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2007年8月31日 (金)

認知度低っ!

昨日のお話の続きみたいになります。

カンパチのことですが、意外とみんな知らないんですね。

それもお客さんがじゃなくて、従業員もろもろのこと。

カマが残っていたので、おかずにしようと思い、若い子に焼いてもらいました。

「焼けたらみんなに食べてもらってね」

と言って他の仕事をしておりました。

しばらくして焼けあがり、私は少しだけ先にいただいておいて、焼いた本人はカマを持って回って配っています。

「ブリのカマが焼けましたよ。どうですか?食べてください」

それを聞いた1人の板前が、私のところへやって来て

「アホがブリのカマやというて、配ってますよ♪」

と大きな声で言います。

「あらら。それはブリちゃうで!カンパチやで」

と私が叫びます。

すると見習の1人が

「ヤズ、ハマチ、カンパチって出世するんですよね!」

とまた問題発言!(ホンマあほか!)

(正確にはヤズ、ハマチ、ブリとなります。カンパチは種類が違います)

それを聞いてある女性が

「あれ、違うよね?カンパチってマグロの子よね?」

「・・・・・(それは“ヨコワ”です)」

きよみずの人間はどうやら何にも知らなかったようです。

確かに、瀬戸内には少なく、なじみが無いのは事実ですが、

それにしても情けない・・・

2007年8月30日 (木)

カンパチ

来月の昼懐石の焼き物を探していました。

魚屋さんに相談したところ、昼のことですから、そう高価すぎるものは使えません。

「おいしくて、高くないもの」

そんな難題を突きつけられ、魚屋さんも毎月大変です。

申し訳ありません。

ああでもない、こうでもないとやった挙句、苦し紛れに魚屋さんから出てきた言葉。

「カンパチはどう?」

カンパチ?

そんなものこっちで取れるの?

と聞くと、やはりどこからか送られてくるものらしい。

まあ、無い無いついでにやってみますかと、

本日カンパチを注文していました。するととんでもないものが・・・

やってきたのは14キロの鹿児島産カンパチ。

長さは1メートル40センチ。棺おけのような発泡スチロールに入って来ました。

あまりの大きさに、抱え込むようにしてまな板まで連れて行かないと大変な代物。

「だれがこんな大きなモンもってきてくれって・・・」

って言ってもしょうがない。

仕方なくさばき始めて、うろこをそぎ、腹をあけ、さばいていきますが、

大きいだけに扱いが大変。

冬場のくえは特別ですが、それに次ぐほどの大きさがありました。

それでも遠くから空輸された割に身はきれいで鮮度は良く、いいものでしたから、今日のうちに

西京味噌に漬けておきました。

私もそう食べる機会がないので、おいしければいいなと期待で一杯です。

2007年8月29日 (水)

大事件

うちの調理場の子の同級生が、とあるお店の料理長を勤めていました。

28歳にして、料理長。

肩書き的には申し分の無い、出世街道にいるといっても過言ではないでしょう。

さらにお店がオープンしたのは1年前。

開店当初からお客の入りはよく、調理場でも

「なかなかやるもんだね!」

と若い子の中には食事にいって勉強させてもらった子もいました。

さらに、その料理長もうちの板前との関係で、一度店にも来てくれて、昼懐石を食べてくれました。

ところが3日前の日曜日。

何とその大入りのお店で食中毒が出てしまったのです。

おおやけになる前からうちのほうには情報が入り、同情の話で沸いていました。

今朝、事件として新聞に出てしまい、店名も記載されていたので、私もこの話をしてもいいかなと思い、書いています。

それにしても食中毒はいけないですし、飲食店というものは出してしまったら最後。

大変なことになるんだなと改めて思い知らされました。

忙しい店だからこそ、作り置きなどもあり、そういう結果になったでしょうし、被害もたくさんの人に及ぶのです。

しかし、一度事件を起こしてしまったら、人が離れていくのも目に見えています。

飲食店を経営している立場としては非常に気を付けねばならないことと、従業員にはさらに注意を呼びかけたしだいでした。

2007年8月28日 (火)

自称社会派板前

本日、身近なボランティア、献血に行ってまいりました。

学生時代から献血はよく行ったもので、暇な時の時間つぶしに、涼しくて、飲み物も出してくれる献血センターは

私たち仲間の格好の場所だったと記憶しています。

社会人になり、時間も無くなり、献血することはほとんどなくなっていたのですが、

母が参加しているライオンズクラブで献血をサポートする活動があったりします。

そんな関係で、母が呼びかけている時に、従業員に行かせて、私が行かないのも変かなと思い、

一応率先して行くようにしています。

しかも血液センターで所長をしている方が、妻の元上司。

そんなつながりもあり、たまには顔を出すようにしているのですが、

今回何と一年ぶりの献血というい事が判明。久しぶり!

