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2007年5月31日 (木)

月次釜

来る6月の第一日曜日に月次釜と呼ばれるお茶席があります。

これは毎月1回、大きなお席を設けて、大々的に茶会を開いているもので、

ほとんどの場合が、会に所属する先生1人が担当となって、

席をかけます。

今回、私の所属するお社中(1人の先生を中心とした集まり)、と言うより、教えてもらっている先生がお席をかける担当となりました。

そして生徒がみんなでお手伝いをするわけですが、

それぞれ茶を運ぶ人、お点前をする人、裏方をする人といった感じで

分担が決まっています。

そして何を間違ったか、私はお点前をする5人の中に選ばれてしまい、ちょっとばかり焦っているところであります。

もっとも私がお点前をさせてもらうのは、できるからとか、目立つからとか言うのではなく、

他をウロウロされたのでは体が女性と比べて大きいので、邪魔になるだけとふんでおります。

とりあえず点前でもさせておけみたいな・・・

指名していただいた以上はしっかりとお点前をしなければいけないのですが、

なかなかお稽古に行くようにならず、気持ちだけ焦る一方。

「来週は必ず」

なんて思いながら、およそ1ヶ月が過ぎ、気が付くと

稽古に行ける日が本番までに、今日1日しか残されていませんでした。

今日ばかりはどんなに忙しかろうと、どんなに体が疲れていようと、絶対に稽古に行かねばなりません。

結局、自分を追い込んだのは自分ですから、文句は言えません。

仕事を早めに切り上げ、みんなに

「よろしく!」

と店を飛び出し、稽古場に飛び込み、本番と同じように点前をさせてもらいます。

1回目。細かいところがうる覚えで、はっきりしません。

2回目、先ほどよりかはスムーズに行きましたが、数箇所間違えました。

3回目、「ふっ」と気の抜けた瞬間にとんでもないことをしてしまいました。

やばいです・・・

大勢の前で恥をかくことにならねばいいのですが。

80人ほどのお客さんを前に、突然動けなくなったらどうしよう!

ところがそんな心配をよそに、先生はたいしたもんで

「いいです、それぐらいで。間違えは誰にでもあるから、本番は上手くごまかしてくださいね」

さすが、何枚もうわてです・・・

2007年5月30日 (水)

ガソリン

所用があり、若い子に原付を借りました。

借りたバイクは日本が世界に誇る名車ホンダスーパーカブ。

ガソリン1リッターで何キロ走るか分からないくらい走る高燃費と、

走行距離が長くなっても壊れにくい丈夫さが人気で、

営業マンには未だ絶大な人気を誇り、

さらには東南アジアでも名前を変えてたくさん走っています。

そんなカブを借りて、2ヶ所ほど行く場所を訪れ、用事を済ませ、

「かりっぱなしじゃ悪いから、ガソリンでも・・・」

と思い、ガソリンスタンドに寄りました。

いつものようにスタンドのお兄さんたちは

「いらっしゃいませ」

と威勢のよい声ですが、私とカブを見て、なぜだかトーンダウン。

やっぱりあれでしょう。忙しい時に原付で数リッターほどしかガソリンを入れないし、

嫌われているんでしょうね。二輪車は。

さらに燃費がよく、ガソリンタンクの小さなカブときちゃあ、

いい顔はできないですよね。

しかも

「借りもんなんでどこにガソリンタンクがあるか分からないんですけど?」

と聞くと、無言でキーを抜き取り、サドルを引き上げ、勝手にタンクを開けてガソリンを入れ始めます。

(おお、機嫌悪いよ、この兄ちゃん・・・)

こんなところにタンクがあるのかとはじめて見せてもらいました。

そして驚いたのがガソリンの値段の高さ。

昔、自分が原付にガソリンを入れていたときは500円でたくさんお釣りがあったように思ったのですが、

カブの小さなタンクで、入ったガソリンの値段500円強。

みんなが

「ガソリンが高い、ガソリンが高い」

と言うのが分かります。

生活しにくい世の中になっています。

ところでうちの店で使った天ぷら油の廃油。現在知り合いの業者さんが持って帰って、バイオエネルギーに作り変えています。

今は重油の変わりになっているらしいのですが、そのうち

これでほとんどの車が走ったりするようになるのかななんて思ったりもしています。

2007年5月29日 (火)

ネット張り

屋上にビワの木があります。

毎年大量の実をつけるビワの木ですが、いつもカラスのえじきになって、人の口に入ることはありません。

利口なもので、鳥は熟れる時期を今か今かと上空から観察しつづけています。

人間ももちろん「そろそろだな」と楽しみに待ちます。

しかしこれが野生の感とでも申しましょうか?

人間が収穫しようとする、ほんの一瞬前に鳥が集団でやってきて、

たわわに実った果実を根こそぎ食べ尽くしていくのです。

数年前に一度だけ仕方なく熟れる前に収穫して、ビワ酒につけたことがあります。

せっかく自宅に木があるのに木熟させられないなんて、本当につまらないですよね!!!

いわば屈辱でしょう!

そんなことで、今年こそはと親父さん、知恵を振り絞り(大げさですが)防鳥ネットなるものを購入。これを木一面に張り巡らし、鳥が入れないようにしてやろうという作戦です。

出勤するなり朝一からから網掛けの作業をしたのですが、ビワの木が高すぎて、全くかけることができません。

知恵を絞ったのに使えなければ意味がない・・・

となりのビルの屋上に登ったり、釣りざおで網の端を引っ掛けてかけようとしたり、工夫はしたのですが、網が枝に引っかかって上手く張れないのです。

その間、上空では数匹のカラスが旋回行動をとっています。

私が見上げて

「あいつら絶対、馬鹿にしてるで!」

と言いましたが、本当にやつらは観察しているはずです。

人間が何かしたなと言うのは分かっているのです。

結局上手くいかないので、ビワの木の高い部分はのこぎりで切り倒し、無理やり網をかけることに成功。

これで鳥にやられず、しかもビワを収穫できれば、人間の勝ちということになるのでしょう!

