カンパチ
来月の昼懐石の焼き物を探していました。
魚屋さんに相談したところ、昼のことですから、そう高価すぎるものは使えません。
「おいしくて、高くないもの」
そんな難題を突きつけられ、魚屋さんも毎月大変です。
申し訳ありません。
ああでもない、こうでもないとやった挙句、苦し紛れに魚屋さんから出てきた言葉。
「カンパチはどう?」
カンパチ?
そんなものこっちで取れるの?
と聞くと、やはりどこからか送られてくるものらしい。
まあ、無い無いついでにやってみますかと、
本日カンパチを注文していました。するととんでもないものが・・・
やってきたのは14キロの鹿児島産カンパチ。
長さは1メートル40センチ。棺おけのような発泡スチロールに入って来ました。
あまりの大きさに、抱え込むようにしてまな板まで連れて行かないと大変な代物。
「だれがこんな大きなモンもってきてくれって・・・」
って言ってもしょうがない。
仕方なくさばき始めて、うろこをそぎ、腹をあけ、さばいていきますが、
大きいだけに扱いが大変。
冬場のくえは特別ですが、それに次ぐほどの大きさがありました。
それでも遠くから空輸された割に身はきれいで鮮度は良く、いいものでしたから、今日のうちに
西京味噌に漬けておきました。
私もそう食べる機会がないので、おいしければいいなと期待で一杯です。
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