そして通算29回目。

職員の方からも「たくさん来てくれてますね!」

なんて褒められました。

献血したことがある方はご存知かと思いますが、献血用の針って異様に太いんです。

もちろん早く採血するためだとは思うのですが、なにせ軽く焼き鳥の串くらいはあります。

そんなのを刺すんですから、普通の注射とは分けが違います。

嫌いではありませんが、気持ちいいものではありません。

そんな針を今日は新人さんに刺してもらいました。

というのも、まずベテランさんがやって来て、腕をゴムで縛り、パシパシ叩いたりして血管を見ます。

一瞬、看護婦さんの顔が色めき立ったのを私は見逃しませんでした。

「はて?」

と思った瞬間、小声で近くにいた若い子に

「○○ちゃん、この人血管太いよ。お願いしてみたら?」

などと話しています。

私は血管が太いといわれることにはなれています。

何せ献血センターに通い始める以前からも看護婦さんからは非常に好かれる存在でした。

その○○さんがおもむろにやって来て

「いいですか?」

私には明らかにこの人が不慣れな人間なんだろうと言うのがわかりましたが、2人ともその○○さんがいったいどういった人なのかは私には全く説明してくれません。

もしかしたら、研修中の看護学校生なのか、それとも見習中なのか?注射が苦手ない人なのか?

一言言ってくれれば少しは安心するのに

「じゃあ、お願いしてもいいですか?」

とベテラン看護婦、強引に物事を押し進めていきます。

こうなると私も笑顔で

「ええ、どうぞどうぞ」

と言うしかないじゃないですか!

消毒をしたり、ゴムを巻いたり、確かに段取りが悪い。

他の人ならとっくに針刺して、血抜いてるでというときにもまだ準備段階です。

その間もいろんの人が私の周りにやって来て、「この血管がいいよ。太いし、はっきりしているし」

彼女にひそひそ声でアドバイスしていきます。

それでも彼女は1人で

「この血管も捨てがたいんですよね」

なんてやっています。1人で・・・

「この人よっぽどの人なんだ」

としか思えなくなってきました。

いよいよ針を刺す段になって

「痛いですから気を付けてくださいね♪」(私は気を付けれんだろ!)

と突っ込みたいのを我慢して、さらに不安を募らせ、腕に針があたります。

「ブスっ」

結構普通でした。

そして若い看護婦さん、一瞬小さく「ふっー」というのが聞こえました。

私も彼女も落ち着いてきたので

「ちなみに、新入りさんなの?」

と聞くと

「ええ、ここに来ては。でも以前は他の病院に勤めていました。小さい針は何度も刺させてもらったことがあるのですが、こんなに大きいのは・・・」

「大きいのは難しいの?」

「そうなんです。難しいんです」

なるほど。それなら最初に言ってくれたらいいものを。

そんなことも忘れていたんですね。

ドキドキしながらも、私もいい経験をさせていただきました。

2007年8月27日 (月)

おそろいです

以前EC研究会というインターネットでショップを運営している人たちの集まりで知り合った、看板屋さんで

面白い商品があったので頼んでみました。

なんでも看板のロゴを作るシステムで

同じようにTシャツのプリントが出来るらしく、そこに目をつけて、オリジナルTシャツを作るサイトを思いついたそうです。

私も彼のサイトを何気なく眺めていて、ふと

「ほしい!」

と思い立ち、しかも息子とおそろいがいい!

とこうなったのです。

どんなのにしようかと迷った挙句、板前らしく

こんなのにしました。Img_0750

かっこいいでしょ?

非常にお気に入りの「鯛(たい)」です。

見えにくいですが、左下に小さく落款が入っていて、

それぞれ「巧」「悠」と書いてあります。

これを見て、妻は爽の分がないといって怒っていました。

確かに名前を入れてしまうと、おさがりというわけには行かなくなるかもしれません・・・

とりあえず見てみてください。

↓ ↓ ↓ ↓

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2007年8月26日 (日)

こどもの城

松山に“えひめこどもの城”という児童厚生施設があります。

愛媛県が運営しているのですが、このところの財政悪化で、

管理運営を民間に委託することになったと聞いたのは

今年になってからだと思います。

もちろん子供ができるまではそんなものがあることすら知りませんでした。

そしてこの夏、民間委託の効果か、夏休み限定で土日の夜間営業を始めました。

暑い最中、夜でもじゃないといけませんから、せっかくだし行ってみることに。

目的はミニSL。

園内に敷かれた軌道の上を小さなSLが走り、鉄橋やトンネル、踏切を通っていきます。

街からかなり離れたところにあるので、ナビを使いようやくたどり着き、駐車場に車を止めます。

ところがSLの場所に行きたいのですが、園に来るのが初めてなもので、入り口すら分かりません。

というのも夜間営業用に作っていないので、駐車場、通路、施設内とにかく暗い。

道も分かりにくく、我々夫婦と一緒に来ていたきよみずの両親もウロウロするだけ。

遠くに明るいところはたくさん見えるのですが、そこが何かも今一つわからないのです。

とりあえず職員の人に聞いて、だいたいの場所のほうに向かって歩きます。

途中わからなくなり、また聞いて、ようやくこじんまりと走るSLを発見。

長男は大興奮です。

大人1人300円の乗り物券を買って最初は大人4人と子供2人で乗りました。

夜風が気持ちいいとはいえ、大人にはそんなに楽しいものではありません。

しかし子供はどこの子もかなり楽しそうです。

結局長男はその後も2回乗せてもらい、計3回の乗車を楽しみました。

SLが目的だったので、すぐに帰りましたが、車の割に意外と人が多く、にぎわっていたように思えました。

夏休みも終盤を迎え、親子ともいよいよって感じなんでしょうね。

2007年8月25日 (土)

