果たして?
お客さんの知り合いだという愛媛の酒蔵の方が年末に営業に来ました。
小さな造り酒屋で、それでもいくつかの種類の酒を作って、がんばっている様子を見て
「とりあえず」
と注文いたしました。
店に置いてみて、さらにアピール用のメニューブックに載せる画像つきの説明書きも用意したのですが、もう一つ反応が悪いのです。
このままでは一回きりお付き合いで買ったと思われるのも気の毒だし、悪いお酒ではないので、何とか使いたい。
そう思い、ヒレ酒のお酒として使ってみてはどうかという話になりました。
そのお酒は純米酒。果たしてヒレ酒用の超熱燗に合うかどうか試してみよう♪ということになり、作ってみることに。
しかし、私はいつも店のヒレ酒を飲んでいるわけではないので、の見比べてみないと分からない!
と抗議しましたが、母は
「いっつも飲んでいるから、そんなことしなくてもよく分かる」
といって取り合ってくれませんでした。
2種類飲むほうが、楽しいですし、たくさん飲めるのに!
などと文句を言いながら、私がヒレ酒を作ることに。
お酒をつけて、ヒレを入れた器に注ぎ、蓋をしてしばらくしてからヒレを取り出し、口へ運びます。
「うまい。やはりヒレ酒は美味しい。」
しかし飲んでいないから違いは全く分からない。そこで母に飲ませてみると
「ああ、すっきりと辛く、いけますね!」
と違いを表現。(辛いんだ)としか分からない私を尻目に、美味しいのだと言っていました。
てなことで、今日からヒレ酒はそのお酒で造ることになりました。
お酒の名前は 西条市のお酒で成龍酒造の賀儀屋の純米です。
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