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2007年6月22日 (金)

漢方薬局

生まれてはじめて漢方を扱う薬局に行きました。

しかも3軒。

体調が悪いわけでもありません。

よく看板に掲げられている

「つらい○○に」

とか

「かゆい~~に」

(ご相談ください)

こんな宣伝も今のところ関係ありません。

しいて言えば、最近天気が悪いと体がだるいかな・・・

薬局には甘茶を買いに行きました。

お花祭り(お釈迦様の誕生日を祝うお寺のお祭り)で

仏さんの頭からジャバジャバかけるあの甘茶です。

見た目はお茶なのに飲んだら妙に甘く、

普通の飲み物ではありません。

以前、煎じたものをお寺からたくさんもらって、閉口したことがあります。

「麦茶じゃないんだから、こんなに飲めないよ」

ってね。ペットボトルに3本もくれるんですから・・・

甘茶を何に使うかというと、新ショウガを甘く焚く時の色づけと、

あく抜きに使うんです。

新ショウガの皮をたわしでこすってのけ、針で全体を突き、

辛さが抜けやすくします。

その状態で煎じた甘茶で湯がき、数日さらした後、砂糖で焚くのです。

焼き物の付け合せに使うのですが、これも古い仕事なので、

一応、守っていきたい仕事です。

近所の漢方屋を回ったのですが、2軒目までは

「取り寄せになります」

と在庫が無い様子。

花祭り以外は使い道が無いようで、置いておかないんですって。

で3軒目、ついに発見。

しかし500グラム入り。恐らく7年間使えるくらいの量です。

ちょっと無理かなと思い

「これは多いですね!」

というと

「半分くらいになら出来ますが」

と半分にすることには成功しました。

それでも数年は買わなくてもいいでしょう。

ついでに

「これって飲んだら何か効能がありますか?」

と聞くと

「全く無いですね」

とつまらない答え。

本当は

「体がだるい時に飲むと効きますよ」

とか

「肝臓にいいですよ」

なんて言ってくれたらうれしかったのに・・・

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