音痴
以前聞いた話ですが、今の若い世代の人たちに、音痴はいない、
つまり「音痴0時代」なのだそうです。
子供のときから高度な音楽素材に恵まれ、音楽に親しんでいるからだとか。
幼児のときから身近にあるのは、ピアノ絵本といわれる歌詞が付いていて、ボタンを押すと、童謡が流れて、歌を歌ってくれる、そんな素敵な遊び道具で音楽を聞いているので、
リズムや音感が良くなるのだそうです。
(もっとも私的にはこの絵本の音もどうかな?とも思いますが!)
うちにもピアノ絵本のように、音が出て歌を歌ってくれる本がいくつかあります。
これでうちの子も音痴ではない子に育つはず。
でした・・・
「はずでした」というのは、私は自他共に認める音痴。
自分で何でもう少し歌えないのかな?と寂しい気持ちになります。
そんな父親をつかまえて、長男はピアノ絵本を取り出し
「これ、一緒に歌って」
といって持ってきます。
子供が歌ってくれといって持ってくるのに、歌ってやらないのはかわいそうかなと思い、一緒に歌ってやると、やっぱりおかしな音程の部分があります。
せっかく音痴がうまれないピアノ絵本なのに、私が一緒に歌ったのでは意味が無い。
しかし歌わないわけにはいかない。母親ばかりに押し付けたのでは、これも申し訳ない。
結果、長男は確実に音痴への道を進んでおります。
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