ハプニング

午前11時頃、突然水が出なくなりました。

「えええ、これから営業が始まるって言うのに!!!」

調理場のどこからとも無く、ざわめきの声が広がり、

さらに清掃のおばちゃんが

「仕事にならんがね!」

と大慌て。

そりゃそうです。時間までに掃除がすまないとお客様が出来ませんから。

さらに、室内の気温がだんだん上昇。

「なになに?」

と驚いていると、何と調理場から客室から全てのエアコンが

停止。

いよいよやばくなってきました。

電気が来ていないのは明白。

ただ、室内灯はついているので、どうやら200Vの動力のある一部だけが来ていないようなのです。

それでも配電盤のブレーカーは落ちていません。

急いで電力会社に電話。手配してもらって、人に来てもらう手はずをしてもらったのですが、

そうすぐには来るもんではありません。

こちらは待っているし、暑いしで、頭はカリカリして、汗はダラダラで、両方がヒートアップ。

父がたまらず再電話をすると

「もうすぐ」

と言って切られてしまいます。

外で待つこと5分。

やっと車が到着。営業開始まで30分を切っています。

止まっている冷蔵庫もありますから、とにかく急いでもらわないと!

店の配電盤を調べ、異常が無いことを確認して、

電力の人が近くの電線に上がり始めます。

この暑いのに、高所で作業とは恐れ入ります。

しばらくして、電柱の先からうちに来るまでのヒューズがとんでいるという事が判明。

すぐさま交換して、全て電気が開通。

営業開始なんと3分前。

やっとクーラーのスイッチを入れ、冷蔵庫のモーターの回転音を確認して、一件落着。

短い時間で何とかかたがついて良かったのですが、

お客さんのほうはさっぱりでした!!!

2007年8月24日 (金)

47CLUB

今日、愛媛新聞の記者さんが取材に来られました。

取材内容は

「逸品職人紹介」

と言うコラムが47CLUBのサイト内にあり、そこに載せていただけるらしいのです。

逸品・・・・

恐れ多くて、少し恥ずかしい言葉です。

父と2人での取材となり、写真をとりながらポーズをとり、さらにはアンケートに答えて、記事にしていくそうです。

バックナンバーを見てみると、本当に職人気質の人ばかり。

昔ながらの煎餅作りをしたり、刀剣を作ったり、吹きガラスを作ったり。

そんな列に私なぞ加えていただいて良いものなのだろうか?

とはいえ、天然真鯛姿西京漬けを作る職人として紹介されるページが出来上がるのが、楽しみであります。

47CLUBはこちらから

2007年8月23日 (木)

宍道湖産天然ウナギ

本日、当店には珍しく、天然ウナギのフルコースを所望されるお客様がいらして、

大量に仕入れました。

この天然のウナギをまとまった量で仕入れるのが難しいこと。

最初、予約を聞いたときには、四万十川に問い合わせてみたのですが、

そんなにたくさんはないとあっさり断わられて、

次に旧美川村に尋ねたところ

「丑の日前にはとっている人がいたけど、今は鮎をとっているので、無い」

と見放され、途方にくれて、京都の川物屋に相談。

3軒あたって、中の2軒は全くダメ。

残る一軒が

「大丈夫かもしれません」

と可能性がありそうな感じ。その方に託すことに。

そして1ヶ月かけてやっとの思いで20匹ほどの天然ウナギを確保。

昨日宅急便で送られてきました。

しかし箱を開けるまでは安心できません。

何せ、これで全滅していたりしたら、えらいことですから・・・

開けてみてやっと安堵。

全部元気に泳いでいました。

そして今日、そのほとんどを割くことに。

脂の乗りはかなりの物で、身も養殖物とは比べ物にならないほどきれい。

脂の質は上質なのは触っただけで分かります。

そして光り輝く黄金の腹。

天然物の証です。

お客さんも大変満足されて帰られました。

少しではありますが、まだ在庫が生きています。

もし「我こそは」という方がいたら、連絡いただけたらと思います。

これは美味いっすよ!(高いですけど・・・)

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2007年8月22日 (水)

やかん

やかん

新しい10リットルやかんです。
5年使ったやかんが壊れました。
今朝、忙しい最中、やかんに水を入れて、火にかけようとしたそのとき
「メシっ」
という音とともに、柄の片方がはずれ、中の水がだだぼりになりました。
やかんは調理場ではかなり重要な役割をになってます。
事あるごとに熱湯は必要ですから、常にガス台の片隅で沸いているのです。
やかんがなくなるとたちまち普段にはない不自由が発生して、仕事がスムーズに運ばなくなります。
早く必要なので、仲居さんに出勤途中に荒物屋によって、買って来てもらうことにしました。
昔からある商店街に数軒、立て続けに金物屋さんが並んだところがあります。
そこを出勤して来る彼女は何処ともなく目に付いた一軒のお店を訪ねました。
「すいません、10リットルのやかんありますか?」
調理場で言われた通りに尋ねます。
店員さんが慌てて
「本当に10リットルですか?」
と。
重ねて仲居さんが
「12リットルはないですか?」
ときくと、10リットルはあるけど12リットルはないと言われたそうです。
恐らくそんな大きなやかんはそうそう売れるもんじゃありません。
何年もの間、店頭で不良在庫としてならんでいたはずですから、おばちゃんはとってもにっこにこ。

