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2007年6月20日 (水)

高齢化

月に一回、お茶の家元の機関誌が届きます。

中には関係者のお話等が書かれてあり、

「なるほどな」

という、特に“ゆったりと過ごしましょう”的な言葉があり、

非常に考え直さされることがあるので、目を通すようにしています。

このところお茶の世界でも問題なのは高齢化。

同門が歳を取るだけではなく、新しい人材、参加者が少なく、

入れ替えができていないのが現状です。

私が暇を持て余し、学生時代に「チョロチョロ」していた時、会ではほぼ最年少。

ところが今になってたまに参加してみても

「まだそんなに年下の人はいないんじゃない?」

くらいなもので、いっこうに若返りができていないのが感じられます。

さらには職業柄とでも言いましょうか、足に不安のあるお茶人さんが増えて、正座が厳しくなっているのです。

ある方は補助椅子を使われ、ある方は下座に用意された椅子席に腰掛けられます。

もちろん、そうした方を軽んじるわけにはいけないわけでしょうから、

当然のことかとも思いますが、将来を考えると、気が重いのも事実です。

その機関誌の中で「あぐらをかいてお点前をできるセット」なるものを考案したという記事が出ていました。

なるほど。これは面白いと感じました。

男性ならあぐらでお茶を点て、女性は補助の正座椅子などを用いてちょうどいい高さになっているそうです。

こうすることで、椅子に腰掛けてのお点前より、本来の座っての目の位置に近くなり、雰囲気が出るのではと感じます。

もちろんここでも考えているのは人材の確保。

いかにしてハードルを下げて、第一歩目を踏み出しやすくするかということが念頭にあるのでしょうね。

私の趣味のゴルフもそうです。

競技として参加している生徒や学生は昔に比べて増えたそうですが、

我々のように遊びで来ている人はいつまでたっても若返らず、ここ数年見てみても、私より若い人が遊んでいるのを見るのは稀なのです。

冗談抜きで・・・

この遊びもお先が暗い世界のようです・・・

ということは遊びが年上向きの遊びばかりということか・・・

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コメント

お茶は勿論、華道、日舞など日本的な習い事は本当に危機ですよね。
日本の伝統的な文化を受け継いでくれる若い人が本当に少なくなっているのですもの。
最近若い人が『着物パーティー』と称して着物を着て集まっていると聞きやはり着物はまだ若い人にも魅力があるのね!と安心していたら、なんと!!!
この着物が奇妙奇天烈なもので、アングリ!です。
ミスユニバースもすっかり国際的な顔になって、何処の国の人かわかんない!
東洋人ってかろうじてわかるだけね。
それだけ皆さんのスタイルが良くなって素晴らしいことだと思うけれど。
オバサンには楚々とした大和撫子が懐かしいですっ。

>oginsan  さん

当店でも着物パーティーが催されていました。

が、おっしゃるとおり面白い取り合わせの物が多かったです。

単、二重なんてお構いなし。最も喪服と留袖はいませんでしたが・・・

家にあるものを着てみようの会なんですね。

でも、お茶のあぐら同様、第一歩ですから、こういうのが必要なんじゃないかと思います。

ミスユニバースの顔、全員一緒に見えます。

スタイルも・・・

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