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2007年6月29日 (金)

データ

柴田書店発刊の“月刊 専門料理”のバックナンバーを

眺めていると、気になる特集が。

「魚は塩をして何時間後においしい?」

と言うのがありました。

恐らく以前にも見ているはずなのですが、すっかり忘れていました。

実験の結果によると、冷蔵庫に入れた場合も、入れなかった場合も

塩をほどこし1時間後に旨味成分“グルタミン酸”がほぼ最高レベルに達していると言う結果でした。

その後、冷蔵庫の場合は5時間後に最高値。

常温の場合はドリップ(液ダレ)により、旨味成分は減少していくとの結果でした。

魚によってはあらかじめ塩をしておいて焼くものと、鮎などのように、焼く前に手早く塩を振り、表面に塩が浮いてくるような焼き方をするものがあります。

その鮎でも、本当は塩をして1時間以上置いたほうが美味いと言う実験結果が出ていました。

これを見て、うちの店でも改善しなければいけないこともありそうです。

前もって塩をあてれる物はあてておき、さらに常温においても、冷蔵庫においても変わらないのなら、冷蔵庫のほうが鮮度が保てると言うことですし、非常に勉強になりました。

あと調べたいのは肉の件。

肉も同じように1時間くらいが目どなのかな?

肉の場合もドリップが出ますが、肉は常温で焼くのが基本なので、常温に戻しておき、1時間ほど前に塩をするのがベストなのかな?

なんて考えています。

料理を科学する。面白いことですよね?

やっぱり理屈ですから!

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