あきれます・・・
朝、出勤してみると予約帳に
「ひかりものだめのお客さんがいます」
と書かれていました。
私は何気なくそれに目を通し、普通に仕事をしていました。
しばらくして、1人の板前が
A:「たくみさん、お客さんでひかりものだめって言う人がいましたよね?」
私:「ああ、おったな」
A:「あれってどうするんですか?」
私:「どうするもこうするも、ださへんよ」
A:「どうやってですか?」
私:「・・・」
何か会話が食い違います。絶対何かがおかしいと思っていますと、かれが突然
A:「あれって、魚が食べれないって言う意味ですよね?」
(来ました、来ました・・・)
私:「お前はもう板前やめてしまえ!誰か、何とかしてくれ」
というと、他の子が出てきて
「すみません・・・」
といって彼を引き取っていきました。
板前になって4年目。無知とはいえ、知らない人は知らないんでしょうか!
もっとも青魚を光物と呼ぶのは、すし屋であって、料理屋ではあまりそういった言葉は使わないのも事実。
お客さんは結構そのあたりを混同されていて、日本料理屋=すし屋みたいな人もいらっしゃりますし、
すし屋の常識は料理屋でも常識と思っている人も少なくありません。
ですから、たまに
「あがりちょうだい」
なんて言われると、ちょっと面食らってしまったりするんです・・・
先日の燻製シートの件ですが、本日、ふぐと平目の燻製が出来上がりました。
確かにぱさつき感が無く、しっとりと造り感覚で食べられる燻製が出来上がりました。
みんなで試食してみましたが、賛否両論。
おいしいという人や、酒が飲みたいという人もいれば、薬みたいで食べられない!と拒絶反応を示す人もいました。
これを料理で使うとなると、微妙です。
私的には使い道はあるような気はしています。
ただ、そんなに真剣に使うべきものかなという感はあります。
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コメント
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ふぐの燻製なんて美味しそうですね。
ワインが合いそう・・・
なんてお酒が飲めるみたいだけれど。
下戸のoginです。
投稿: ogin | 2008年3月 5日 (水) 22時40分