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2008年4月18日 (金)

伊勢海老

愛媛県は知る人ぞ知る伊勢海老の一大漁場。

やはり佐田岬を擁し、日本一長い海岸線を持っています。

南予地方のリアス式海岸も伊勢海老の格好の住みかになっているのでしょう。

そんな関係もあって、きよみずは一年中伊勢海老を水槽で活かしています。

少なくなる時期もありますが、ほぼ間違えなくあり、夜のコースのお造りのメインとなっている場合が多いのです。

そういった意味で、伊勢海老はひょっとしたら鯛やフグ、鱧以上にきよみずの「売り」なのかなと思う時もあります。

その伊勢海老ですが、どういうわけか決まって春先弱ってしまいます。

入荷するとてき面動きが悪いものがたくさん出てくるのです。

死んでしまったり、もしくは死にかけた物はどうしても身質が悪くなり、お造りには使えなくなってしまいます。

そうなると値打ちは半減。加熱して食べる以外の方法はなくなってしまいます。

そうならないように、水を頻繁に交換したり、水槽を分けてストレスが極力かからないような工夫もしているのですが、やっぱり死んでしまいます。

今の時期、内子(頭の中の子、それに対して外子は腹側の外に付く)が入っているので弱ってしまうのかなとも思います。

産卵期との関係はよく分かりませんが、仕入れるものとしては悩みの種であります・・・

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コメント

一度憧れの“伊勢海老の天丼”を頂いてみたいものですっ!!

>oginさん
私も食べてみたい・・・
あと伊勢海老の姿エビフライも!タルタルソースつきで・・・

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