そば粉
柳谷村(愛媛と高知の県境です)の知り合いから、そば粉をいただきました。
以前は自分の土地でそばを作ってもらい、そのそばを買い石臼で挽いていたそうです。
ところがやはりそばを挽くにはそれなりの技術がいるようで、そば切りにするのに、なかなかうまくいかない。
と言う話を聞いていました。
その当時の粉を一昨年いただきましたが、実際つながりにくく、打つのが難しかったのを覚えています。
で、昨年の秋採れたそばはもう無理をせず、製粉所に挽いてもらったそうです。
その挽いた粉を本日いただきました。仕事も余裕があったので、時間を見て打ってみることに。
甘皮が入っている今年のそばは見た目真っ黒。
いわゆる藪そばで、真っ白な更科ではありません。
打ち始めて、粉が挽きたてだからかどうか、水分が多く、少しやわらかめになってしまいましたが、さすがに新そばだけあって、うまく伸びますし、腰と弾力があり、非常に打ちやすい粉でした。
自分たちでも味を見てみて、なかなかいけたので、お客様に希望を聞いてお出ししてみることに。
すると皆さん口をそろえて
「美味しい!」
と絶賛。中には
「今日のそばが一番美味しかった」
と言う方までいて、もって来てくれた人もそれを聞くと、さぞ喜ぶことでしょう。
色はコンニャクみたいに黒くて、見た目は悪いですが、それさえ我慢できたら、いい粉ですね。
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