2007年5月28日 (月)

これはなかなか・・・

このところ日中かなり暑く、とっくに春なんて終わって、早々と夏が来ている事を感じさせるような気温です。

そろそろ鯛が終わりに近づいているような雰囲気ですが、

白身魚で代わって旬を迎えようとしているのがカレイ。

カレイにもたくさん種類があり、取れる場所、料理法なども様々です。

当店で今使っているカレイはアマテガレイ。

松山地方ではこう呼ばれていますが、正式名は

マコガレイ。有名な大分の城下カレイもこのカレイです。

大きさはそんなに大きくならず、体長40センチほど。重さ1キロくらいのものです。

今日〆たカレイは1キロ未満の小ぶりなものでしたが、

なかなかの肥えっぷりで見事なものでした。

私は平目にしてもカレイにしても少々底物独特の匂いがあるので、

正直あまり好きではありません。

どちらかと言うと鯛やあこうなどのほうが好みです。

しかし、今日のカレイはその考えさえも変えさせるほどいいものでした。

一口口に放り込むと(こういうときは醤油はつけません)

いったんはその臭いが「ぐっ」と来かかるのですが、「すー」と消えて代わりに旨味が「どかっ」とやってくるのです。

こんな甘みのあるカレイを食べたのは初めてだったので、

ちょっと感動。

こんな感動を味わってしまうと、お客様にも説明したり、

勧めるのにも力がついつい入ってしまいます。

いい素材を扱える。うれしい話です!

2007年5月27日 (日)

お買い物

上の子悠 と2人で買い物に行きました。

黄砂がたくさん舞っていましたが、天気は非常によく、せっかくだから、自転車で行くことにしました。

悠を前のかごに乗せ、ベルトを締めて出発します。

少しおなかがへっていたので、何か食べたいなと2人で行ける店を考えていました。

ただの喫茶店は悠がウロウロしてしまうので厄介。

そうなるとファーストフードしかなくなるのですが、どこか無いかとあたりを見回していたとき、

なにやら電車どおりの2階で、おしゃれにたたずみながらお茶をしている人たちを発見。

しかもテラス。

「あれ、いいね?あそこ行こうか?」

と悠を自転車から降ろし、階段を上がっていくと、おしゃれなカフェが。

店内とテラスとがあったのですが、もちろんテラスを選びます。

なぜか?電車どおりが面していて、路面電車が行き来するのが見えるからと、外のほうがお客さんが少なく、迷惑をかけなくてすむと思ったからです。

案の定前の通り、行きかう電車に釘付けになり、本当にうれしそう。

1本だけ坊ちゃん列車も走り、大興奮。

騒いでも屋外だからそんなに声が響かず、いいところを見つけたもんだと、悦に浸っておりました。

ただ、長居しすぎて、買い物が遅くなってしまい、妻には迷惑をかけてしまいました・・・

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2007年5月26日 (土)

意外な関係

羽毛(ダウン)はガチョウの胸の毛のことをさすらしいのですが、

最高級の羽毛布団はアイダーダックと呼ばれる北極海沿岸に住む珍種のガチョウの胸毛から作られるそうです。

しかも生きているアイダーダックから羽毛を採取するのではないそうです。

産卵のために巣づくりをする時に自らの毛をむしって底に敷き詰め、ふ化させ、子育てをします。

アイダーダウンとはその子育てを終えた巣から取ってきた羽毛のみを使ったものをこう呼ぶそうです。

1つの巣から取れるダウンは10グラム。

布団1つ作るのに必要なダウン1キロ。

なんと巣が100個いるのです!

そのダウンを使った羽毛掛け布団。シングルで100万円。

なんと素敵なのでしょう!(欲しい)

睡眠にもお金をかけないといけないんですね。

そんな布団を作っている(売っている)お客様の話なんですが、

まあ、その100万円の掛け布団は無理として、そこそこの布団とは御いくらくらいのものですかと尋ねると

「10万くらいからはいいものと呼べますね」

とのこと。そして気になる素材ですが、これくらいのレベルの布団に使う羽毛は、生きているのをむしるそうです。

なんと気の毒!

もちろん家禽として飼われているガチョウで、1年間に3回ダウンが取れるそうです。

その後このガチョウはどうなるか?

このガチョウ、実はフォアグラを取るために飼育されているものなのだそうです。

身ももちろん食べます。

ですから飼いすぎると身は固くなりまずくなる。

フォアグラを作るから餌も多いからコストが高くなるということで、1年しか飼われない。

あくまで羽毛は副産物なのです。

ところがこのところヨーロッパのみならず、世界中が健康ブーム。

フォアグラの消費量は右肩下がり。

身体に悪そうな食べ物ですもんね。

そんなことでフォアグラが売れず、その分羽毛に飼育料が上乗せされ羽毛が高くなっているのだそうです。

寝て食べて、こんな人間の欲求の底辺の部分はガチョウを介してつながっていたのです。

しかも両者とも贅沢品です。

ガチョウすごいぜ!

2007年5月25日 (金)

マーブル杏仁(仮名)

さて、このタイトル、何のことでしょう?

しかも(仮名)とあります。

今まで杏仁豆腐をデザートで作る時は、決まってカラメルシロップをかけていました。

これは以前にもお話しましたが、愛媛ではちょっと有名なおそば屋さんのデザートをぱくったもので、そのことはお客さんにお話しているのですが

「きよみずの杏仁豆腐がおいしい!」

なんて恥ずかしいことを言う方がいるもんで少々困ってしまったりしています。

さて今月、コーヒーゼリーぜんざいなるものをデザートにして、

ちょっとだけ話題となりましたが、その餡に引き続き注目して、

「どうせ杏仁豆腐もシロップををかけるなら、洋物ではなく、あんこをかけたり、流し込んだりしても同じ事じゃない?」

と、ふと思いつきました。

本当は上手く白と紫がまだらになるように流し缶に流せたら面白いな

と思うのですが、思いつく私の技術では今のところ見当たらず、

それが無理ならせめて2層にしてやれといった具合に考えております。

その話を調理場ですると

「美味しそうですね?」

と食べもしないのに反応はいい様子。

調子に乗って

「なんて名前にするかな?」

と質問してみると

「紅白杏仁」

とか

「杏仁ぜんざい」

とかナイスでない回答がズラリ。

センス無いなと悪態をつきながら、結局私もいいものが見つからず、

タイトルの仮名をつけることとなりました。

まあ実際、どんなものができるか、また上手くできるかどうかも定かでない状態ですから、

出来上がりを見てからのお楽しみといったところでしょうか?

