商談会
愛媛県の農林水産部が主催する商談会というものがあります。
内容的には恐らく、県内産の水産農産物を用いた商品や、生産物そのものを世の中に出していくための、ビジネスマッチングが行われるのだと思います。
そんなに堅苦しくないく、交流の意味も含まれているのかもしれません。
当店も自慢の鯛めしセットを引っさげて、企画展示に参加しようと思って、申し込みをしておりました。
数週間して、県庁からブースが確保できたとのお知らせが来て、その資料を作るための書類が郵送されてきました。
そして、時間があったので、さっそく書ける所を記載して、FAXにて発信いたしました。
しばらくして、担当者から電話がかかってきて
「なるべく空欄の無いようにもっとしっかり書いてくれ」
的なことを言ってきます。
そのときは、お役所仕事なんだから仕方が無い。と思いながらも、何となく気分が悪く、
結局、空欄なのは書きたくなかったり、かけなかったり、書くことの意味が無かったりする部分なので、空欄で提出したにもかかわらず、そこを書けという
「とにかくこうしてくれ」
という雰囲気が非常に納得いきませんでした。
私が空欄にした部分は
・会社の沿革
・担当者の所属
・販売期間
・生産量
これらのことでした。
担当者はここら辺をきっちりして、とにかくきれいな資料を作りたいのでしょう。
(有)きよみず の欄だけ穴だらけではやはり能力が問われるとか・・・
“会社の沿革“に関しては担当者はうちをどれほどの会社と思っているのか知りませんが、別に沿革なんてどうでもいいんです。いつ創業して、いつ会社になったかなんて、小さな会社には関係ないわけです。どっちにしても個人経営みたいなものなんですから!(それでも法人だという信用を付けさせたいのか)
“担当者の所属”などは全ての会社には部署があると思っているんでしょうね。社長1人の会社はなんと書けばいいというのでしょうか?うちに部署なんて無いんですよ。しいて言えば調理場?
“販売期間”は私が悪いのかもしれません。「通年」と書けばよかったのかもしれません。がそんなことは見たら分かるでしょう?
“生産量”とは生産て何?ってな感じです。われわれ家庭内手工業者は生産と言われてもピンと来ないのです。むしろ
「1日何セットは発想可能か?」
と言われると
「10個」
と答えられるのです。生産ていうと
「日産1トン」
見たいな数字が必要なのかと思い、かけませんでした。生産10個なんて恥ずかしくてかけませんもの。仕入れ次第だし、台風来たら0個だし!
そんなこんなで、もう行くのはやめました。
結局、我々みたいな小さいところには似つかわしくない場なんでしょう。
ちょっとは面白いこともあるかと思っていましたが、やはり面倒になりました。
短気なのかな?私!
ぺこぺこしながら名刺配りをする若大将は見たくないけれど、鯛めしセットは全国の皆様に紹介したいと思う私です。
このブログに出会って若大将の料理に対する真摯な姿勢に刺激され、盛り付けから器、新作メニュー開発とおおいに良い影響を受けている我が家の食卓(偉いぞ私)。
今日、地元生産者コーナーにあの超激辛ハバネロが登場していました。
きよみずさんだったらどんな風に使うのかしら?と想像しつつ、手を出しかけて止めました。
それにしても鮮やかな赤と可愛らしい形でした、ハバネロ。
投稿: たなちゃん | 2007年10月 3日 (水) 17時26分
>たなちゃん さん
頭はいくらでも下げますが、無理なものは無理。
お料理頑張っているみたいですね。そして反響があったときが何よりうれしいですよね!どうです、反応は?
ハバネロ、うちでは無理かと・・・
以前、国産で一番辛い唐辛子と言うのが運ばれてきて、
父が塩焼きにして、みんなが一口食べて吐きまわってました。和食では限界があるようです。
でも、愛媛で作ってるんですね。ハバネロ!!!
投稿: takumi | 2007年10月 5日 (金) 15時37分