい事を言うのです。

それからというもの度々に利用していただいて、お付き合いさせていただいています。

何年たってもこうして、疎遠になっていてもふとつながるもんだなと

正直、驚いています。

2007年4月18日 (水)

結婚記念日

先の日曜日にお祭りで出勤したため、代休をいただきました。

そして、珍しく平日の休みですから、結婚記念日に何もしていないからと言うことで、

日曜日には営業していない店に行こうと、比較的最近できた

イタリアンの店におうかがいしました。

久しぶりの洋食で、2人ともちょっと興奮気味。

あれが食べたい、これが食べたいと言う話をしながら気分は盛り上がっています。

食べたかった、ウニのパスタやリゾットなど、希望のものをアラカルトで注文します。

ところがピザがメニューにない!

イタリアンと言えばパスタとピザ。

はっきりしたことは分かりませんが、たいていの日本人に聞けばそういうことでしょう。

2人で

「無いね!イタリアのいろんな地方料理で、ピザが無いところがあるのかな?」

ということになりましたが、恥ずかしくて聞けません。

とはいえ、注文したすべてがおいしく、いい記念日になりました。

2007年4月17日 (火)

ソムリエ

ワインのことを少しでも知りたいと思い、飲みにも出ないと

勉強もできまいと、恐る恐る1月前、いとこと共に訪れたワインバーの

扉を開けました。

平日の中途半端な時間帯だけあって、お店のほうは忙しそうにはありません。

「こんばんは」

すると奥から出てきたソムリエさん。私の顔を見るなりいきなり

「ああ、いらっしゃいませ、森脇さん」

と来るのです。

1月前、たった2時間ほどその場にいて、ワインの話をして

一応名刺の交換はしましたが、私はそのソムリエさんの名前を覚えていません。

それなのに

「森脇さんでしたっけ?」

ではなく

「いらっしゃいませ、森脇さん」

ですから、非常に驚きました。

その瞬間からはず~とソムリエさんのペース。

私はワインを知らないし、何を飲めばいいかも分からない。

ソムリエさんはもちろんワインを熟知しているだけではなく、

先日私から得た予備知識さえも完全に把握しているようでした。

「日曜日はお休みでしたが、祭日は営業されているんですね?」

とか、

「きついチーズは嫌いでしたね?」

さすがですね。

これが本物のサービスというものかと頭が下がる思いでした。

この話を店のみんなにすると

「私は無理です。理想ですよね・・・」

と言う意見が大半。みんな口々に

「それはすごい」

の連発でした。

うちなんか、見たことはあるけど、よく知らない人が来られると、店中ひっくり返したように

「あれ誰やった?あれ誰やった?いつ来たっけ?誰の知り合い・・・」

等々で、最初っからやられちゃっています。

見習わないといけないですね!

ワインの話ですか?

また、もう少し勉強してからお話することにします。

今は赤、白、黄色くらいしか分かりませんから・・・

2007年4月16日 (月)

飲みすぎか?

昨日、お祭りもあり、昼頃から少しだけ飲み、

家に帰ってまた少しだけ飲み、酔い覚ましに悠と散歩に行き、

帰って来てから、さらに夕食で飲み、この飲んだ1回1回はたいした量ではないのですが、

自分で飲んだ量がわからなくなっていたのと、

睡眠不足も重なって、夕食後の出来事を一切覚えていませんでした。

寝る前に何をしたのか、どのように床についたのか。

寝るまでは何でもなかったのに、不思議です。

妻の話では、子供と一緒に寝るのだと言って、布団に無理やり連れて行き、人形と子供とならんで布団に入り

当然私のほうが先に寝て、

悠は人形とお話をしていたらしいのですが、

そんなことは一切記憶にありません。

気が付けば、朝の4時になぜか目覚ましがなり、まだ早すぎるともう一度目覚ましをかけなおし、

再び起きたのは、やはりかけなおした目覚ましの音でした。

結局、11時間ほどひっくり返ったままで起きたのは、朝。

物凄い睡眠でした。

ただ、強烈に胃が痛く、体がだるかったです。

何でそうなる前に気付かなかったか?

