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2007年12月14日 (金)

さば

今では完全に高級魚になっている鯖ですが、

魚市場にいる大学の時の同級生のお母さんが

「食べてみて」

と言って一匹プレゼントしてくれました。

御礼の電話をして、産地を聞いてみると、九州ということだけ教えてくれました。

何でも少し前までは痩せていたのに、肥えてきたから美味しいだろうとのことでした。

そして、何にして食べようかと迷い、刺身は他のときでも食べれる。

とりあえず、しめ鯖にはしてみておかないと、味を見るという作業ができないので、

片身は塩をして、しめ鯖にしてみることに。どれほど脂が乗っているのか楽しみです。

そしてもう片身。

これは少々悩みましたが、もらったときでもないともったいなくてできないので、塩焼きと生姜煮と両方作ってみました。

普通なら、身が生きていて、刺身で食べれるようなものは、絶対にもったいなさ過ぎて、そんなことに使えません。

おかずに使うのもノルウェーからやってくる、西洋鯖です。

包丁を入れるときでも、なんだか

「本当にこんなことしてええんやろか?」

と正直びびりました。それくらい鯖は高級魚なのです。

思い切って焼いた鯖は、さすがに脂の質が良く、美味しかったです。

しかし、残念なことに、焚いた物は少々ぱさつき感が出てしまい、若い子達も

「これって、冷凍鯖のほうが美味しいかもしれませんね・・・」

と言います。確かに冷凍の鯖は身が完全にクタクタになっているので、やわらかく、しかも脂が全身に回っているのです。

不思議なものやなと感じながら、二度とこういう食べ方をすることはないだろうと、思いました。

確かに勉強とはいえ、ちょっともったいなかったです。

おばちゃん、ごめんなさい。でもしめ鯖は最高でしたよ!

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