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2008年1月 8日 (火)

七草

昨日は七草粥を食べる日でした。

いわれでは、お正月にご馳走を食べて、疲れ果てた胃腸を

休ませるために、消化の良い七草粥を食べるのだとか。

そこから転じて、1月7日に七草粥を食べると、1年間を無病で過ごすことが出来るとなったそうです。

当店では毎年、お粥ではもう一つ味気ないので、魚のあらで取った出汁を使って七草を入れた「七草雑炊」を作っています。

そのままおかゆに入れて食べるよりは格段に美味しくいただくことが出来ます。

しかし、私個人的な意見では、蕪や大根といった普通に食べている野菜も七草の中には入っていますが、ほとんどは見た目全くの雑草。

料理の世界に入って初めてのころは

「ほんまにこれ食べるんかいな?この飽食の時代に・・・」

と思ったものです。そしていまだに食べると

「なんだか土臭く、草臭くて・・・」

といった印象が強く、好んで食べようとは決して思えません。

昨日は妹が松山最後の日で、昼ごはんに七草を入れてくれというものですから、七草の飯蒸しを作ってやりました。

あまり美味しくないものだから食べやすく。

と思い七草は形だけにして少しにとどめておきました。

すると、そのことで大クレーム!

「こんなので一年間無病息災になれるの?」

ですって・・・

(そんな事言っても、おそらく丼鉢に一杯食べても無病ではいられないと思うけど・・・)

「美味しいほうがいいんじゃない?」

といってなだめておきました。

果たしてその効果は?!

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