30も過ぎて、情けないもんです。

休日に普段の日の睡眠より2時間以上長く寝てしまう人は、

鬱になりやすいそうです。

あまり寝ないように心がけていた矢先に・・・

無念!

2007年4月15日 (日)

牡丹祭り

父の実家のお寺(松山市別府町 浄明院)で牡丹祭りと魚供養のお祭りがありました。

その中で餅まきがあるのですが、毎年悠がじいちゃんと一緒に

本堂に上がり、餅を撒かせてもらっています。

最初は生まれて3ヶ月にならない首が据わるかどうかぐらいのときで

おぼつかない様子でした。

昨年はたくさんの人に驚き、その中に母親を見つけて、ぐずり始めて、大変でした。

そして、3回目となる今回、やはり大きくなったことを感じさせられました。

餅を撒いているほかの人や、おじいさんの様子を見て喜んだり、

自分で餅を投げることも初めてできました。

成長しましたね・・・

Haruka_1

2007年4月14日 (土)

残念

以前お話したかと思いますが、ぐるなびシェフ料理コンテストと言うのが行われています。

当初、私が応募しようとしていたら、若い子達が非常に乗り気で、

ついに私の出る幕なく、ことが進んでいると言う話でした。

というのも、優勝賞金100万円という高額商品に目がくらみ

、取らぬ狸の・・・で

「100万円でどうのこうの」

と非常に盛り上がっていた時期がありました。

ところがいざ、考えてみる段になると、やはりそれなりのものを作るのは難しく、応募を断念する者も現われ、

実際にメニューを郵送したのは2人にとどまりました。

応募してからというもの、結果が気になって仕方がない様子。

HPによると3月くらいの締め切りで、つい先日まで第一次審査が行われていたようで、1ヶ月以上の審査期間があるため、待ち遠しかったのも無理はないでしょう。

そして昨日、2人に審査結果がぐるなび本社から郵送されてきました。

結果、2名とも落選。

非常に気の毒ですが、現実です。

内1人は

「審査員が悪いな。私が1100人中100人くらいに選ばれないわけがない」

と大物を言っています。

後1人は

「審査とおるにも金が要るんかな?」

などと悪態を尽き、我の力不足を疑う余地はないようです。

ある意味頼もしい!

とにかく、今年は終わりです。

また、来年機会があれば応募してみるのも勉強でしょう。

2007年4月13日 (金)