美味しいとは思うのですが・・・

2007年5月24日 (木)

台湾菓子

今日、いとこがお土産に、台湾で100年続いていると言う

老舗のお店のお菓子をくれました。

2種類あって、1つは和三盆で作った干菓子の生地に、何かすっぱいものを挟んだようなお菓子。

もう1つは同じく和三盆そのものにすっぱいものを練りこんだようなお菓子。

「どうぞ」

と言われて口に放り込み、失礼にもいきなり

「うげっ!」

って言う顔をしてしまいました。もうしわけない。

でも言い分けさせてもらうと、明らかに日本人には馴染みのない味。

和三盆のような恐らくさとうきびから作っただけの砂糖に

何やらジャスミンのような香味がついているのです。

さらにその中に入っている酸っぱいものと言うのが、

甘いのやら、塩辛いのやら、酸いのやらやんや訳がわからないもの。

いとこは

「梅を大徳寺納豆のようにしたもの」

と言いますが、そんなものこの世の食べもんじゃないでしょ?

台湾の人はこれを100年食べつづけているのかと思うと

えらいなと感心してしまいました。

しかしやはりお土産ですから、どんなにまずくても、いただいた本人の前ではそんな顔してはいけませんよね?

大人なんだから・・・

ましてやこうしてブログで悪口をぶちまけるなどもってのほか・・・

ところで同じ物をいただいた板前の一人は、これまたいとこを目の前にして

「うう~ん、これは風邪薬の小児用シロップの味ですね!」

とのたまっていました。

これも絶望的な表現か・・・

2007年5月23日 (水)

消防団

本日、昼間に自宅のマンションに帰ったところ、

同じマンションに住む、顔なじみの方と同じエレベーターで一緒になりました。

私が

「何階ですか?」

と聞くと

「10階お願いします」

とおっしゃいました。

内心(そうそう、そうだった)とか思いながら、ボタンを押して

2人であがって行きます。

後ろからなんとなく視線を感じます。

変だなと思いながら、背中でも汚れているか?

とか、いろんなことを考えてしまいました。

そのまま自分の部屋の階が来て

「降りよう」

としたそのとき

「消防団に入りませんか?」

と突然言うではないですか?

確かにその方が消防団に所属しているのは知っています。

訓練の時に、時々制服を着て出て行っているのを見かけたことがあるからです。

私も突然の話に、言葉を失い

「ええ、いや、時間が取れないと思うのですが・・・」

というと、

「時間なんて要らないんですよ」

とますます乗り気。

後日お話に伺います。

といわれ、その場は開放されました。

しかし、かなり本気だったので、消防団にはめられる日も近いか・・・

変な方向に話が進んでしまいました。

2007年5月22日 (火)

岩がき

親友の居酒屋を経営している同級生から

「岩がきは何で夏食べてもかまわないの?」

とメールが来ました。

確かにかきは冬場に食べるもの。

英語のことわざでは

「かきはRの付く月に食べなさい(9月~2.3月)」

と言われているくらい。

夏のカキフライなんてないですもんね。

ところがお題の岩がき、決まって夏場に出回ります。

その友人も馴染みの魚屋さんが岩がきを持ってきて

「使ってや」

と言うもんだからということでの質問でした。

今までもヘンだなと思ったこともありましたが、

実際に食べる機会も少なく、店で使うことはさらに少ないので深く考えたこともありませんでした。

友人が1番考えているのは、冬場にしか食べてはいけないのは、貝毒等の中毒の原因となるものが無く、逆に夏には食べると中毒になってしまうんじゃないかという事が心配のようでした。

さっそく調査を引き受け、ネットで検索。

ところが、意外と何にも引っかからないのです。

このネット全盛の時代において、インターネットで調べがつかないものなど皆無と思っていた私には少々ショックでした。

知らず知らずのうちにネット信望者に陥ってしまっていたと言うことでしょう。

ネットがダメで、さあ困った!

次にひらめいたのは保健所に聞いてみる事でした。

意外と詳しい人がいるんじゃないかと思い、電話帳で調べて電話してみました。

最初に出た案内係の人に、名を名乗り、カキについて詳しい人をお願いしますと伝えると

「少々お待ちください」

と丁寧に対応してくれました。何とかなるかと期待が膨らんだその時

「はいお電話代わりました」

と出たのが、女性の声。

丁寧に私が

「カキは夏場食べたらいけないって言うじゃないですか?」

とまず切り出すと

「いいえ、聞いたこと無いですが?」

と拍子抜け。こいつ全然カキの事なんかに詳しく無いじゃん!

素人を電話に出した保健所にも非常に腹が立ち、こいつを何とかやっつけてやると

「じゃあ、あなたはカキフライ夏場食べますか?英語で“R"の付く月にカキは食べろってって言うでしょ?」

とありったけの質問をたたみかけると

「いいえ、聞いたこと無いです!」

とのらりくらり。あまりにも腹が立ち、喉のここまで

「おたく、なんていう名前?本当に食品衛生を担当する職員?」

と言おうかと、本当に行ってやろうかと思った瞬間

「少々お待ちください」

と電話を保留に。そして出てきた方は、行け行けの中堅どころといったところ。

「お電話代わりました」

と言う言葉1つからも

「負けヘンで!」

見たいな勢いを感じます。

「そうこなくっちゃ」

とばかりに

「森脇と申しますが、街中で料理屋を経営しております。少々質問があるのですが?」

と拍子抜けするように挨拶をすると

「私、生活衛生課○○と申します」

と御返し。

色々お話をうかがい、私はあまり詳しくありませんがと謙遜する割には、さっきの全く出来の悪いおねえさんとは違い、

私の質問にしっかり回答、反論してくださり、まさに打てば響くと言った感じ。

話によると、Rの月に・・・と言うのはその月が美味しい、つまり旬であると言うことわざで、食べてはいけないと言う意味ではないということ。

さらに、冬食べる養殖されているカキはマガキという種類で、岩がきとは違うそうです。

岩がきはマガキとは違い、夏場に旬を迎えます。

さらに中毒となる物質は夏に多く、冬少ないと言うことも全く無く、いつでも発生する時は発生するし、あたる時はあたると言うことだそうです。

また、“当たる”と言う言葉もヘンなことで、中毒になることも当たる。アレルギーに触ることも当たるというが、この二つは全く別物で、アレルギーならいつ食べても量さえ食べれば当たりますし、ノロウイルスに代表されるように、主に冬場に中毒をもたらすウイルスもいるわけですから、夏冬は全く関係ないのだそうです。

種類によって、いつが旬かと言う話であって、マガキとは言え夏食べてもOKです。ただ美味しくないですが・・・

と言う内容でした。

非常に納得のいく、分かりやすい回答でした。

とはいえ、夏場は暑いので、生鮮食品が鮮度が落ちるのが早いので、そういう意味では気を付けてくださいとのこと。

いい勉強になりました。

2007年5月21日 (月)

