糸瓜
別名そうめん瓜と呼ばれる糸瓜ですが、形は楕円形でラグビーボールより少し小さめ。色は少し薄めの黄色です。
どこがそうめんかと言うと、皮を剥いて湯がくと繊維がすじ上に残り、これがそうめんに見えることからそう呼ばれているようです。
この近辺では岡山が産地なのですが、別に地元でもできないわけではありません。
ところが需要が少ないからでしょうか、愛媛産のものが八百屋に出回ることは無いようです。
なぜ、そんなに売れないか?
3つほど理由があると考えられますが、
まず、皮が固く、家庭の包丁では扱いにくい。
次に湯がくのが難しい。湯がきすぎるとドロドロでまずい限りです。
最後に、結構てまな割りに、ちゃんとしたおかずにはならないということ。
あくまで副菜程度にしか使えないということ。
だろうと思います。
余談ですが、私が京都からこの糸瓜の調理法を持ち帰る以前は、きよみずは糸瓜を調理できませんでした。
一度八百屋からもらったそうですが、湯がきすぎて
「こんなまずい野菜は無いな!」
とまで言われたそうです。
知らないということは怖いことですね!
私が献立に入れ始め、湯がき方をきちんとし、料理してみたのを食べて、一同
「こんなにおいしい野菜だったのか!」
と驚いたようです。
糸瓜、テレビで見たことあります。味わってみたい(ラブ)と今月のお献立を見ると夜の部の方に発見。
そこで見つけた美しい一鉢、なぁに?イチジクの西京煮ってどんなお味なのでしょう。
白味噌仕立?気になって、気になって、仕方ありません。
およだが…じゅるじゅる…
投稿: たなちゃん | 2007年9月 9日 (日) 13時54分
>たなちゃん さん
糸瓜は料理しだいで非常に上品な一品を作ることができます。
イチジク・・・ですが、指摘どおり、出汁に白味噌と味醂と醤油を少々入れて皮を剥いたイチジクを焚いています。
イチジクの甘みが意外と料理に合います。
投稿: takumi | 2007年9月10日 (月) 10時56分