値付け
当店でもわずかながらワインを扱っています。
一応、赤、白のほどほどの価格帯を取り揃えているのですが、
仕入れは東京にいるワイン好きのいとこ任せ。
「これくらいの値段の白ワインがないんだけど・・・」
と連絡を入れると、その値段を重点的に、他の価格帯は少なめにして、24本ほど、時には36本ほど送ってきてくれます。
その後、商品の明細がE-MAILで届き、それにあわせて値段をつけていっています。
が、しかし、私たちのような素人ではカタカナで書かれたワイン名をワインのラベルと照らし合わせて値段をつけることが
この上なく重労働なのです。(だったのです)
それこそ以前は明細に書かれた本数とビンテージで「これかな?」なんて見当をつけて「たぶんこれ」なんて値段をつけていました。
ところが2000年のワインで同じ本数2本が5セットなんて入っていたとしたら、これは困難を極めてしまうのです。
それぐらい無知でした。
このところ、夜な夜な勉強に通ったかいがあってか、
フランス語で書かれたエチケットのだいたいの読みもできつつあり、
値付けが非常に楽になりました。
先日もワインが送られてきて、今日値段をつけました。
今回のは特に簡単だったせいもあり、あっという間にできてしまいました。早くできたことの達成感もうれしさの1つとなってきました。
ビンの形状でも産地の違いがあるなんてことも以前は知らなかったですし、
飲んだことがあったりすると、さらに作業が早くなります。
しかし、困ったことに、しまってある在庫のワイン(特に高価なもの)を見ると無性に懐に入れて持って帰りたい衝動に駆られてしまうのです。
あれも、これも味をみてみたい。どうせ不良在庫なんだし・・・(本当はそんなこと無いのです)
そんな悪い心が芽生えてしまうのです。
コメント