満面の笑みで900円ほどおまけしてくれたそうです。

それはうれしいはずです。
なんせ7000円ですから…

2007年8月21日 (火)

後手後手

いやあ、今日はダメでしたね。

時間がいくらあっても足りない気がしました。

朝からずっと追われっぱなしで、

さらにはお弁当の時間も間に合わず、お昼のお客さんが来られた時も調理場が片付くことなくお迎えして、

夜のお客さんに間に合わすのがやっとの始末。

たいして忙しいわけでもないのに

「1日のうちで盛り上がる時間帯が多ければ多いほど、しんどく、難しい」

と言う持論を証明する形になってしまいました。

まず、午前中の弁当。昼のお客さん。午後の弁当。夜のお客さん。

こんな感じで1日が流れ、いっこうに終わる気配がないのです。

ああ、思い出すだけでうんざりです。

もう今日のことはどうでもいい。

とにかく早く帰って今日のことを忘れて、寝てしまいたいです・・・

2007年8月20日 (月)

ハプニング

夕方4時くらい、妻から電話がありました。

声はかなりうわずって、焦っているのは分かります。

「ねえ、子供2人が車に閉じ込められて、鍵が開かないんだけど、マンションまで鍵もって来てくれない?」

店も暇で仕込みも終わっていたので、父の自転車でひとっぱしり行ってみると、

大汗をかいた長男と泣き喚く次男が車内に。

車の周りでウロウロする妻と3人が・・・

私がワイヤレスキーで「ぴッ」として、妻が運転席側のドアを開けると

何事もなかったかのように、長男が

「パパ~~~」

と車から飛び降りてきました。

妻はあきれてしまい

「あんたのせいで、大変なことになったのよ!」

と言っても全く意に介せず。

状況を聞くと、先に次男を乗せ、その後長男をシートベルトを付けずに、

チャイルドシートに乗せるだけ乗せました。

そして自分が運転席に行こうとした瞬間、長男が運転席側に来て、集中ロックを

「ガチャン」

妻は鍵を探しましたが、こんな時に限って、荷物ごと車の中だったそうです。

この時期の車の中、エンジンもかけずに入っていると、陰とはいえ高温。

長時間だと死んでしまいます。

何とか開けさせようと、長男に外から指示を出しても、全然言うことを聞かないそうです。

慌てて近くにいた同じマンションの方に電話を借りて店に電話したとの事。

店が近くで、一応駐車場が日陰で、本当に良かった。

しかし悠(長男)は気を付けないとまたやりそうです。

鍵は必ず身につけ、シートベルトはきっちりしないといけませんね。

2007年8月19日 (日)

愛車

あまりに話題に出すことが少ないので、

私が単車乗りだということを知らない方も多いかと思います。

なんと6ヶ月ぶりにエンジンをかけました。

もちろん、バッテリーは完全に弱ってしまい、

自力でエンジンに火を入れることはできませんでした。

最初から覚悟していたことですが、乗ってきた車のバッテリーと

接続してエンジンを回します。

一度は走り始めたのですが、近くの自販機でコーヒーを買ったときに、

エンジンを止めたら、なんと次は自力でエンジンをかけることができませんでした。

仕方なく妻を呼び出し、もう一度車の力を借りてチャージすることに・・・

その後、2時間ほど海沿いを走りまわり、何とか本来の状態を取り戻すことができした。

果たして次はいつ乗れるか分かりませんが、やはり大切にしてやらねばと反省しております。

2007年8月18日 (土)

オンシーズン

水商売では「にっぱち」といって、2月、8月は景気の非常に悪い時期と言われています。

もっとも一般化できるものではないかと思うのですが、

あながちでたらめではないなと感じることがあります。

飲食業、今はまだしも以前なら暑い日や寒い日は外に出たくないわけですから、人出が悪いのも無理はありません。

ところがこの時期、異様に忙しい人がいることが先日判明いたしました。

それは職業で言うと

「僧侶」

いわゆる坊さんです。

前の修行で一緒になったとあるお寺の副住職さん。

次世代をになう青年僧侶(私よりは年下です)ですが、この方の8月に入ってからのスケジュールを聞くと

「私って楽してるんだな!」

としみじみ感じます。

8月に入ってから、関西にある知り合いのお寺に泊り込みで

約1週間以上、盆行のお手伝いをして、その足で愛媛に引き返し、

またまたこちらで盆行のお手伝い。

さらに盆開けには、岡山のお寺で戦没者の追悼慰霊祭。

続いて施餓鬼供養の手伝いに兵庫県へ。

その後、大阪のお寺で地蔵盆。

9月に入って、お彼岸の手伝い・・・

聞いているだけで、ゲが出そうになりました。

2ヶ月間で愛媛の自坊(自分のお寺)にいるのは1週間にみたないそうです。

若いからいろんなところから都合よく使われて、と本人は言っておりましたが、それだけ行事続きだといた仕方ありません。

忙しいのが少しうらやましくもあります。

しかし、その方毎日が明らかにしんどそうでした!