体調不良

昨日、久しぶりにブログを休んでしまいました。

と言うのもゴルフに行っていたのですが、何やら朝から喉がイガイガする上に、おなかの調子も悪く、ヘンな具合でした。

昼ご飯の時も食欲がなく

「朝食べ過ぎたかな?」

なんて思っていましたが、そうではなかったようです。

プレイが終わり、風呂に入り、車に乗っても普段なら暑くて汗をかいたり、窓を開けたりするのですが、昨日に限っては悪寒がして、肌寒いくらいでした。

帰宅後、すぐに熱を計るとやはり37、8度。そら悪寒もするはずです。こんな状態でゴルフをしていたとは・・・

妻にあきれられました。

しかし、どうしても買っておかなくてはいけないものがあり、

「一日遊んだんだから仕方ないよ」

と自分に言い聞かせ、この時期では異常なほど厚着をして近所のスーパーに買出しに。

妻にメモしてもらったリストに漏れがないことを確認して、急いで家に帰り、とりあえず薬がのめるだけのものをおなかに入れて、再度体温を計ります。

で、出た数字が38、4度。

さらに高くなってしまいました。

急遽頓服を飲み、すぐさまベッドに入り、

店の若い子達に

「現在熱があって、明日は行きますが、使い物にならないと思います」

という旨のメールを送信して、布団をかぶりました。

そして気が付くと朝。

不思議なことに何事もなかったかのように熱は下がり、気分も上々。

おかしいのは声がガラガラなだけ。

昨晩の状態が嘘のようになっていました。

どこでどんな菌を拾ってきたのか分かりませんが、意外とあっさり治ってしまったのかも知れません。

高い熱がいっぺんに出たのも良かったのかもしれません。

とにかくひどくならずにめでたしですが、産まれたての爽には近づかせてもらえません。

2007年5月19日 (土)

大根おろし汁

タイトルから行くと、なんだか大根おろしの入った味噌汁みたいな

料理名っぽいですが、全くそうではありません。

昨日の焦げたミートソース。

本日の昼の賄いになりました。

意外とみんな文句も言わず(言えず?)食べてくれて、中には

「美味しい」

とまで行ってくれる殊勝な人も・・・

ありがたい限りです。

ところが私、自分でそのスパゲティーを食べ、さらに残ってはいけないとお替りをしました。

てんこ盛りのスパゲティーを2杯ですから、なかなかの量です。

無理かもと思いながらも、自分で作った責任もあり、残ってはいけないと頑張ってしまいました。

それがいけなかった!

食べた瞬間から、動けないくらい苦しくなり、そのまま3階に上がり、休憩をするつもりが寝てしまいました。

これがさらに悪かった!

食べてすぐに寝入ってしまったものですから、胃にそのままミートソースが残ってしまい、起きると物凄く気分が悪く、

強烈な胃痛がします。

「こりゃ、やってしまったわ」

と常備胃薬(みどりの何やら)を直ちに服用。しかし症状は一向に改善されず、むしろひどくなる一方。

時間がたてば何とかなるだろうと思いつつも、我慢しきれなくなり、「ふっ」と

「大根おろしが消化を促進する」

と言う民間療法の言葉を思い出し、大根おろしをしている若い子に

「その、おろしの捨てる汁だけ頂戴」

と言って飲むことに。若い子は慌てて

「まじっすか?飲むんすか、こんなもの」

と驚いています。

藁にもすがる思いで、湯飲みに入れられたすり大根の汁をにおってみます。

まさに大根の臭い。あまり食欲はそそらない。

しかし(ジアスターゼ、ジアスターゼ)といい聞かせ、飲みにくいだろうと、2個ほど氷を入れて、グルグルかき混ぜ一気飲み!

「辛い!!!」

大根の辛いところだけを集めたような刺激。しかし不思議と後口は甘いのです。

飲めないこともないなと言う感想ですが、その後更なる悲劇が・・・

美味しくないものを一気にやったものですから、先ほどにもまして気分が悪く!

「いかん、これ吐くぞ!やばいぞ!」

などと(はたからみると、挙動ってます)思いながらも我慢我慢。

しばらくしてお客さんが来られ、料理を出している間、胃痛のことなどすっかり忘れていました。

そして落ち着いたころ

「あれ、胃は治ったぞ!」

やはり効くんですよ。すばらしき大根汁。

その後すっきりさっぱり。現在はぴんぴんです。

ネットで見てみると蜂蜜を加えたりして、飲んだり食べたりするようです。

ちょっと間違っていましたが、私はこれが効いたんだと確信しています。

2007年5月18日 (金)

ショック・・・

サーロインの脂身を使ったひき肉があったので、ミートソースを作りました。

ミートソースはおかずにスパゲティーにするつもりでした。

本職ではないので作り方は適当です。

オリーブオイルでニンニクと唐辛子をゆっくり炒めて、

その中にミンチを入れ、ほぐし、さらに炒め、続いてホールトマトを1缶入れ、香味野菜を加え煮詰めていきます。

途中まで弱い火でコトコト焚いていたのですが、一向に煮詰まらないので、待ちあぐねて少しだけ火を強く。

これが失敗の始まりでした。

それをそのままにして、場所を離れコーヒーを飲んでいたその時

「たくみさん、焦げてますよ!!!」

悲鳴のような一声を聞き、慌てて行ってみるとなべ底が焦げ付いています。

におってみると明らかに臭い。

すぐに火を消し、鍋を代えてみましたが、とき既に遅し。

焦げ臭さは全体に回ってしまっていました。

ため息をつきながら、味見をしても結構苦い。

腹も立つし情けないしで言葉もない。

それで振り絞って出てきた言葉。

「明日はどんなにまずくてもミートスパ食わすからな。残すやつは許さん」

嫌がらせ同然です・・・  パワハラか?

