弁当
本格的に持ち帰りの弁当を作り始めて、10年弱。
そもそもは私が京都より帰ってきて、今の店を改装して、お昼の営業をし始めてからの事。
と言うのもお弁当の需要は圧倒的に昼が多く、以前夜の営業しかしていなかった時には、お客様のご希望の時間に対応することができなかったからです。
それでも、どうしてもと言うことで頼まれて作ることもたまにはありましたが、慣れないせいもあり、要領が悪く非常に苦痛だったのを覚えています。
もっとも引き受ける時には、かなりたくさんな量で、金額的にも高いものしか作っていなかったように記憶しています。
そうしてお昼の営業開始とともに、時間的な幅ができ、お昼前の持ち帰りのお弁当に対応できるようになって来ました。
そして2500円からの値段設定で、お引き受けするようになって、現在に至っております。
当初から「派手さは無くても、完食できるものを」と言うことをモットーにしておりました。
大きな折に食べれないものをたくさん詰めて見た目だけ綺麗に見せるより、
お惣菜のようなものでも、家で作るものより美味しいと感じていただけるものを入れようとそう考えたのです。
お花見の時期を除いて、お弁当を取りに来られる方のほとんどが、会社使いの方です。
どこかに差し入れしたり、それを持って会議をしたりと言った感じのようです。
やはり金額的にも普通に買って食べれる弁当ではありませんから、仕方ありません。
そのお弁当、今週は毎日作りました。1週間に1回も作らないときもあれば、今週のように皆勤賞の時もあります。
たくさんになると結構時間を取られるので、ボディーブローのようにジワジワ効いて疲れますが、よくよく考えると、お店での営業以外にお客様をできるわけですから、とってもいい話なんです。
ただ、うちは配達できないのがネックなんですよね・・・
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