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2007年12月24日 (月)

年とりました・・・

本日、クリスマスイブは私の誕生日でございます。

なんと34歳。つくづくいい歳になってまいりました。

そんな34歳の誕生日に、以前父からもらっていた、ふぐ引きの包丁をおろしました。

てっさを引く包丁は他の包丁とは少しだけ異なります。

まず、お刺身を引くにもかかわらず、あまり長くないこと。

さらには包丁の厚みが薄いこと。そして本焼きであること。

以上が特徴として挙げられます。

これらの特徴は、ふぐはもっぱら薄造りにするので、こういう包丁の変化が現れてきたのでしょう。

あと、本焼きと言うのは鋼だけで出来ている包丁のことで、材料が材料だけに高価です。

一般的な和包丁はコストを削減するため、鋼を二枚のやわらかい鉄二枚ではさんで包丁にしています。これを“霞(かすみ)”と呼びます。

しかしもちろん、鋼のみの本焼きのほうが切れ味は鋭く、霞とは比べ物にならない上物です。

ふぐは薄く引かないといけないので、非常に鋭い切れ味が求められるため、本焼きの包丁で引くことが多いようです。

しかし本焼きには欠点もあります。

鋼が硬すぎるため、研いでもなかなか切れるようにならないのと、もし、傷んでかけてしまった場合、なかなか直らない点です。いずれも硬さゆえの欠点で、もちろん硬いから切れるのであって、どっち付かずというところでしょうか!

この包丁をもらったのは10年ほど前。私が京都にいるときに

「もう、わしの歳では新しいてっさ包丁を下ろすことも無いだろう。何かのときにと買っておいたものだけど、使えや」

と言って渡されたように思います。修行中の励みになるかと思った計らいかもしれませんが、そのときは非常にうれしかったのを覚えています。

もちろん当時、そんな上等を使えるようなポジションで仕事もしていません。

全くの宝の持ち腐れでした。

その状況は松山に帰ってからも大して変わらず、てっさを引く機会など、そうありませんでした。

しかし「ふと」思い出し、これを機にとなったわけです。

包丁自体はいいものなのですが、まだ研ぎこみが少なく、

切れ味は今一つです。

これが切れるようになったときには、今まで以上に切れた面のすばらしい薄造りが引けることでしょう。

ちょっとした記念になりました。

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コメント

お誕生日おめでとうございます☆

12月21日に豪華なお弁当を頂いた社員の者です。
創立記念の為、大々的な食事会でして、全社員が大満足出来ました。
こんな立派なお料理時間掛かるだろうなぁと思ってたんですが、日記を拝見して・・・
やっぱり(><)汗汗汗

ホントにおいしかったです。ありがとうございました。

私は人を見る目が無いのでしょうか?
若大将の推定年齢29歳、上限31歳かな?と思っていました。
で、ということは丑年さんですよね。
わぁい♪丑仲間だぁ~。

一日遅れましたが、
お誕生日おめでとうございます。

お誕生日おめでとうございます。

友人の子供はクリスマスプレゼントとお誕生日のプレゼントが一緒になっていつも不満そうでした。

takumiさんはそんなことはいわなかった?(笑)

包丁のお話良いですね。
親から子へ技術の伝承ができるなんて
素晴らしいことです。
takumiさんがその包丁を使おうと思ったのは
お父様に恥じない技術を習得されたという事でしょう?

>oginsan さん

私は両親が兄弟と差別しないことを理由に、両方のプレゼントをクリスマスにいただいておりました。
包丁ですが、技術が身に付いたなどとおこがましいことを申しているつもりはありません。
ただ、その仕事を出来るグレードまで登ることが出来たのだと考えています。


>いか さん

いかさんも丑ですか?うしはよだれの様に「だらだら稼ぐ」何て言われますが、全く稼いでいません!いかさんは?
若く見ていただけるのは非常に光栄です。ありがとうございます。

> YTK さん

お弁当、食べていただきましてありがとうございます。
確かに個数が多く、大変でした。
しかし、作ると言うことに関しては真剣に作っています。
その結果、美味しかったと言っていただけるのは、非常に励みになります。
もったいないお言葉、ありがとうございます。

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