なかなかやります

昼の休憩時間に買い物に行きました。

シャツが欲しいなと思い、こんな感じのものを買おうと何となくは決めて、

しかも、このメーカーでというのもあらかじめ、ほぼ80%は決めていたつもりでした。

もちろん予算も。

近所のデパートの紳士服売り場に上がると、平日の昼中だけあって、

「がら~ん」とまでは言わないものの、かなり人気はありません。

店員さんたちは

「おお、お客さん」

と思ったか

「カモが一匹」

と思ったか。何か用事がなければそんな日時に男1人がデパートには来ないでしょうから、目が違います。

何気なく私を見ては、目をそらし、

つってあるものを物色しようものなら

「さささ・・・」

とよってきて

「いらっしゃいませ!」

と言います。

「どうも、どうも」

とかわしながら、いきなり自分の決めたショップに行くのも

つまらないと思い、その前に違うところを・・・

と遠回りをして、普段行かない奥のほうにいきました。

そこには私が決めている予算よりははるかに高いであろうと思われるショップがたちならび、

笑顔の店員さんたちが、見事に並んでいます。

口では言いませんが

「どうぞ、どうぞ」

と目が誘っています。

一つのお店に吸い込まれるように入ったお店は、好きなメーカーだけどちょっとお高い目のブランド。

ちょっと年配向けかな?なんて思いながら少しだけ物色。

すると店員さんが

「シャツですか?」

と擦り寄ってきます。今度は店の中に入っていますから、かわすこともできず

「そうなんですよ。ちょっとカジュアルな感じで・・・」

といったものの、私の普段着を見て、フォーマルな服を勧める間抜けな店員は居るまいと、1人突っ込みをしながら、

「こんなのどうです?」

などと言う店員さんの勧めるのを見ながら、いろいろ会話をしていきます。

次第に店員さんも私の好みが分かり始め、それっぽいものを並べ始めます。

ちょっとやばくなってきました。早く何とか言ってこの場を去らないと、泥沼だ・・・

と焦りつつも、いいのを出してくるのです。

「ちょっと着られてみます?」

ヤバイ!ついに伝家の宝刀を店員さんに抜かせてしまいました。

こうなったらペースはもちろん相手方。

それでも3着は「あ~だ、こ~だ」といちゃもんを付け(実際に気に入らなかったけど)その場を凌いでいます。

値札を見てみるに、どうも予算より1万円ほどはオーバーしています。

「やっぱり買えないよな・・・」

などと思いながら、ちょっと資金繰りを考えたりし始めている自分に気付き

「これは店員ペースだよ。まさに・・・」

つぶやいてももう遅いんです。

しかも試着室から出てみると、なんと店員が2人に増え、敵方まさに優勢!

2人で相談しながら

「私はこんなイメージですがね。どうかしら?」

などと人のイメージを勝手に作っています。

そして出てしまったのです。ついに・・・

試着した4着目。自分でも大変気に入ったデザインに色。今までのものとは比べ物にならないくらい、自分勝手に

「似合ってる」

と思い込んでしまえる商品。

で、ついに私は目的のショップに辿り着くことなく陥落。

「これ、いただきます」

後の1万はどっから出てくるんだ?などと自問自答しても

小遣いが増えるわけでもなく、でも気に入ったものが手に入る喜びに浸りつつ

「快感だ!」

買い物を楽しむ人が最高の瞬間です。

そして商品を受け取り、その店を後にしながら

「何かを買いにきた人、買おうと思って来ている人に違うものを買わせる事なんて、実は簡単な事なんだろうな。デパートに来た人はほとんどの人が何も買うものを決めていないのに、ついつい買ってしまうという話を聞いた事があるから、買うつもりの人なんて、チョロイんだろうな・・・」

とつぶやきます。

ただ、気がかりなことが一つ。

店員さんに

「お客様、Lサイズでは肩幅がきつそうですね。LLにしませんか?」

と言われ

「そうですか?」

とLLに着替え、店員さんに見せると

「ぴったりですね!やっぱり肩幅や胸板があるから・・・」

太っているとは決して言わないようです。

ついにLサイズが入らなくなってしまった・・・

2007年4月12日 (木)

不作

何が不作か?

筍です。

不作といってもできない訳ではなく、

出来ていても物が悪いのです。

筍の目利きを説明させてもらいますと、

まず、全体に白っぽい事。

これが柔らかさを表しています。

次に筍の先が青くないこと。

青いということは地面からかなりの時間出ていたことになりますから、

えぐみが増えます。地中にあるものを掘ったのじゃないと、

値打ちがありません。

さらには形がずんぐりしていて、尻のほうが太いこと。

この見た目も意外と重要で、形がいいものの方が美味しいです。

そして切り口が新鮮であること。

筍は鮮度が命。

掘ってなるべく早くに湯がかないと、あくが回り、えぐみがまします。

こんな所がポイントなのですが、今年のは全然ダメ。

たくさんの中からいいものを選ぶのが大変です。

自然が相手だけに理由もわかりませんし、なんとも言えませんが、ただただ、いいものが欲しいのですが・・・

暖冬が影響かな?