2007年8月17日 (金)

後半戦

長い休みもあっという間に終わってしまいました。

オーシャンビューの素敵なお寺での修行を終え、今年もさらに

人間を大きく成長させたつもりになっている 二代目@若大将であります。

普段より少し早めに出勤して、仕事に取り掛かるも、みんな休み明けで今一つ締まりがなく、

何となくペースがつかめないまま、一日が終わってしまいました。

程々忙しかったせいもありますが、私なんかは全くの休みボケで、

どうも調子が(特に頭)悪かったように思えます。

このところの暑さで、熱中症の方がたくさん出ている様子。

確かに異様なほど暑く、外に出るとどうにかなりそうなくらいです。

それでも子供のころは部活動でも、顧問の先生が

「練習中は疲れるから水を飲むな」

なんて指導をしきりとしていました。

それは一人だけに限らず、その当時の部活を預かるほとんどの先生が、そう言っていたように思います。

ところが今は全く逆の指導。

「倒れるから、水分補給を!」

どうなってるんや?と改めて考えさせられます。

今思うとあの当時、熱中症で死ななくてよかった。

今の自分はないところだったなと、真剣に思います。

昔はここまで暑くなかったということも1つの幸運だったのかもしれません。

今週今日から働き始めて、明日働くとまた休み。

ヘンな感じです。

2007年8月15日 (水)

オーシャンビュー

オーシャンビュー
今日で修行も最終日。
お寺から見た海です。

2007年8月11日 (土)

ハーフターン

今日でとりあえずお盆前の営業は終了。

昨日、今日とほどほどに忙しく、ある意味有終の美を飾れたかと思います。

すっきりとした気持ちでお休みに入れそうです。

大きな休みは盆と正月。

1年の半分は6月で終わっているわけですが、この休みがあるせいで、

なんとなく8月のお盆が半分という気になってしまいます。

そういう意味で今日でハーフターン。

前半振り返ってどうだったんだろう?

なんて思いはするものの、何も感じることはありません。

ちょっと情けないですな。

話は変わります。

私にはゴルフを手ほどきしてもらっている師匠なるものがいます。

その人には

「わしに教えてもらっているって恥ずかしいから言うな」

と言われるくらい私はヘタなのですが、

そのお師匠さん、昨日今日とゴルフの試合にでています。

愛媛ではちょっとした名の通った試合ですが、今朝方メールが入り

「予選を5位で通過しているから、見に来たら?」

とお誘いを受けたので、お昼休みに車をすっ飛ばして見に行きました。

車で40分くらいかかるのですが、許された時間は2時間。

ほとんどが車中です。

(話はゴルフの話ではありません)

ゴルフ場にゴルフを見に行くことは滅多にないのですが、

この炎天下、ゴルフを見るなんて、こんなバカなことないとはっきりいって、驚きました。

かげとはいえむちゃくちゃ暑く

「これは球を追いかけているから出来るんであって、じっとしておくことなんてできないな」

とはじめて気付きました。もう、頭も背中も「チリチリ」言いそうですから。

そんな事言いながら明日はお山へ参ります。

熱中症にならないように気を付けないと・・・

それではよいお休みを。

2007年8月10日 (金)

夏季休業

今年の夏休みは日曜日が重なるため、一日長くなっています。

毎年13日~16日まで休んでいるのですが、そんな関係で今年は12日~の5連休。

調理場にとっては稀に見る大型連休となりました。

しかし私は例のごとく、お盆は恒例の仏門修行に参りますので、休みな様で休みでない、逆に疲れたりして、大変だったりもします。

「禅を組むの?」

って聞かれたりしますがそうではありません。詳しくはいえませんが、とにかく徳を積みに行ってきます。

そんなことで、休み中はブログのほうも休ませていただきたいと思います。

気が向けばちょっと携帯で更新したりするかもしれませんが、一応休みということで。

里帰りされる方、里帰りを受け入れられる側の方、暑いですし身体には気を付けてください。また水の事故、食中毒も多い時期です。

なんでもかんでも口に入れてはいけません。

あと、今月のお料理の更新ができております。

是非ご覧になってください。

http://www11.ocn.ne.jp/~kiyomizu/f-ryouri.htm

2007年8月 9日 (木)

