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2008年9月30日 (火)

疑問に思うこと

以前から非常に悩んでいることがあります。

あんまりくだらないことなので、くだらないことばかり書いているこのブログにさえ書くことをためらっておりましたが、とってもタイムリーなので、今日は勢いで書かせて頂きます。

野生の鳥の中でも雨の中ずぶ濡れになっている鳥はカラスだけだと思うのです。

ご存知の通り、街中は残飯が豊富で、朝はカラスの天国です。

私が出勤するときは確実にカラス人口のほうが、人人口より多いはずです。

よくよく観察してみると、本当に不思議な生活をしております。

遊んでいるのか本気なのか分からないことばかりです。

えさの取り合いをしてみたり、自分の身体ほどある食べれないゴミを持って行ってみたり、人が通るたびに糞をかけてみたり。

それ、何の意味があるんぞ!というようなこともしばしばです。

実は雨降りの日は他の鳥(鳩やすずめ)は一切見かけません。

どこかで雨宿りをしているのだと思われます。

しかしカラスに関しては雨などお構いなし。

本当にびしょ濡れになりながら、電線に止まっていたり、ゴミをあさったり、普段と同じ生活をしています。

ただ、意地悪して追いかけてみたりすると、若干濡れている分動きが悪いのか、飛ぶのに手こずっていたりします。

へたしたら捕まえれるんじゃないの?ってなこともあります。

しかし何でなんでしょう。あれほど利口なカラス。雨に濡れないほうが、確実に体力を温存できると思うのですが?

かわいい七つの子があるから、えさを取らないといけないのでしょうか?

たぶん全然かわいくない子でしょうが・・・

2008年9月29日 (月)

今朝の出来事

平日の朝は私が長男を幼稚園に連れて行っています。

月曜の朝はどうしても仕込が多く、できることなら5分でも10分でも早く行きたいので、妻と悠をせかして、準備を早くさせています。

ところが今日に限って、昨日の過労(遊び)が効いたのか、私以外誰一人起きていません。

「早く起きなさいよ」

と起こして私は準備をして、朝食をとり、新聞を読んでいました。

慌てた妻と悠は一生懸命朝食や、着替えの準備をしています。

何を思ったのか普段は制服を着る前に朝食をとるのですが、今日に限って先にワイシャツを着さされていました。

そして大好きなチョコクリームを自分でホットケーキに塗りながら、フォークをさして食べています。

しかしこれが悲劇の始まり。ひとたびチョコレートが手に付き始めると、どうしたらいいのか分からず困っているので、最初はティッシュで拭いてやっていたのですが、次に気づいたときは、それをテーブルになすり付けていました。

「あらら」

と思い、そのテーブルを拭こうとした瞬間、目に飛び込んだのはチョコレートまみれのシャツでした!

「おおおお~~!」

妻に

「えらいことになっとるぞ!」

といいますが、妻のほうも時間がないので、イラが来ているのか、なんとなく呆然としています。

長男は相変わらずグズグズ言いながら、チョコレートをさらにワイシャツにつけて、食べ続けています。

ラッキーなことに月曜日なので、洗ったワイシャツが2枚あり、事なきを得ましたが、幼稚園に行くまでも終始文句を言い続けていました。

それにしてもあのチョコレート、果たして洗濯でおちるのだろうか?

2008年9月28日 (日)

乗馬

Img_0906 Img_0907 愛媛県の在来種の馬で野間馬という馬がいます。

小さくて、力持ちで、サラブレットに比べると、ちんちくりんで、足が太く、全くスタイリッシュではありませんが、山間部と島しょ部の多い愛媛県においては、女性や子供でも取り回しの出来る、小柄な馬が、とても重宝されたそうです。

車や農機具の発達で、次第に不要となり、絶滅の危機に瀕していましたが、ある方の地道な活動で原種が集められたそうです。

その野間馬を保存する目的で作られた野間馬ハイランドという施設が今治にあります。

今朝から子供たちには

「お馬に乗せてあげるから」

と言って楽しみにさせて、出かけました。

長男は

「お馬さんはまだ?」

と楽しみそうです。

1時間ほどかけて到着した園は、日曜日だけに家族連れでいっぱいです。

初めて来たので、最初は理由が分かりませんでしたが、中に入って理由が分かりました。

・まず入園料が無料。

・敷地が広くお弁当などを食べるところがある。

・遊具がたくさんある。

子供も大人も楽しめる施設だったのです。

動物好きの次男は馬を見て

「ワンワン、ワンワン」

とうれしそうですが馬の顔の近くまで近づけようとすると、さすがに恐ろしいようです。

そして本日のメインイベントの乗馬です。

はじめに次男が私と手をつないで乗りますが、やはり怖いようで、大変ぐずって、手を焼きました。

長男は無難に乗りこなし楽しそうにしていました。

2008年9月27日 (土)