2007年4月11日 (水)

精進料理

某茶道系雑誌に

永平寺の精進料理の特集が掲載されたいました。

日本仏教の中でも永平寺を本山とする曹洞宗は戒律が厳しいことで有名です。

こと本山においては厳しい修行がなされ、その修行僧たちはお寺において精進料理を食べると言いますから

私が知っているお坊さんに比べると・・・

これ以上は言いますまい!

その特集の中で驚いたのはまず、料理は料理の担当がいるわけではなく、

修行僧が持ち回りで料理を担当し、しかもその料理も仏教の修業として位置付けされていると言うことでした。

何百人もの料理を作るのに、最初は包丁すら触ったことない

若い僧が調理場に入り奮闘するそうです。

その中でも責任者は居られるようで、その人ももちろん僧侶。現場監督のような立場の人です。

次に驚いたのは一切に素材の無駄を出さないと言うこと。

動植物により、人間が生かされている事を知り、いただいた命は決して無駄にはせず、全て食べきるのだそうです。

修行だとはいえ、かなり厳しいないようです。

一番驚いたのはピーマンの種の部分まで佃煮にして食べるのだそうです。

ここまでくれば頭が下がります。

さらに修業的な料理は続きます。

調理場の片付け、清掃は修行の最も重要な部分として位置付けられ、

隅々まできれいに、磨き上げられ、もとあったものは元の場所に整頓され、この全てが終わった時点で、一日の修行が終わりだそうです。

料理の修行時間は朝2時から夜の9時まで。

人間の働ける時間ではありません。

恐れ入ります。

おそらくどのポジションでも修行以外は寝る時間なんでしょうね・・・

それを見て

「我々は楽しているんだな」

と恥ずかしくなりました・・・

でも決して真似はできない。

どんな気持ちで修行されているのか話を聞いてみたいものです。

2007年4月10日 (火)

究極のかき揚げ

お客様が

「巧さん、食べたことのないようなかき揚げを食べさせてや」

とおっしゃいます。

「かき揚げですか?」

と尋ねながら(さて、食べたことないようなとはいかなるものか・・・)

と考えをめぐらせながら受け答えしておりました。

さらにお客様は

「それをかき揚げ丼にしてくれない?」

来ました!そりゃ無理だ!

なんとも上品さのない丼物をいかにも一流の料理と見せなければならない

一種の難題です。

渋々で、自信なく

「分かりました。やってみましょう」

と引き受けてしまいました。

牛肉のかき揚げなんて出来ないだろうなとか、筍のかき揚げなんてどうだろうな?でも丼にするには物足りないだろうな・・・

といろんな案が浮かんでは、即ボツになります。

ようやく、考えついたのは、変わったものではなく、高価なもので、食べたことのないものにしようという究極な考え。

高いけどいいかな?なんて心配に思いながらやったかき揚げは

“アワビと車海老のかき揚げ丼”

これは食べたことないでしょう。普通の人は・・・

てなことで、アワビを水槽から引き上げぶつ切りに・・・

「これだけで原価3000円・・・」

なんて思うと手が震えます。

さらに車海老も頭をのけてぶつ切りに。

「原価1500円・・・」

と思うと

「この海老手術したらまた生き返るかな?(かえりません)」

などとくだらないことをいいながら料理を進めていきます。

そして油場に

「絶対失敗するなよ!もう出来んぞ!」

といい聞かせ、無事出来上がりました。

「何と贅沢な・・・」

泡を吹きそうな小心な自分がいました。

しかし、これだけのものを使って、まずい訳は無いとわかっていても、

感想が気になるもんです。

するとお客さんが席から出てこられ

「今まで食べたことなく、最高に美味いかき揚げだった!」

とお褒めの言葉をかけてくれました。

いや、うれしかったですね。しかし驚いたことに、そのお客さん

「今度はもっとたくさんアワビと海老を入れてやってみようかね♪」

卒倒しそうになりました・・・

2007年4月 9日 (月)

