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2008年3月25日 (火)

つわぶき

正式名はなんと言うのでしょう・・・

愛媛県の南部、南予地方ではつわぶきとよばれる蕗が名産です。

と言っても、栽培しているわけではなく、野山に生えているものを採取するわけですが、昔からの話で

「つわぶきは海辺の潮風があたる所のものじゃないと食べられない」

と聞いたことがあります。

実際に海沿いでないところのつわぶきを食べて、検証したことがないので分かりませんが、そういうことです。

この時期になると、伊方町の親戚からたくさんのつわぶきをいただきます。

食べ方は皮をむいて、油いためにして、きんぴらにするのですが、普通の蕗とくらべて、香りが高く、味も良く、本当に美味しいきんぴらができます。

しかししかし、皮をむくといいますが、これがそんなに簡単のものではないのです。

湯がきすぎるとやわらかくなりすぎ、皮が剥けず、湯がきが浅いとやはり皮が離れず、灰汁が強いため爪と手が真っ黒になります。さらに剥きにくいのも、苦労の原因です。

ですから湯がきすぎを防ぐため、鍋の湯をボール並べたつわぶきにかけるという手法をとります。

そうすることで温度が若干下がり、程よく湯がけ、皮がむけやすくなるのです。

今日、運び込まれたつわぶき、なんとゴミ袋一杯!

驚くべき量です。

店が暇なのを幸いに、大きな鍋やボールを並べて、必死で湯がき、冷水に落とし、みんなで皮をむきました。

手が汚くなるのを防ぐために、ナイロン手袋をしていますが、それでも破れた所から灰汁が入り、ひどいことになりました。真っ黒です。

一度その皮をむいたものを湯がいてから焚くのですが、今日はここまで。

代わる代わる剥き続け、結局2時間以上かかりました。

ただのものを食べるようにするには、やはり大変です!

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コメント

ええ~~~っ!
そうなんですか?
私は“つわぶき”はよく洗ってそのまま、炊いていました。
今年は採ってきたら、教えて頂いたとおりにしてみます。
でも・・・
灰汁で手が染まるのはいやだ~~~っ!
私の祖母は“つわぶき”を梅酢に漬けていましたが、カリカリと歯応えがあって美味しかったのを
覚えています。
でも作り方を聞いていなかったから、どうして作ったのか???
ご存知ありませんか?

春の若菜摘みというとツクシです。
土筆のハカマを取るのもやはり、指が真っ黒になるから、本当は嫌なのです。
でも、ツクシの頭のほろ苦さは春の味!って感じで
大好きです。

ツクシが沢山生えていると聞くと
どこまでも出かけてしまいます。

> ogin さん

梅酢ですか?美味しそうですね。うちでもやってみましょうか!
土筆はこの歳になって美味しさが分かるようになりました。子供のときは狩猟民族の血からか、食べれると言うだけで一生懸命とりましたが、食べることには一切興味がなかったのを覚えています。
確かに子供の食べ物ではないですよね・・・

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