どんな気持ちか?
先日、お昼に2名の予約を受けておりました。
時間になりお見えになられたのは、お茶で同じ先生についている同門(社中といいます)の方でした。
稽古日が違うものですから、予約名だけではピンと来ず、
顔を見るまでは予想もしていませんでした。
お料理を普通に出し終わり、少し立ち話をしていると、
どうやら結婚されることになっていて、嫁ぎ先が関東だと言うのです。
しかも首都圏以外。その最後の母親との食事に、うちに来てくれたのだそうです。
「それは結構離れてしまいますね?」
と2人に問いかけますと、本人は
「そうですね」
とにこやかですが、親御さんのほうは
「そうなんですよ・・・」
と笑顔ではありますが、なんとなく寂しそう・・・
娘の結婚自体寂しい気持ちはいっぱいでしょうし、その上遠いとなると、やはり考えることも多いのでしょう。
「いつ発たれますか?」
と聞くと明日だと言います。これまた際際での食事。
考えすぎかもしれませんが、お見送りした時の2人の背中はやはり何かを物語っていたように思いました。
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