かわいい女の子

お客さんのお孫さんで、うちに来始めてからおそらく6年ほどかと思います。

その子は女の子で、ちょっとおませなかわいい子です。

実は6年たっても年齢はまだ9歳。小学校の3年生だそうです。

彼女は3歳のときから、ご両親のてっさをつまみ

「美味しい」

と言ってくれるつわもので、今日のお料理の中でも

「何が一番美味しかった?」

と聞くと

「ふぐの皮」

だそうです。しかもお菓子の家ではなく、てっぴ(ふぐの皮)の家に住みたいそうです。

(そりゃ、あなた!「プルンプルン」の家ですぜ!)

彼女が当店で食べるのはふぐと和肉と雑炊とシャーベットのみ。

後のものには興味がありません。

そんな彼女ですが、うちの母がてがって

「○○ちゃんは早く結婚したい?」(小学生に聞くか!)

と聞くと

「いや、したくない。いつまでも甘えていたいの」

と言います。そして

「将来もずっとごろごろしていたいんだ」

との事。

意外と夢のない小学生でした♪

いやあ、ある意味夢かもね!

2008年9月26日 (金)

見られているのか!

昨日、知人に誘われて飲みに出て、なんだか知らないうちに盛り上がってしまい、

結局、帰宅したのが3時過ぎ。

仕事が終わったときには降っていなかった雨が、その頃には豪雨になっていました。

近かったのですが、どうにもたまらないので、タクシーに飛び乗り、自宅まで連れて行ってもらいました。

それからゴミ捨てをして、崩れるように寝ましたが、3時30分は過ぎていました。

次の日にしんどすぎるのもいけないと思い、遅くなるのは仕方ないものの、飲みすぎには気をつけていたため、

今朝の二日酔いはありませんでした。

しかしさすがに4時間弱の睡眠時間では辛く、休憩前ごろには強烈に足がだるく、まぶたが重くなっていました。

やっと寝れると思い、仮眠用の布団を広げ、うとうとしはじめたその瞬間

「プルウ、プルル」

内線電話です。自分の部屋においておいたのがいけなかったのですが、母への電話で結局私が取り継ぎ。

気を取り直し、布団にもぐりこみますが、昼寝って結構一度起こされると目がさえてしまうので、寝続けることが重要なのです。

なんとなく眠さが遠のいてしまいましたが、これではいけないと必死に目をつぶり、また寝かけた頃、また内線電話です。

何でも業者さんが来られているというので、ちょっと勘弁してもらえないかと、言ったら、電話でもOKというので、失礼ですが内線で済ましてもらいました。

こうして時間は過ぎ、しかもその後、10分おきくらいに、私の携帯に電話があり、たいした用事でもなかったので、相槌だけ打って、電話を切ったら、すぐにその人からメールが入り、

さらにしばらくして、電気の配線屋さんから、スイッチの故障の件で電話があり、それは折り返しの電話も必要で、結局たいして寝るようにもならず、

ボーっとしたまま休憩時間が終わりました。

私が昨日寝不足で、今日は比較的長めの休憩が取れたのをどこかで見ているかのごとく、ことごとく邪魔されてしまいました。

そのおかげで今になって睡魔に襲われています。

2008年9月25日 (木)