2007年5月17日 (木)

Wパンチ

妻と妻の実家に帰っている上の子、悠が1週間ほど前から

風邪をひいていました。その後熱は下がり、鼻水だけになって

たいしたことはなかったのですが、今日になって突然吐いたそうです。

夕方遅くなっていたので、急遽救急指定病院へ。

するとどうやら嘔吐下痢のようで、症状こそひどくないものの

脱水状態になりかけていて、急いで点滴をすることに。

なんと大変。

妻は妻で乳飲み子を抱えたままで身動きが取れず、妻の両親が色々面倒を見てくれています。

それだけならまだしも、下の子、爽までもが熱を出してしまっているそうです。

昼のうちに病院へ連れて行ったらしいのですが、どうやら風邪をうつされたようだとのこと。

昔から

「母乳を飲んでいる間は病気しない」

と聞いていましたが、そうでもないようで、うつるときにはうつるようです。

なんとも・・・

てなことでとりあえず、隔離ということで妻と爽は実家を離れて帰宅。

悠は実家に置いてけぼりと言うかわいそうな状態になってしまいました。

早くみんなが良くなって、元気に遊べるようになればいいのですが・・・

2007年5月16日 (水)

犬の喧嘩

店の屋上で犬を2匹飼っています。

こいつらは親子であり、夫婦でもあり、人間ならば微妙な関係ですが、

やつらはそんなこと考えたこともありません。

そしてオスは15歳、雌は14歳という超高齢な2匹ですが、

この年にもなって、毎日大喧嘩を繰り広げているのです。

オスは耳が遠く、わがまま。

メスは目が見えず、神経質。

こんな2匹ですから、いつでも一触即発。

目が見えないほうが、他方のえさ箱をのぞくと噛みつくし、

威嚇されても聞こえず、気付かないと、目の見えないほうが怒って噛み付くのです。

決まって大騒ぎするのが午前11時43分。

昼のお客さんで忙しくなりだすころ。

突然

「ワン、ワン!!!」

と近所一帯に響き渡るくらいの大声で喧嘩をはじめるのです。

しかも、昔ならすぐに止めてしまっていたものを、歳をとるとしつこくなるのか、長々とやっています。

今日は見かねて(聞きかねて?)私が仲裁に行くと、やはり高齢。

以前なら「はっ」と我に帰るところを

私が来たことにも気付かず、さらにエスカレートしているのです。

私も頭に来て、2匹ともぶっ飛ばし

「いい加減にせんか!」

と言ったところで分からないでしょうが・・・

それだけならいいのですが、犬の喧嘩から始まり、私が2匹を分ける所の一部始終を裏の通りで工事をしている4人くらいの人にずっと見られていたのです。

なんとも恥ずかしい。

大喧嘩で闘犬を観戦して、飼い主が来て2匹をぶちのめし、

バツ悪そうに引き上げていく老犬と板前の所業を見られているのです。

頼むからもう歳なんだし、喧嘩は止めてくれないだろうか?

それにしてもそんな歳になって噛みあいしているんだから、元気と言えば元気なのか?

2007年5月15日 (火)

かき揚げ

店が暇なこともあって、かき揚げについて考えてみました。

今月の夜膳の油物は新牛蒡のかき揚げで、中には小海老とこごみが入っています。

かき揚げは生地の濃さ、油の温度など様々な要因で出来不出来が決まってきます。

温度を低くして、生地をゆるめで作ってみたいと、現油場担当が言い出したことから始まり、別の板前が

「人参のかき揚げが美味しいそうですよ。甘いんですって」

とか言うもんですから、

「おれ、人参嫌いなんだけど、好きにして」

と言って、やってもらったりしていました。

ゆるめのかき揚げ。これはつながりますが、油を吸いやすく、私的にはNG。これは使えません。

人参のかき揚げですが、これはなかなかいけます。

特に人参嫌いの人にはもってこいです。

人参の香りは全くなく、甘みだけが凝縮されて、まるでさつまいものような甘みになります。

しかし逆に人参が好きな人には無理です。

そしてもう1つ。蓮根のかき揚げ。

何でかき揚げにする必要が?

と思うでしょうが、コロコロに切った蓮根をかき揚げにしたほうが、噛み切りやすく、食べよいのです。

今回試したものではこの蓮根が一番でしょうか?

何か面白いかき揚げがあったら教えてください。

かき揚げは家庭では難しい料理の1つです。

それは料理屋の仕事として、受け継ぐのが使命かとも考えております。

2007年5月14日 (月)

さまつ

この時期に出てくる松茸を「さまつ」

と言います。秋と同じ気温くらいで、ボケてでてくるのか、

最初からそういうものなのか、私は存じ上げません。

さらに、早いから「早松」なのか、はたまた皐月マッタケの「さ松」なのかも定かではありません。

あるお客さんが

「松茸入らんか?今度行く予定なんやけど」

とおっしゃるもんですから、先日から問い合わせておりました。

すると八百屋さんが

「巧さん、大阪はないんですが京都には出ていたそうです。

1キロ8万円だそうです」

キロ8万と言えば秋の丹波の松茸くらいの相場です。

「それなら、200グラムくらいまででいれてもらいたいのですが」

と注文することに。

お客さんのほうには、入荷の電話をしようとしたその時

再度八百屋さんから電話が

「巧さん、100グラム8万円の間違えだそうです。築地では土曜日10万円したそうです」

と言うことはなんと1キロ80万から100万円!!!

そんなもん食べれるやつがおるんかいな!

最近話題の日本に1万人以上いると言う、金融資産1億円以上のいわゆる「富裕層」って言う人が

食していらっしゃるのでしょうか?

私どもそんな金額で仕入れても、商売になりませんから

「注文は保留にしてください」

と言い、お客さんに電話してみることに。

するとそのお客さん

「そら無理や。またにしよう」

と松茸は無しの料理と言うことになりました。

ちなみに八百屋さんは

「築地の松茸はたぶんダイヤモンドが入っていますね」

なんて冗談で言っておりました。

確かにそれくらいの値段。頭おかしいですよ!

私は八百屋さんに

「でも焼いたら、ダイヤはなくなりますね?」

とだけいっておきました。

2007年5月13日 (日)

プチ独身生活

妻が実家に帰り、つかの間の独身生活を送っています。

人に言わせると

「独身か?いいね~」

なんてよくいわれます。

確かに、気楽なことがあったり、好き勝手できるよさはあるものの、

やはりいいことばかりでもありません。

仕事の後、真っ暗な部屋に帰るものなんとなくストレスですし、

私生活に勢いは全くありません。

なんというか張りが無いのです。

さらに洗濯や洗いあけなども久しくしたことがありませんから、妻のありがたさ、しんどさも良く分かりました。

それだけに日曜日に妻や子に会いに行くのは本当にうれしいことです。

離れてさらに分かる良さがあるんですね。

2007年5月12日 (土)

仕事や料理には全く関係なくて、すみません。

でも職場での話です。

何気なく蒸し器を開けたその瞬間、私には聞こえました。

「みんな、同じ、生きているから、1人に1つずつ大切な命・・・」

誰もが聞いたことある、名前も知らない曲のワンフレーズ。

なぜか分かりませんが、私の場合、湯気のあがる蒸し器から連想してしまいました。

で、そのフレーズがきっかけで、若い子に

「ねえねえ、命が2つあったらどうする?一応寿命は80歳にしようか」

と言うことに。

すると

ぼくは早いうちにリセットしますね。

すぐに1つ目に見切りをつけて、新しい命で・・・

私からいわせると、こいつはアホです。

恐らくまた同じ失敗を繰り返します。

しかし、それほど今がよくないということなのでしょう。

もう一人は

ぼくは1つの命は売りますね。それで生活します。

こいつもアカン!

