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2007年4月21日 (土)

あぶらめ

春にしか使わない魚と言うのもあります。

その一つが油目です。

ところによると“あいなめ”と呼ぶところもあり、この場合漢字で書くと

“鮎並”と書くようです。

鮎とは似ても似つかない魚ですが・・・

しかし、以前から言っていますが、魚の中では1,2を争う

愛くるしい顔の持ち主です。

顔はともかくとして、この魚以前は見向きもされない魚でした。

皮はごつく、硬く、うろこは小さく取りにくく、小骨はあってといいところが見つかりません。

唯一いいところは脂がのっている時の味はぴか一だと言うことです。

ところがこのところ、料理法バリエーション化や季節感があることや、他の魚の品薄だった時代と重なり、注目される魚となりました。

実際料理の本を見ても、春には大抵の店で出てきます。

食べ方は大きく分けて3つ。

一つ目。飾り包丁を入れて葛を打ち、お吸物にします。

細かな脂が吸い物の味を引き立てます。

二つ目。皮面だけをパリッと焼いて、焼皮造りにします。

これは皮の旨味も一緒に食べれる調理法です。

三つ目は焼き物。

やはり飾り包丁をいれて白焼きにした後、タレをかけながら焼き、最後に木の芽をふり“木の芽焼き”にします。

どれも美味しいのですが、よく使うのはお吸物。

でも本当に味がいいのは木の芽焼きかと思います。

でも原価がかかりすぎるので、ちょっと料理しにくいのが難点です。

油目に関して面白いのは、大きさの表現をビール瓶にたとえます。

小さいのから、小ビン、中ビン、大ビンとなりますが、大ビンなんてのはめったにいません。中ビンだと

「これまた大きな油目やな!」

と驚くくらいです。

食べたことのない方は是非一度食べてみてもらいたい魚です。

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