アイスワイン
たまに飲みに行くワインバーで見たことの無い名前がリストに出ていました。
全くワインのことは分からない、ただ飲むのが好きで行っているわけですが、
ただ飲むにも注文しないといけません。
その店は日によってリストが変わります。
グラスワインだけでも白、赤それぞれ7種類ほどあり、
たくさんの中から選ぶことが出来ます。
ですから、分からないなりにリストは見る必要があるのです。
その日のリストの中に目を通し、全く想像のつかないものが1つ。
その分からないワイン、舌が絡まりそうな単語の羅列で、
唯一分かりやすいのが“アイスワイン”との表記があります。
ソムリエさんに
「これ、私には全くわからないのですが、どういったワインでしょうか?」
そう。何がうれしいって、こういう時にでもあきれた顔をするでも、偉そうぶるでもなく、丁寧に説明してくれるそういう姿勢が素人にはうれしいのです。
何でもアイスワインとは氷結ぶどうを使って醸造するワインで、水分が少なくなるため、甘口に仕上がることが特徴だとのこと。
後日ネットで調べるとドイツ、オーストリア、カナダで作られているそうです。
ちなみにここの店のリストに会ったのはオーストリアのもの。
ドイツ語ですのでカタカナで書いてあっても読みづらいのです。
このワイン、甘いだけではなく、酸味も備わっているので、
バランスが取れて、いいものですとのこと。
興味があったので注文することに。しかし値段もいい!
60CCで2000円です。ビール感覚で口に含んでしまうと、
一瞬でなくなります。少ないですから、それなりに味わい、心して飲まないと味すらわからぬまま終わりです。
そして初めて口にするアイスワイン。
美味い!香りももちろん、言うように甘みと酸味のバランスがよく、甘すぎることはなく、それだけですっきりと深みのある味なので、
食べ物が無くてもおいしく飲めるいいワインでした。
いろんなものが飲みたいので、その日はほかのものを飲んで退散したのですが、
あまりにそのおいしさを忘れることが出来ず、その次の日も
そのワインを目当てに行ってしまいました。
幸運なことに少しですが残っており、さっそく注文することに。
感想。
なぜか昨日の方がおいしく感じた・・・
何でだろうか?
開ききってしまったのだろうか(飲み頃を過ぎてしまったのか)、
それとも前日はそれ以外のワインを飲んだあとに飲んだから、口の中で味が際立ったのかも!
決してまずいわけではなく、おいしいことには変りないのです。
ただ、思い入れが大きくなりすぎたせいか、そのように感じただけ。
しかしおいしいワインでした!
ちなみに名前は
グリュナー ベルトリーナー アイスワイン ドメーヌバッファー
と書いておりました。
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