天ぷらの不思議

八百屋さんが小麦粉を持ってきました。

「すいません、これ小麦粉のサンプルなんですが、よかったら使ってみてもらえませんか?地元の粉で、地元の製粉所の物なんですが・・・」

地元の粉・・・ 痛いところを突いてきます。

「で、値段は?」

と聞くと、

「いつものにあわせます」

と言います。不思議に思うかもしれませんが、うちは小麦粉は八百屋さんから仕入れています。パン粉もこんにゃくも八百屋さんです。

どちらかといえば乾物屋がこの手の食材を扱っているところが多いのですが、

当店出入りの八百屋は

「(青果)市場には魚と薬と女以外なら何でも売ってますから!」

といってはばかりません。

要は何でも注文してくれと売り込んでいるのです。

ところがこの小麦粉、よく見てみると中力粉です。油場担当が

「これは中力粉ですからつかえませんよ!」

と八百屋に文句。

「そうですか?そこを何とか」

八百屋さんは料理のことは何も知りませんから、薄力粉だろうが中力粉だろうが関係ありません。

買ってくれるかくれないかだけが問題です。

調理場のみんなが集まり

「でも、この中力粉、用途の欄にはケーキ、天ぷら、うどんって書いてあるよ」

といっています。

そうです。薄力粉にも天ぷら。中力粉にも天ぷらとかいてあるのは以前から知っていました。でも何気なく昔から薄力粉を使っていました。

油場に

「でんぷんの量がちごたら、何が変わるんや?」

と私が聞くと

「粘りが出て、衣がべた付くんやと思いますが・・・」

と言います。

「それは衣を混ぜんかったらどうなるんや?」

と聞くと、答えが返ってきません。

油場的にはでんぷんの少ないさらっとした衣でカラッと揚げたいようなのです。

でもでんぷんは衣を固く仕上げる効果があるのは周知の事実。

「ほな揚げくらべてみ!」

ということで、急遽かぼちゃを使い中力粉と薄力粉の天ぷら対決。

両方をいっぺんに揚げ、揚げた本人以外はどちらがどうか知りません。

調理場みんなで試食します。

油場は衣の濃いさ、揚げ加減は全く同じにやったと言い張ります。

で食べ比べ。

両方ともきれいに揚がっているのはさすがですが、私は一口ずつ食べたら、どちらが中力粉でどちらが薄力粉かすぐにわかりました。

もっとも違うのは、やはり衣の食感でした。

でもみんなの意見では中力粉の食感のほうが評価が高かったように思います。

「かりっとしておいしい」「さくさく感がある」

というのが好感のポイントでした。

薄力粉を推す油場は何となく納得いかない様子でした!

2007年8月 8日 (水)

ちゃ豆

“ちゃ豆”聞いたことがあるのではないでしょうか?

3~4年程前、突然八百屋さんが

「だだちゃ豆です」

といって持ってきたのが私との出会いでした。その後大ブレークして、現在にいたっています。

京都で修行をしていた私にとって、丹波の黒大豆の枝豆というのは1つの確固たるブランドで、そこには

「高級枝豆」

というイメージがあるだけでなく、実際に高価で、味もただの大豆とは大違いでした。

ところがその「ちゃ豆」が一気に普及。今では多くの人が手にし、口にする、おいしくて高級な枝豆という地位を築きあげています。

当初私は、ちゃ豆も外の皮を剥いたら中が黒っぽいので、

黒豆とはいえない(品種が違うので)ので「茶(色)豆」とつけているのだろうと思っていました。今日の今日まで・・・

ところが昨日仕入れたちゃ豆は「茶豆」と書いているのに、今日仕入れたのは「だだちゃ豆」と書いて、パッケージも全く違うものでした。

変だなと思い、今日来たものの包装を見てみると、山形県鶴岡産と書いてあります。

そしてその横に

「“だだちゃ”は山形弁で“お父さん”の方言です」

と書いてあるのです。

ということは何?だだちゃ豆の「ちゃ」は「茶」ではないということなのですよね?それとも茶色豆のちゃに、だだちゃのちゃを洒落て命名したのだろうか?

そして昨日仕入れたものは静岡産、茶豆。

また全く違うところから入荷しているのが話をややこしくしています。

八百屋も八百屋です。

名前さえ同じであれば産地なんてどうでもいいと思っているのがありありと分かります。

実際は「茶豆」なのか「ちゃ豆」なのかはっきりしてもらいたいものです。

普通に考えると黒豆→茶豆ですよね!

2007年8月 7日 (火)

値付け

当店でもわずかながらワインを扱っています。

一応、赤、白のほどほどの価格帯を取り揃えているのですが、

仕入れは東京にいるワイン好きのいとこ任せ。

「これくらいの値段の白ワインがないんだけど・・・」

と連絡を入れると、その値段を重点的に、他の価格帯は少なめにして、24本ほど、時には36本ほど送ってきてくれます。

その後、商品の明細がE-MAILで届き、それにあわせて値段をつけていっています。

が、しかし、私たちのような素人ではカタカナで書かれたワイン名をワインのラベルと照らし合わせて値段をつけることが

この上なく重労働なのです。(だったのです)

それこそ以前は明細に書かれた本数とビンテージで「これかな?」なんて見当をつけて「たぶんこれ」なんて値段をつけていました。

ところが2000年のワインで同じ本数2本が5セットなんて入っていたとしたら、これは困難を極めてしまうのです。

それぐらい無知でした。

このところ、夜な夜な勉強に通ったかいがあってか、

フランス語で書かれたエチケットのだいたいの読みもできつつあり、

値付けが非常に楽になりました。

先日もワインが送られてきて、今日値段をつけました。

今回のは特に簡単だったせいもあり、あっという間にできてしまいました。早くできたことの達成感もうれしさの1つとなってきました。

ビンの形状でも産地の違いがあるなんてことも以前は知らなかったですし、

飲んだことがあったりすると、さらに作業が早くなります。

しかし、困ったことに、しまってある在庫のワイン(特に高価なもの)を見ると無性に懐に入れて持って帰りたい衝動に駆られてしまうのです。

あれも、これも味をみてみたい。どうせ不良在庫なんだし・・・(本当はそんなこと無いのです)

