異常行動
最大の山場の週末を迎え、
スタッフたちもギリギリの状態が続いている感じです。
若い者頭の板前が
「巧さん、どうしてもって言うんなら、ネタにしてもらってもいいですよ。菜箸の箸たてに箸が立ってなかったんですが、湯飲みのお茶と間違って、箸たての水を飲んでしまいました」
(確かにこれはきつい。汚い水ではないにしろ、お茶だと思ったものが、水なだけでもいやなもの・・・)
「それは大変やったね!疲れてるんだよたぶん。明日は休みだからゆっくり休みな」
と久しぶりにやさしく言葉をかけてあげました。
ある子は付き出しを出さないといけないのに、間違って酢の物と付き出しを混ぜたような料理を間違って勝手に作ってしまい、父に雷を落とされ、青い顔を調理場にたたずんでいました。
(やってはいけないこととは言え、お気の毒)
かくいう私も、煮焚物をするときに、お猪口やお玉を入れている、水を張ったボールが煮場の横においてあります。
焚物の味見するつもりが、その中の水を間違ってすくって味見をしてしまい、思わず
「ゲッ」
ってなってしまいました。いろんなものが混ざり合った、例えようのない味がいたしました。
それぞれの異常行動ですが、若い者頭の場合、お湯飲みと箸たては全く大きさが違うので、持てば気づくと思うのに、気づかない。
料理の間違えも、間違え仕掛けたとしても、実際に出来上がってみると
「あれ?」
って気づくはず。私の場合は論外です・・・
すべて正常な状況なら、簡単に起こらないようなことがいっぱい起こっているようです。
報告がないだけで、他にも凡ミスがたくさんあるはず。
明日は店が休業なので、みんなでゆっくり休むしかないですね
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