穴子笹飯

先日テレビで、穴子の笹飯というのを見ました。

穴子の骨で取った出汁でもち米を炊き(本当は蒸しているのだと思う)、

その炊いたもち米で焼いた穴子と干し椎茸をはさみ、型で押すというものでした。

さらにその押したものを寸法をそろえて切り、笹でくるんでいました。

場所は穴子で有名な広島は宮島近辺の旅館。

何でもお客さんの夜食用に用意していたところ、美味しくて評判がいいため

お土産にしてくれと言われ、作るようになったのだとか。

それをみていた妻が

「美味しそうだから、あれ食べに行こう」

と言うわけです。私も確かに美味しそうだなとは思いましたが、

もちろん自分が作ったほうが美味しいに決まっていると

妙な自信があるわけです。

思わず

「あれくらいだったら作れるよ」

と言ってしまいました。

しかし、言ってすぐいきなり後悔。

難しい料理ではないですが、手間!

なんといっても、もち米なんて、前日からといでおいて、蒸し器を出して蒸さないといけないですし、

穴子も割いて焼かないといけない。椎茸もしかり・・・

こうなってくると、やはりそこそこ時間が取られます。

やっぱり食べに行くほうが楽だ。

そんな結論に達しました。

でも、店の料理として作るのも、面白いかなとひそかに考えています

思いっきりパクリですけどね!

2007年4月 8日 (日)

県議会議員選挙

愛媛県でも県議の選挙がありました。

私はよほどのことがない限り、選挙には行くようにしています。

もちろん自分の1票くらいで何も変わらないことも分かっています。

しかし、一応義務も果たし、与えられた最低限の権利として、

使わない手はないかなと考えています。

今は夜も遅くまで投票できるようになって、昼間遊んでいても、夜ご飯の前に

「ちょっと選挙に」

なんていうのができるようになり、さらに自分自身の投票率が上がったように思います。

投票場は近所の小学校。

例の通り、投票場は逆コの字型にテーブルが並べられ、順々に手順を踏んで、回っていくような形になっています。

それを悠はそこを回るのがとても楽しいようで、選管の皆さんが見ている前を小走りに走り、喜んでいました。

選管の人たちも投票の人が少なく落ち着いていたこともあり、

笑顔で見守ってくれていました。

最後に妻の書いた投票用紙を投票箱に入れさせてもらったりして、

非常に喜んでいました。私的には

「自分で投票しなくても大丈夫なのか?」

と言う気もしましたが、何も言われなかったのでOKなのでしょう。

帰りにタクシーに乗って投票に訪れたお年寄りの方がいて、

「そこまでして・・・」

と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、

本当にえらいなと感心いたしました。

2007年4月 7日 (土)

蒸しアワビ

日本料理の食材としても、かなり高級な部類に入る

アワビ。高い理由はやはり漁獲高が少ないのが一番です。

私も浅い海に素潜りして、友人に

「ここにはアワビがおるから、絶対探すんぞ。岩のこうして、こうしたところの裏側に居るからな」

そんなことを言われながら、遊んでいた時のこと。

いわれた感じの岩付近に行き、息の続く限り、一生懸命探しますが、全然見つかりません。

大きな雲丹や、サザエはそれでもちらほらいるのです。

それを見て

「サザエやウニはこんなにいるのに、アワビはお目にもかかれないんだから、高価なはずだ・・・」

と現実を知ったものです。

恐らく漁師も一生懸命探しているのでしょう。

そんな高級なアワビですが、旬はこれからだんだん上昇し、夏場にかけてが最高によくなります。

旬にちょっと早かったからからかもしれませんが。寂しい出来事がありました。

お客様から

「蒸しアワビが食べたいから、蒸してくれる」

と注文を受けたときのこと。

これくらいが妥当だろうという大きさのアワビを水槽から引き上げ、酒を振り、昆布に乗せて蒸しました。

その間お客さんには待ってもらい、しばらくして、出来上がりの時間になり、蒸し器を開けてビックリ!

