ソムリエ
ワインのことを少しでも知りたいと思い、飲みにも出ないと
勉強もできまいと、恐る恐る1月前、いとこと共に訪れたワインバーの
扉を開けました。
平日の中途半端な時間帯だけあって、お店のほうは忙しそうにはありません。
「こんばんは」
すると奥から出てきたソムリエさん。私の顔を見るなりいきなり
「ああ、いらっしゃいませ、森脇さん」
と来るのです。
1月前、たった2時間ほどその場にいて、ワインの話をして
一応名刺の交換はしましたが、私はそのソムリエさんの名前を覚えていません。
それなのに
「森脇さんでしたっけ?」
ではなく
「いらっしゃいませ、森脇さん」
ですから、非常に驚きました。
その瞬間からはず~とソムリエさんのペース。
私はワインを知らないし、何を飲めばいいかも分からない。
ソムリエさんはもちろんワインを熟知しているだけではなく、
先日私から得た予備知識さえも完全に把握しているようでした。
「日曜日はお休みでしたが、祭日は営業されているんですね?」
とか、
「きついチーズは嫌いでしたね?」
さすがですね。
これが本物のサービスというものかと頭が下がる思いでした。
この話を店のみんなにすると
「私は無理です。理想ですよね・・・」
と言う意見が大半。みんな口々に
「それはすごい」
の連発でした。
うちなんか、見たことはあるけど、よく知らない人が来られると、店中ひっくり返したように
「あれ誰やった?あれ誰やった?いつ来たっけ?誰の知り合い・・・」
等々で、最初っからやられちゃっています。
見習わないといけないですね!
ワインの話ですか?
また、もう少し勉強してからお話することにします。
今は赤、白、黄色くらいしか分かりませんから・・・
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