お金だけ手に入れて、注ぎの瞬間殺されたら、もう生き返れないのに・・・

もう少し命は大事にしないと・・・

じゃあ、あんたはどうなんだい?

って事を言われそうですが、これは結構難しい質問ですね。

いろんな状況を考えられますからね。

まず、今と同じような状態で、もう1つ命があるなら、出来る限り、80に近くなるまで頑張って生きて、

身体も弱り、つまらなくなってきたら、やり直します。

しかし、これから先、いろんなことが起こるでしょう。

そのどんなところで見切りをつけるかが判断の分かれるところです。

あと、命をあげれるとしたら、誰にならあげるか?

たとえば親が死にそう。子が死にそう。妻が死にそう。

誰になら譲れるか?

そんな判断できかねますね。

最初非常に盛り上がって調理場で話していましたが、

あまりにくだらなく、現実味がないので、すぐに飽きてやめてしまいました。

もう少し夢のある話をしないと・・・

2007年5月11日 (金)

労災か!!!

今夜9時30分ごろ、きよみずの調理場で突然

「ゴン~ ★♪%z$#?!」

とけたたましい物音。

一瞬のことでしたが、あまりにやかましいので、頭に来て、注意しようと現場に向かったところ

一人の板前が調理場に横たわるというか、うずくまっていました。

何がおこったのかわからない私でしたが、近くには2人ほど人がいます。

「どなんしたんや、こけたか?」

と聞くと、近くにいた一人が

「こけました」

と代わりにこたえる。

「大丈夫か?」

と聞くと、返事がない。結構痛そうに、右手首を押さえています。

「折れたか?ヘンな方向に曲がってへんか?」

と立て続けに聞くと

「痛いです・・・」

とこたえます。

あまりに痛そうなので、内心(折れたぞこれ!)と思っていました。なにせ、起き上がろうとしないのですから、ビックリしますよね。

1分以上は横たわったままで、次第に動き始め、それでも手は押さえたままで、頭を持ち上げ、立とうとします。

「手は動くか?」

と再度質問すると、今度は

「動きそうです。折れてはないです」

と言いますから、一安心。

どうやら、たいした事はない様ですが、手首か手はかなり痛そうです。

「何してたの?」

と聞くと

「バケツをまたごうとして、またげなかって・・・」

どうやら通り道に他の人がいたので、避けようと思い、バケツをまたごうとしたら、全然またげず。バケツの上に転倒。

さらに倒れたバケツに手をつこうとしたら、バケツが滑ってどっかに行き、大きな音がしたそうです。

たいしたことがなかったから、笑い話で済みますが、これ包丁でも持ったまま転倒でもしていればと思うと、背筋が凍りそうです。

危険がたくさんある職場ですから、気を付けないといけませんね!

2007年5月10日 (木)

田舎そば

田舎蕎麦の粉をいただきました。

田舎そばとは白い蕎麦ではなく、全体に色が黒っぽく、しかも黒が点々で入っているものを言います。

この黒い色ですが、全体に黒いのは玄蕎麦の甘皮の部分

(恐らくお米でいうと糠かな?)のせいで、

黒い斑点は殻の部分の色だと思います。

甘皮の部分は香りも味もよく、食べるには最高。

そしてこの部分が多ければ多いほど、粘りが強いので、打ちやすくなります。

しかし、殻の部分は全く味もなく、粘りもないので、多すぎるとつながりも悪く、打ちにくくなりますし、口にざらつき感が残ってしまいます。

以前、山越の菊榮さんにお邪魔した時に、この粗挽きの田舎そばがメニューにあり、美味しかったという話をブログで紹介しました。

その話を人づてに聞かれた大将が、田舎蕎麦の粉を持ってお店に来てくれました。

前回、私がお店にうかがった時に

「田舎蕎麦の粗引きは全然難しくて打てません」

という話をしていたのですが、菊榮さんの使っている粉をもって来てくれて、

「これはたぶん簡単だと思いますよ」

と言って手渡してくれるのです。

「でも、私が打つんですよ?それでも簡単ですか?」

と言いましたが「大丈夫ですよ」と言ってあまり取り合ってくれません。

えらくかいかぶられたものです・・・

で、さっそく打ってみる事に。

割合は2:8。

加水(粉に対する水の分量)はおおめと聞いていたので48%に。

「上手くいったためしないんだよな」

なんてつぶやきながら、こねて行きます。

最初、上手くいきかけたかに見えましたが、

案の定、難しい。

なんだか粉の乾燥が妙に速く、すぐにひび割れや、よれが来ます。

これは、厳しくなってきたぞと丁寧に扱い、特に気を使いましたが、自分的には玉砕か!

やはり未熟でした。

何度かやれば上手くなるかもしれませんが、まだまだ修行が足りないようです。

いただいた粉は使っちゃいました!!!

美味しいのは美味しいんですよ。

まあ、一応上手く出来たほうかなと思う部分で、写真を撮ってみました。

Inakasoba

2007年5月 9日 (水)

プール

妻が子達をつれて、里帰りしているのをいい事に、

連日飲みに行き、少々生活が乱れております。

昨日もありがたいお誘いがあり、1件のみに行き、家に帰ったのは

2時前くらい。飲むとだいたいこの時間になるんですね。

今朝、目覚めは普通どおり快調なのですが、やはり昼頃になると

疲れが見え始めます。

ところがこんな時に限ってお客さんが「さっ」と引いてくれて、

昼休みがびっちり取れるんです。

気持的にはジムにも行きたいのだけど、さすがに昨晩の酒のせいで

そんな馬力もないな・・・

なんて思っていると、若い子2人が

「今日は運動日和ですね!時間いっぱいありますよ」

なんていらんことを言うんです。

「いや、今日は・・・」

と口ごもっていると

「夏までもう少ししかないですよ。Tシャツが似合う身体にならないと!」

とまくし立てます。

と言うのも、夏までに腹を凹ますと宣言しているもんですから、

こんなことを言われちゃうんですね。

結局、仕方なく荷物をそろえてプールに行くことに。

急いで行って、1キロちょっとを休まずに泳ぎ、

さっと風呂に入って、また急いで帰ってきて、

無理やり30分横になり、休憩終了。

やることはやりましたが、全身が物凄くだるい。

やはり行くべきでなかった・・・

2007年5月 8日 (火)