何とアワビが見るも無残に縮んでしまい、もとあった貝殻の3分の1くらいになってしまっているのです。

父が

「これは出せんな・・・」

とぼやいていますが、仕方ありません。お客さんには待ってもらい、違うものを再度水槽から引き上げ、蒸しなおしました。

次も小さくなっていたら、どうしようかと少々ビビっていましたが、後のものは問題なく出来上がりました。

それにしてもあれほどまで縮んだのは始めてみました。

身が痩せていたのかもしれませんが、ほとんどが貝殻の重さになってしまいましたから、とんだ損失です。

仕方ないので、細かく切って酢の物に入れてしまいました。

小さくても味は悪くないのですが・・・

2007年4月 6日 (金)

おかげさまで・・・

2ヶ月ほど前の日曜日の朝。

ゴルフの練習場で

「せっかくいい天気なのに、山(ゴルフ場)に行けないなんて、寂しいもんだ・・・」

などとつまらないことを考えながら、「ぼー」っと練習場のベンチに腰掛け、缶コーヒーを飲んでいました。

そこへ現われた見たことある男。

「あれ?」

高校時代の同級生です。彼にはたまにここで会うことがあったのですが、ここのところ久しぶりでした。

私「元気にしてたの?」

友人「ああ、元気よ。おまえも嫁にお願いして、練習場に来させてもらってるのか?そんな顔してるぞ」

確かにそこまでではないにしろ、やはり許可を得てきている事には間違いありませんでしたから「そうだ」と答えました。

彼は

「わしなんか、午後は子供の面倒見るから、頼むし行かせてくれって、逃げるようにきたんやから」

どこの家も同じようなことが繰り広げられているのです。

そして、ひょんなことから

「おまえの店、いくらなら料理してくれるの?」

と聞くので、説明して

「何か予定でもあるの?」

と聞くと、何でも送別会があるとのことでした。

まあ、昔から思わせぶりなところがあるやつだったんで、話半分にしておいたほうが、自分自身楽かな!なんて予防線を張りながら、少しは期待をしながらそんなこと忘れていたころ、

彼から電話が入り

「もしもし、こないだの話しやけど、お願いできるかな?予約したいんやけど、6日空いてる?」

なんてあっさり決まってしまいました。

こうして昔の友人が私が店をしている事を覚えていてくれて、

機会があれば使ってやろうと思ってくれるのですから、非常にありがたいなと思いながら、彼らの料理を作りました。

こういうつながりを持ちつつ、また増やしたりして、お陰で生きていけるんだろうなと

感謝でいっぱいでした。

そして、それに答えてくれるように、皆口々に

「美味しかったです。さすがですね」

なんてお世辞も交えながら帰っていきました。

ただ、友人は

「どこの仕出し頼んだの?美味しかったよ!」

と嫌味な一言。

そんな友人、私には多い・・・

2007年4月 5日 (木)

新酒

新酒の季節がやってきました!

秋に出来たお米を仕込み、冬を越して、春先に漉して出来上がった新酒。

酒蔵には新酒が出来たことを示す、杉玉がつるされるようになります。

地酒で生の原酒にこだわった、お酒を扱う名田さんと知り合い、

数種類のお酒を仕入れるようになりました。

どのお酒も美味しく、評判はいいのですが、中でも上位2つは森の翠と城川郷というお酒です。

名田さんのとこでもなかなか人気の銘柄のようで、

1月くらいをもって、売切れてしまいました。

そしてやっと先日、第一弾が届いたようで、本日うちにも久しぶりに入荷いたしました。

偶然、冷酒の好きな方がご来店している時で、ちょうど飲んでいただくことができ、

今年も幸先の良いスタートが切れそうな地酒陣であります。

愛媛のお酒も捨てたもんじゃないなつくづく感じさせられます。

実際美味しいんですよ!

2007年4月 4日 (水)

口内炎撲滅キャンペーン

口内炎で悩んでいる方、いらっしゃいませんか?

