やかん
新しい10リットルやかんです。
5年使ったやかんが壊れました。
今朝、忙しい最中、やかんに水を入れて、火にかけようとしたそのとき
「メシっ」
という音とともに、柄の片方がはずれ、中の水がだだぼりになりました。
やかんは調理場ではかなり重要な役割をになってます。
事あるごとに熱湯は必要ですから、常にガス台の片隅で沸いているのです。
やかんがなくなるとたちまち普段にはない不自由が発生して、仕事がスムーズに運ばなくなります。
早く必要なので、仲居さんに出勤途中に荒物屋によって、買って来てもらうことにしました。
昔からある商店街に数軒、立て続けに金物屋さんが並んだところがあります。
そこを出勤して来る彼女は何処ともなく目に付いた一軒のお店を訪ねました。
「すいません、10リットルのやかんありますか?」
調理場で言われた通りに尋ねます。
店員さんが慌てて
「本当に10リットルですか?」
と。
重ねて仲居さんが
「12リットルはないですか?」
ときくと、10リットルはあるけど12リットルはないと言われたそうです。
恐らくそんな大きなやかんはそうそう売れるもんじゃありません。
何年もの間、店頭で不良在庫としてならんでいたはずですから、おばちゃんはとってもにっこにこ。
満面の笑みで900円ほどおまけしてくれたそうです。
それはうれしいはずです。
なんせ7000円ですから…
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コメント
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そのおやかんって、昔、運動部の部活で活躍していたものと
同じくらいですか?
ボコボコになっていておやかんの口から、お水を皆で回し飲み
したりしていました。
今の子供達は決してこんな事はしないでしょうが。
お店のはもっと大きいのかしら?
小学校の給食当番の時にも大きなおやかんに入ったお茶を
ウンウンいいながら運んだ覚えもあります。
でもおやかんって結構なお値なんですね。
投稿: oginsan | 2007年8月23日 (木) 21時52分
oginsan さん
恐らくその程度の大きさではないと思います。
板前の中では重くて片手で持てないという子もいます。
もちろん満水時ですよ!
投稿: takumi | 2007年8月23日 (木) 22時17分