スープ春雨

春雨の料理をはじめて作っています。

少し前に、カップ入りのはるさめスープが大ブレークしていました。

と言うのも比較的カロリーが低く、健康食品として見られていることと、

それが女性にうけたことがあり、食品会社が一斉に発売し始めました。

さらにバリエーションが増え、鶏がらであったり、卵とじであったり、

中華風味であったりと様々です。

それに目をつけたのが、当店の一人の板前。

私も考えないでもなかったのですが

「さすがにはるさめは・・・」

なんて思っていた矢先、

「はるさめのスープなんか献立にどうです?」

と言うのです。

「美味しいの作れる?」

と聞くと、やってみますと言うので、やらせることに。

次の日、もって来たのは細くて短いはるさめと、某インスタント食品会社の販売しているカップ入りのスープはるさめ。

まず、彼がかつおの出汁で作ってみました。

具はわかめと玉子。

普通に美味しいのですが、何かしら物足りないと言ったところ。

次にカップの物を作ってみました。

みんなでまわして食べてみます。

みんな口々に

「うまい、うまい」

確かにいろんな味がして、美味しい。がしかし・・・

と思い、カップの横を見てみると、やはり!!!

原材料の欄は「海老エキス、鳥エキス、昆布エキス・・・」

エキスだらけです。つまり化学的に作られた味ばかりで構成されているのです。

確かにすごい。これで美味しいと万人が感じるのですから、

たいしたもんです。

「これよりは美味しくないと、お客さんには出せヘンで」

と号令。

それならと彼が作ったのが

お魚のスープで作ったものでした。

同じようにわかめを玉子とじにします。

そして筍と山椒を入れました。

先ほどのかつお出汁で作ったものよりは格段に美味しくなり、料理っぽくなりました。

せっかくここまでやったんだから、批判が出るまで、これでやってみようと今月の献立に入れています。

今のところどちらかと言えば好評。

ただ、盛り付けがきれいに出来ない・・・

2007年5月 7日 (月)

ウニ

皆さんはウニを食べた時、舌に「ツン」と来る

独特の化学的な味を感じたことがあるでしょうか?

これはミョウバンと言うあく止めの薬の味だそうです。

詳しくは分かりませんが、

カリウムとアルミニウムの化合物(ミョウバン)を焼いて無水化したもの(焼きミョウバン)を水に溶かし、それでミョウバン水を作った上で、食品をくぐらせるそうです。

こんなもの身体に悪くないのか?

と思いますが、昔から使われているようで、

茄子を焚いたり、漬物の色だしにも使ったりするようです。

実際に店では自分たちがあえて使うことはありませんが、

こうしてウニのように、ミョウバンが入っている食材を仕入れることはあるのです。

ところでこのウニですが、今月の昼膳の突き出し「空豆のゼリー寄せ」に使っています。

作ってみて、初めて気付いたのですが、

生のままでゼリーに入れ込むと、ことの外ミョウバンの味が引き立ってしまい、

かなり美味しくなくなるのです。

せっかく高級食材であるウニを使っているのに、美味しくないのではあまりにももったいありません。

そこで、あらかじめ蒸しウニにすることにしました。

すると加熱によりミョウバンの匂いがなくなるのかどうか分かりませんが、

あまり感じなくなりました。

食べた感じもやはりこちらのほうが美味しく感じます。

せっかくですから、高いものこそ美味しくいただかないと・・・

2007年5月 6日 (日)

兄弟

今日、妻の実家に3人の様子を見に行きました。

子供2人とも元気そうで、妻ももちろん元気。

何より。

次男の名前を“あきら”と名付けました。

漢字は少し難しいですが”爽”です。

最初悩みましたが、漢字も名前も気に入り決めました。

で、悠と爽早速スキンシップを取っていました。

といっても最初はやさしくなでることもできない。

手をとって

「こうやてやさしくなでるんだよ」

と教えます。教えると何とかできます。

さらに、あきらを見て

「目、目。目が2つ」

といって目を突こうとします。

「危ない!!!」

目を離せません。

果たしてこれでスキンシップと言えるのだろうか・・・

それでも、あまりやきもちを焼いているようにも無く、

楽しそうにしているので、

「悠はアホか賢いかどちらかだね」

と話しました。

いずれにしても、今のところ仲良く元気で、問題は無いようです。

2007年5月 5日 (土)

やぎ

妻は今日退院。

産んだらあっという間に追い出されて、休む間も無くかわいそうだなと、同情します。

午前中の間に病院を後にした妻は一時自宅で休み、

私が昼間の仕事を終えるのを待って、30分ほど離れた、実家のほうで面倒を見てもらうべく、

車で向かいました。

以前は国道からしかいけなかった実家ですが、今は裏道的な道路が整備されています。

低い山と言うか、岡と言うかを2つ越える事になるのですが、時間は若干短く、

しかも渋滞がないので、わたしはその道を使うことにしています。

そのときの出来事です。

1つ山を越えて、2つ目の山の頂上の手前に差し掛かったときのこと。

なにやら山沿いに

数匹の動物がいるのが見えました。

「あれ、なにやろう?」

声には出しませんが、一瞬目を奪われました。犬かなとも思いましたが違います。

羊?」

といえば先日ニュースで、日本人は羊とプードルを見たことがないので、だまされてプードルの替わりに羊を売られているという、外人が日本人を小ばかにした話を見たところです。

しかし、羊ではありません。

車ですから直視できません。でも確かに・・・

「おい、ヤギが居るぞ!」

妻に言うと

「何で?」

「何でって、それは知らないけど、あれヤギやろ!」

すると妻は

「野生かな?」

やせいってて、それもないでしょう・・・

どうも山でやぎを飼っている人がいるようで、全部で4~5匹、

群れて草を食べています。

とても日本には馴染みのない光景で、

帰りも気にしてみていましたが、やはり間違えなくいました。

車を止めて、写真でもとろうかと思いましたが、時間がなかったのでやめました。

興味のある方は是非見てみてください。

場所は白水台から権化に抜ける道で、信号を超えて少しのぼったところの左側です。

ちょっと面白いですよ。

2007年5月 4日 (金)