私がとっても身近で、しかし病気とも呼べず、もちろん病院にもいけず、

とは言え、すごくストレスに感じて、頭痛を引き起こしたり、できる場所によれば微熱さえも伴う、

精神衛生を著しく害する存在なのが口内炎なのです。

お客さんでドクターをしている方に一度相談したことがあります。

「私は寝不足をしたり、暴飲暴食をしたりするから口内炎になりやすいのでしょうか?」

との問いに、先生は

「あなたより悪いことをしている人はたくさんいます。でも口内炎にならない人もいるということは、まさしく体質によるものなのです」

それを聞いた時、私は口内炎と一生連れ添っていく決意をいたしました。

だってそうでしょう?

体質で口内炎ができている以上、体質が変わらないとできなくならないわけですから・・・

体質なんて変わるものでもないでしょうから。

そんなことを考えていた時でも、口内炎になった時には肩を揉んだり、ビタミンBを摂取したり、色々早く治すような努力はしました。

しかし、そういったものではたいして効果を感じることもありませんでした。

小さいのができ始め「こりゃ、来たわ」と感じると、またたく間に成長を始め

大きくなり、およそ10日ほども持続して痛みを伴い、やがて消滅していくのです。

あるとき、喉が痛く、耳鼻科に行ったときの事でした。

そのときも大きな口内炎が出来ていました。

それを見て先生が

「こりゃ痛いね!焼いておきましょう」

そういって綿棒に何かを付け、処置をしてくれました。

私はこれが劇的に効けば、次回口内炎が出来た時は耳鼻科に来ようと非常に期待しました。

ところが、結果は・・・

しかし、若干治るのが早いような気がして、やはりつける薬も使わないといけないのかなと感じはじめました。

今までは口に薬をつけると仕事柄、良くないことが多いのと、塗り薬は効果があまり感じられなかったので、避けていました。

改心して、寝る前や、休憩中にこまめに付ける事で、かなり治る期間が短縮されることに気付きました。

さらに、口の中で

「これは怪しいぞ」

と感じた出来始めの時に、こまめに付けると、あまり大きく成長することなく、さらに痛みもほとんどなく、消えることを

発見しました。

加えて薬をつける前に、うがいをするとさらに効果的なこともわかりました。

蜂蜜を塗るとか、レモンを絞るとか訳のわからない民間療法に頼っていた自分が情けなくなりました。

やはり医学は現代のものに限ります。

口内炎でお困りの方、うがいとこまめな薬付け。さらにビタミンの摂取で、効果があります。

是非お試しください。発見まで30年かかりました・・・

2007年4月 3日 (火)

なかなかいけます

昨日から献立が変わり、早くHPのお料理コーナーの写真を

UPしないといけないのに、なかなか時間が取れず、ご迷惑をおかけしております。

夜の天ぷらの献立は、しらうおの天ぷらになっていたのですが、

我々の勘違いか、もしくは暖冬のせいか、魚屋さんから

「今月は入荷が無いと思いますが・・・」

との指摘を受け、急遽飯だこを天ぷらしてみる事になりました。

天ぷらの具材として、今一なじみがない飯だこですが(本当はいろんなところで揚げられていたら、すみません)

ヌルヌルのまま揚げるのではなく、一度「さっ」と霜降り(湯通し)して天ぷらにすると、結構美味いのです。

足は足で、大きな蛸よりはるかに柔らかく、そのうえ味は良く、

頭は頭でアツアツの中から「プチっ」というか「もちゃっ」というか不思議な食感の飯(飯だこの子)がこぼれ出て、なかなか変り種なんです。

どうやら怪我の功名といいますでしょうか、今月はこのまま飯だこの天ぷらで通すことに決めたようです。

2007年4月 2日 (月)