そんな悪い心が芽生えてしまうのです。

2007年8月 6日 (月)

鉄道マニア2

鉄道が好きな子供がいるとまず親のほうがのめり込んで行くそうです。

子供は模型もたいした物じゃなくても満足できるし、鉄道も無理に見に行かなくても、そこまでの欲望はないそうです。

ところがどっぷりはまり込んだ父親は模型も一級品、新しい電車ができたといえば、何時間もかけて電車を見に行く。

山陰でSLが走っているという話を聞くと、どうやっていこうかとまず考えてしまう。

こうして鉄道マニアもお金のかかるマニアへと変わってしまうようです。

私の場合、最初っから鉄道は好き。

しかし他の遊びと比べて優先順位が低いため、特に熱を上げることはありませんでした。

ところが悠が

「電車、電車」

というものですから、一緒に市内電車に乗ったり、JRに行ったりしていると、やはり面白いのです。

今日は先週の日曜日、仕事をしたぶんの代休です。

昼過ぎから寝ている悠をたたき起こして、市内電車の電停まで自転車で行き、さらに市内電車でJR松山駅に到着。

そしてついた時、偶然にも大好きなアンパンマン列車が!

しかも上り下り同時に2両!

「あれ乗る、あれ乗る」

と騒ぐ悠と

「切符、切符!」

と慌てて自販機に向かう私と一種のパニック。どう見ても出発までに5分はありません。

切符を買って改札を通ると

「これ特急券だけですが?」

といわれたので

「そうですか!乗車券は中で買います」

と言うと

「どこまでですか?」

と改札のお姉さんが聞きます。

とっさに口から出た特急停車駅が

「伊予市」

と、となり市の名前。

そして慌てて乗り込んで席を探していると

先ほどの改札のお姉さんが追いかけてきて

「この電車は反対行きですよ!」

というので

「じゃあ、北条でおります」

と上りの一番最初の駅名を言うと

「この時間の特急は北条には止まりませんよ」

と言います。

もっと遠くまで連れて行かれては大変と

「じゃあ降ります」

となんともお粗末な話。

これで下りのアンパンマンに乗れなかったら最悪だなと思いながら、陸橋を走っていくと何とか間に合いました。

焦っているのは私だけ。

悠は乗ったり降りたり走ったりするのを逆に、楽しんでいます。

そのまま20分ほどかけて伊予市に行き、

折り返しの伊予市では駅員さんに

「どこまで行きますか?」

と聞かれるので

「どこまでにしましょうかね?」

と思案の末、今度は伊予市から北条へ行くことに。さらにそこから松山に帰ってきてという反復で、列車を満喫しました。

こんなに電車を楽しんでいるのは私達だけかと思いきや、

松山駅には写真をかまえて電車をとる子供や私なんかよりもっと年上の方がかなりの数がいるのです。

それを見ると私たち親子は変態なわけではなく、普通の姿なのかなとホッといたしました。

一日よく遊びました。

070806_142601 070806_151401

鉄道大好き、鉄男(てつお)です

2007年8月 5日 (日)

初宮参り

少し遅くなりましたが、あきらの初宮参りをしました。

あわせて、お食い初めもやってしまうという、次男ならではのいい加減さ。

結構粗末にされています。

場所は近所のお宮さん。

この神社は天神さんで知られ、神社の格的にはここら辺では、かなり高い位置付けになっているそうです。

私が小中学校の時にも写生やお祭りなどで遊びに行ったものです。

そんな馴染みのあるところでお世話になるのもまた1つの縁があったのかなと感じています。

この日は日差しもきつく、宮司さんや参加してくれた両親も汗をにじませながらのご祈祷です。

そして父が

「爽だけが粗末にされるのはかわいそうだから、ちゃんとしてやった証拠に写真を撮っておけ」

といって鯛の姿作りをしてくれ、寝ている前で写真をとらせていました。

Img_0738 Img_0742 Img_0743

親ばかですみません・・・

2007年8月 4日 (土)

ゆるせん!

今朝9時前、自転車での出勤途中、信号のない交差点に差し掛かり、車が通り過ぎるのを待っていた。

家を出る前に毎朝やっている星占いを今日も見た。

妻と私とは星のめぐり合わせなのか、私がいいときは妻が悪く、

逆に妻がいい時は私が悪いと不思議と決まっている。

たまに両方がいい時があったりもする。

そんな時は不思議な気持ちがするもんだ。

子供ができてからは一丁前に2歳と0歳のチビにも星座がある(もちろんのことだが)