見た目では・・・

祭日の今日、一本の予約の電話が入りました。

「今から3人で行きたいのですが、お部屋空いていますか?」

どうぞどうぞと引き受け、お料理は来られてからという予約内容でした。

そして10分後

「予約したものです」

と入ってこられた方はどう見ても25歳未満の3人組。

しかも全員。

服装も今の若者っぽい格好に、金髪の短髪に、ピアスをあけている子もいます。

それを見た瞬間

「ああ、これはたぶん料理の値段を見て帰るな・・・」

非常に失礼なことですが、直感的にそう思いました。

今ではそうありませんが、やはり稀に予算的なことを全く知らずに来られて

「帰ります」

なんてことがあるんです。

絶対その口だと思っていました。

しかし、感ははずれてコースのお料理を注文してくれました。

私的には

「ホンマかいな?」

と言ったところ。

そして機嫌よく料理を食べられて帰りには

「ありがとう」

とにこやかに。

それを見た他のお客さんが

「あれくらいの年齢の方もいるんだね!」

と驚いています。無理もありません。うちの夜のお客様は

平均年齢60歳ですから・・・

人を見かけで判断してはいけない。

ほんとその通りです。

2007年5月 3日 (木)

新蓮根

今月、新蓮根の蓮蒸しを献立に入れています。

新蓮根は大きくなる前の若いレンコンで、味は乏しいのですが、

白さと、あくの少なさが特徴です。

この時期に出回る新蓮根は普通に売っている蓮根とは少々訳が違います。

なにせ、500グラムずつの真空パックになり、しかも中には丁寧に蓮の葉まで入れて飾り付けしています。

なぜにここまで過剰に梱包しているか?

それはもちろんとんでもない価格の差があるからです。

金額を言ってもあまり分からないでしょうが

1キロあたりの値段で言うと鯛の2倍は下りません。

私的にはなぜそんなに高いのか?

理解に苦しみます。八百屋さんには

「どっかでもっと安いの探してきてくださいよ」

と言っているのですが、なかなかいい返事をしません。

収穫後の管理が難しくて、高くなっているのか、需要が大きく、バランスが取れていないので、

高いのか定かではありませんが、たいしたものです。

原価的に可能な限りは使っていこうと思っていますが、

それにしても・・・

2007年5月 2日 (水)

祝杯

いやあ、私は何にもしていないのに、

妙にうれしくて、妻もいないということもあり、松山の夜のパトロールに出かけました。

こんな時、やはり飲みたいのはシャンパーニュ。

しかし、酒が強いほうではない私はボトル一本飲むのは、ちいと無理があります。

そこでいい店があるんです。先日もすばらしきソムリエさんのお話をしましたあの店です。

近所のワインバーで、グラスワインが充実していて、しかも

泡系(シャンパーニュ、スパークリングワイン)も必ず一つはワイングラスのリストに入っているいい店なんです。

店も早めに終わり

「いざ!」

と着替えて出発。5分とかからないそのお店に入り、

ソムリエさんに

「今日はおめでたいので、シャンパンが飲みたくて来ました」

というと、

「何事ですか?」

と聞いてくれるので

「今朝、子が産まれました」

というと「それは、それは」とさっそくシャンパンを開けてくれました。

落ち着いた雰囲気で、細かい泡立ちの注ぎたてのグラスの写真をとって病院の妻に送ろうとすると

「ボトルとコルクを入れられたらどうですか?」

とグラスの奥に並べてくれました。

何と粋な計らい。気持ちが通じるサービスがうれしいですね。

Photo_1

マリーノエル・レドリュ・キュベというシャンパーニュ。

気分がいいのも手伝って、最高でした。

2007年5月 1日 (火)

おめでた!

待望の次男誕生です。

今朝6時前ごろ、市内の病院で妻が無事出産いたしました。

3000グラムほどの男の子で、2人とも元気です。

5時過ぎに妻に

「病院連れて行って!!!」

と起こされ、

「はっ」

と飛び起きた時には既に妻はかなりきつそうでした。

恐らく今日位だろうと予想していた私は、昨晩は晩酌もやめ、

早々に仮眠のつもりで布団に入っていました。

産まれてきた子が既に頭が座っていたり、しゃべったりするような不思議な夢を見ながらウトウトして、

妻の声で起こされたしだいです。

車に飛び乗り、普通にいけば5分ほどの病院ですが、こんなときに限ってメチャクチャ信号に引っかかる!

後からはうめき声、焦っても信号は青にならない。

「もう少し辛抱しな」

とやさしくはない声をかけながら、なだめやっと着いた時にはもう歩けなくなっていました。

インターホンを押し、看護婦さんに車椅子を持ってきてもらい、連れられていきます。

何もすることの無い私は

「今回も早いんだろうな」

と妙に落ち着きながらも、でもソワソワしている自分にも気付いていました。

前回は病院到着から40分以内に出産。

到着即分娩室という偉業を成し遂げた妻でしたから、

私の中で出産はそれが普通になってしまっています。

人からは

「それはすごいよ。超安産で、奥さんすごく我慢していたんだと思うよ」

と沢山聞かされ

「そんなもんなんだ・・・」

と頭にだけは叩き込んでいました。

でも、やはり前回の記憶が鮮明に残っています。

待合室をウロウロしながら、

やはり今回も即分娩室行きとなった妻の声を聞きながら

「何か飲むものがないかな?」

とあたりを探していると、お茶の粉とお湯を入れる機械を発見。

カップを取り出し、お湯を入れようと試みるが、なぜかお湯が出ない。

「これ、どなにするんや?」

などとつぶやきながら、仕方なく冷水を少しだけ飲みます。

分娩室の様子をうかがいますが、まだうめき声と話し声が聞こえます。

「もう少しかな?」

と思い、下の階に缶コーヒーを買いに行き、階段を上がってくると、なんとなくにぎやかになっています。

近くに新生児室があり、泣き声がたくさんするのではっきりとは分かりませんが、

なにやら今までとは違う声がするな、ちょっとか細いなと耳を澄ましていると、看護婦さんの一人が飛び出てきて

「2人とも無事です。5時○分、3090グラムです」

といって去っていきました。

さすがうちの妻。今回は病院到着から15分を切っています。

なかなかのツワモノ。

先日の検診では担当医から

「今回は異常を感じたらすぐに来て下さいね。前回は遅かったから・・・」

と釘をさされていたにもかかわらず・・・

その後面会を許され

「何でもっと早く起こさないの?」

と聞くと

「何か前回と痛みが違ってわからなかったのよね。助産婦さんにも後もう少しで、院外で出産してしまうところだったのよ」

と注意されたそうです。

まあ、元気で結構。一安心です。

妻はこれで最期にしたいと言っておりましたが、私は女の子がいてもいいと思うんですがね・・・

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