焼豚玉子丼

今日の賄いで、若いこの一人が焼豚玉子丼なるものを作ってくれました。

本当は焼豚でするところですが、本日は甘辛く焚いた豚肉を使用。

それと別に目玉焼きが一つ。

丼ですから、ご飯をよそい本来なら焼豚を乗せ、その上に目玉焼きをのせて、半熟の黄身を割ってかき混ぜて食べると言った具合なのです。

こんな丼を見たのは初めてで

「それなんていう料理?」

と聞くと、若い子がこう教えてくれました。

何でも松山の北東に位置する、造船とタオルの町今治と言うところの名物だそうで、今治の中華料理屋さんにはどこでもあるそうです。

中にはお惣菜としてスーパーで売っているところもあり、

すごくマイナーな名物料理のようです。

これを作った板前はもちろん今治出身。

気になったので他にもそんな料理ある?

と聞いたのですが、いぎす豆腐という海藻で作る料理を教えてくれたのと、

せんざんきと呼ばれる、何の変哲もないから揚げの話をしてくれました。

今治だけだと思いますが、鳥のから揚げを“せんざんき”と呼んでいるのです。

きっちりした線引きはないようですが、やはり何かがちがうんです。

知っているようで知らない名物料理を教えてもらい、なかなか勉強になりました。

こんな所がありましたから、覗いてみてください。

http://www.dokidoki.ne.jp/home2/doinaka/hyakka/tabemono/index.html

2007年4月 1日 (日)

お蕎麦

久しぶりに菊榮さんにそばを食べに行きました。

夜おうかがいするのは初めてで、

そば前(そばを食べる前に、もしくはそばができるまでに食べるもので、お酒のあてにする人が多い)を注文するのも初めて。

ビールを一本注文して、そば豆腐と鴨の塩焼きを注文しました。

普段昼ごはんとして食べるそばは、蕎麦屋さん自体もせかせか忙しそうにしているので、

のんびりできる雰囲気はありません。

店に入ったら注文して、すぐにそばが出てきて、言葉も発することなく

「ズル、ズル」

と音をたてて一気に食し、食べたらすぐに席を後にする。

そんなときにしか行ったことありませんでした。

ところが夜は一味違います。

なんとなく店自体も落ち着き、じっくり居座れる感じがあります。

ビールを飲みながら、そば前を食べ、さらに冷酒をたのみ、

悠のご飯の親子丼を注文してと、肝心のそばはいまだに注文せず、

のんびりしています。

機も熟して、そろそろというころにそばを注文。

たのんだそばは3種類。今日はやる気です!

せいろ、粗挽き田舎そば、ぶっかけ。珍しいのでお勧めいただいた

田舎そばは私も打つことはありますが、うまくいったことのないくらい

難度の高いそば粉。

食べてみると香りも強く、腰もほどほどに非常においしかったです。

粗挽きとはいえ、ざらつき感もいいくらいで、やはりプロですね。

3種類のそばを3人で回しながら食べますが、悠はなかなか食が進みません。

外食に出るといつもそうですが、遊びのほうが楽しくて、

どうしても食べることがおろそかになってしまうのです。

せっかくたのんだ親子丼も大半は私が食べ、そばも少ししか食べません。

ところが親2人がおなかいっぱいになり始めたころ、

急にそばを食べ始め、少ししか残っていなかったので、

まだ食べるといって、ききません。

もう一枚たのんでもいいのですが、

もしあまり食べなかったら、私たちはきつい状態です。

「本当に食べるの?」

と繰り返し聞き

「うん」

というものですから、その言葉を信じてせいろを一枚注文。

内心は無理して自分が食べないといけないんだろうなと思っていました。

ところが意外や意外。

せいろの半分ほどを勢い良く食べ、

「おいしい、おいしい」

と言っています。

おなかを抱えながらもすべてを完食しました。

帰りにお会計の時、注文がたくさんあって、

さすがにちょっと値段が高いと感じたのか、

お店の奥さんがあわてて検算して確認していたのが印象的でした。

夜のそばもなかなかおつなものです。

昼とはまた違った趣がありますね。

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