漢方薬局
生まれてはじめて漢方を扱う薬局に行きました。
しかも3軒。
体調が悪いわけでもありません。
よく看板に掲げられている
「つらい○○に」
とか
「かゆい~~に」
(ご相談ください)
こんな宣伝も今のところ関係ありません。
しいて言えば、最近天気が悪いと体がだるいかな・・・
薬局には甘茶を買いに行きました。
お花祭り(お釈迦様の誕生日を祝うお寺のお祭り)で
仏さんの頭からジャバジャバかけるあの甘茶です。
見た目はお茶なのに飲んだら妙に甘く、
普通の飲み物ではありません。
以前、煎じたものをお寺からたくさんもらって、閉口したことがあります。
「麦茶じゃないんだから、こんなに飲めないよ」
ってね。ペットボトルに3本もくれるんですから・・・
甘茶を何に使うかというと、新ショウガを甘く焚く時の色づけと、
あく抜きに使うんです。
新ショウガの皮をたわしでこすってのけ、針で全体を突き、
辛さが抜けやすくします。
その状態で煎じた甘茶で湯がき、数日さらした後、砂糖で焚くのです。
焼き物の付け合せに使うのですが、これも古い仕事なので、
一応、守っていきたい仕事です。
近所の漢方屋を回ったのですが、2軒目までは
「取り寄せになります」
と在庫が無い様子。
花祭り以外は使い道が無いようで、置いておかないんですって。
で3軒目、ついに発見。
しかし500グラム入り。恐らく7年間使えるくらいの量です。
ちょっと無理かなと思い
「これは多いですね!」
というと
「半分くらいになら出来ますが」
と半分にすることには成功しました。
それでも数年は買わなくてもいいでしょう。
ついでに
「これって飲んだら何か効能がありますか?」
と聞くと
「全く無いですね」
とつまらない答え。
本当は
「体がだるい時に飲むと効きますよ」
とか
「肝臓にいいですよ」
なんて言ってくれたらうれしかったのに・・・
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