だから家族4人の1日の占いを一応見るのが日課となっている。

妻と私との関係のように、子供たちとの占いの良し悪しのパターン性は現在のところ発見されていない。

チビ達の占いの内容など、はっきり言ってあってないようなもの。

一日中家にいたりするわけだからあたるはずも、はずれるはずもない。

真剣に見ないから法則性も見出せないのである。

今朝の占いは妻と悠が程々上位ににランクインし、私と爽は尻のほう。

「仲間との関係悪化に注意」

などと余計なお世話を書かれていた。

家を出て、そんな占いのことはすっかり忘れて、片道5分かからない自宅から職場への道を慌てるでもなく、

のんびりと進んでいた。そして車を待っていたその時

「ぼたぼた・・・」

一瞬の出来事に、人が見たら吹き出してしまうであろうくらい面食らってしまった。

「何々???」

とあたりを見回す。何にもない。

一瞬、確かに何かが頭上から落ちてきたのである。怖くて頭は触れない。

「雨?」

とも思ったが、空はピーカンである。

「クーラーの水?」

と思ったが近くに建物はない交差点。

「ああああ!!!!」

とっさにその場をやり過ごし、身をかわしたところ、再度

「ボタボタボタ・・・」

「このやろう!」

と場所を変えたところから先ほどの位置の頭上を見ると

一匹のカラスが!

何と頭に糞を掛けられたのです。

人が来たから糞をしたのは明白。

しかも2度目は未遂ですが、明らかに人間が考えて見上げたところで顔につくようなタイミングで発射している。

ぶちのめしてやりたいところだが、8メートルも上の電線上の敵に街中で応酬できる術を私は持っていない。

悔しくもその場を去り、店で頭を洗ったしだいである。

幸い(?)服にはつかず、被害は頭だけだった。

「運」ウン(チ)が付いたと割り切ろうと必死に頑張ってみたが、やはり先ほどの占いが頭をよぎったのである。

2007年8月 3日 (金)

今回は・・・

何とか台風をやり過ごすことができたようです。

前回の4号のときは壊滅的に被害を受けたきよみず。

5組20人以上の予約が全てキャンセルになるという、

多大なる損害でした。

今週も週末近くに台風接近との報を聞いた週頭、前回のことが頭をよぎり、思わず予約帳の確認に行きました。

前回とは違い、見たところ近所のお客さんであろう業種が固まっていたので、恐らくそんなにキャンセルはないだろうと踏んでいました。

そして予定より早く、昨晩台風が松山にもっとも接近。

風は少々あるものの、たいしたことはなく、今朝方ちょっと強めの雨が降っただけで、意外とすんなりかわせたようでした。

おかげさまで今回は昨日のキャンセル1件のみ。

前回よりはかなりマシなので、声をあげて「万歳」言いたいところです。

話は変わりますが、早くもとらふぐが入荷し始めました。

「ちょっと早くない?」

といわれる方は

「寒い時にふぐ」

と先入観により、思い込んでいる方。

意外とシーズンと変わらず身が締まりおいしいのです。

そしてちょっとだけリーズナブル。(相場のものなので一概には言えませんが)

「暑い時にクーラーの効いた部屋でヒレ酒とともに、きーんと冷えたてっさが美味いんだ」

とおっしゃる粋な方もいらっしゃいます。

2007年8月 2日 (木)

かぼちゃプリン

今月のスウィーツはかぼちゃプリンだ!

何を興奮しているのでしょう!

昨日、試食用にかぼちゃプリンを作ってみました。

かぼちゃ自体は特別おいしいものではなかったのですが、

プリンはなかなかいい感じにできました。

カラメルの代わりに黒蜜を使ってみたのですが、かぼちゃが勝ってしまい、

黒糖の味が今一つ感じないのが気に入らない!

しかし、気にならないということは合っているということで、

不思議と一応の満足。

ただ、これをお昼来た方全員にお出しするとなると、結構手間なので、

予約の方だけとか、気まぐれで作っちゃおうかななんて、いい加減な考えで臨んでいます。

もし食べることができたら、幸運だったということでしょうか?

(いや、仮にかぼちゃのプリンがおいしかったとして、食べれたら幸運ですが、まずくて食べてしまったら不幸ということでしょうか・・・)

2007年8月 1日 (水)

筋肉痛?

昨日はココログのメンテナンスが行われていたため、更新不可能でした。

失礼をいたしました。

昨日、調理場の1人が同級生から借りてきたという、少し前にブレークした「ビリーズブートキャンプ」を持って来ました。

本人は数回して飽きてしまったようで

「巧さん使ってくださいよ。やってみてくださいよ」

なぜか一生懸命勧めてくれるのです。

確かに、万年ダイエッターで、常々「身体を動かさないと!食事を減らさないと!」と騒いでいるものですから、気を使ってくれたのかもしれません。

仕方なく家に持って帰り、やる気はないけど、おいておいたら、何と意外にも妻が食いつきました。

DVDをセットするといきなり始まります。

突然のアップテンポにタジタジの様子です。

勢いよく流れるナレーションとは裏腹についていけそうにない妻が

「これ無理だな、しんどいな」

と悲鳴をあげています。

見ていると笑えますが、本人は必死の様子。

でも残念なことにテレビでやっているポーズが取れない!

体が固かったり、意味がわからなかったり、理由は様々ですが、だんだんやる気が失せてきているのが分かります。

そして、始まって5分。ついに

妻「やめた!」

私 「早やッ!」

妻「これは私には無理よ。激しすぎるもの」

と言い訳を始めました。

まあ、実際、物凄く体力がいる動作だと思います。

そのご40分ほどはBGMとして我が家に流れていました。

そして本日。そのたった5分で筋肉痛になったと喜んでおりました!

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