道元禅師

以前聞いたお話です。

あるゴルフコンペで、曹洞宗の和尚さんと一緒の組で、ゴルフをする機会を得ました。

歳は私と同じくらいで、帽子をかぶって、ゴルフウェアーに身を包むと、普通の職業の方に見えました。

とはいえ、メンバー組みの時点で、和尚さんだということは知っていたので、いろんな話を聞かせてもらいながら、プレーしました。

ちょっと面白かったのは、途中彼が不運に見舞われる場面があり

「今朝のおつとめサボったから、こんなことになったのかな?」

と本気か冗談か分からないぼやきを言っているのを聞いて、

思わず、笑いながら

「そりゃいかんですね。それが原因ですよ」

と突っ込んでしまいました。

興味深かったお話は、私が

「私が思うに料理人て、どちらかというと人のために料理を作らせていただいて、生活をしているわけで、お客様にお使えしているという立場にいるのだと思っています。それなのにありがたいことに、一切恥ずかしがるような職業ではなくなっているんです。本来なら下僕(言葉が悪くてすみません)的な要素も含んでいるのだと思うのですがね。それなのに、みんながしたって下さって、そして商売人的な見られ方もそんなにしないですし、不思議な職業ですよね」

という話をしたとき、その方が

「そうなんです。失礼ですが、鎌倉時代以前は、料理を作る人は身分の低い人とされていました。しかし道元禅師が禅宗とともに精進料理を中国より持ち込み、料理を仏教のひとつとして普及させ、さらに料理を作ることが修行のひとつであると位置づけました。ですから私たちも修行に行くときは料理の修行班に入ることもあるのです。そして料理をつかさどる典座(てんぞ)と呼ばれる立場の人は本山でも重役として扱われるようになったのです」

だそうです。私はその時

「良くぞ道元師、我々の立場をここまで高めてくれたものよ」

と喜んだのです。

正直不思議に思い続けていたことだったので、なんとなくそこらあたりに日本人の感情的なルーツがあるとすれば、納得させられる、そして救われるようなお話でありました。

(その方、ゴルフの修行も結構されているようで、お上手でした♪)

余談ですがある方は

「他人の身体の中に入るものを作れるのは、医者と料理人だけなんですよ」

とおっしゃられていました。

身が引き締まるような言葉でした。

2008年9月24日 (水)

傷癒えぬまま・・・

昨日のダメージがあまりに大きく、なんとなく店全体に

「どんより」

とした雰囲気が漂っております。こんなときこそ元気に!

と言いたい所ですが、そんな元気が沸き起こってくる人は、今のきよみずには1人もいません。

今回、特別に悪質だったので、警察の方とも相談して、対処していくことになりそうです。

いたずらもあまりに手が込んでいるため、再度だまされる可能性が否定できないからです。

店としては、見ず知らずの人でも予約をしてきた以上は、お引き受けする以外の方法はなく、それでお客様が来られなければ、それまでなわけです。

人数的にも20人でも30人でも言うだけですから、何人でも予約はできるわけです。

恐ろしい話です。

それにしてもよくよく考えてみて、店でお客さんとトラブルがあったわけでもなく、いたずらってものは

何か困っているところが目に見えないと、やったほうとしては面白いことは何もないですよね?

いたずらをして、損失が出ているとか、慌てているとか、怒っているというのが見えてこそ楽しいはず。

しかし今回の騒動を見ている人はいないとしたら、何が楽しみでこんなことをしたのか、私にはさっぱり分かりません。

2008年9月23日 (火)

ほとほと

今回のパンチは強烈でした。

昨日、一本のおかしな電話が入りました。

「あの、私○○(会社名)の●●と申しますが、予約を入れるのを忘れていまして、お部屋のほうの空きはございますでしょうか?」

と言います。今日は祭日で、部屋はしっかり空いていたので、喜んで予約をお受けしました。

人数17人。転がり込んだようなうれしい話です。

ところがこの話にはいろいろな伏線があります。

この予約の電話より少し前に

「明日ですが、○○と言う名で予約入っていますか?」

と言うのです。その時は全くそのような予約はなかったので

「ございませんが、どちらにお電話でしょうか?」

と電話で話しているのを聞きました。

その後、その忘れていたと言う予約が入り、しばらくしてその予約を忘れていたと言う●●さんから、

「すみません、もし確認の電話が入っても、予約を忘れていたことは言わないでください」

という電話が入りました。

そのときに、当店のほうでは正直に

「もう、そのような電話があり、予約が入っていない旨を伝えてしまいました」

といいました。どうやら相当ひっ迫している様子なのです。

そして今日になり、昼頃

「○○ですが、場所が分からないので、教えてください。タクシーなら分かりますか?」

と電話。若い子が説明していました。

そして不思議なことに夕方別の人から

「○○ですが、予約のキャンセルの電話入っていますか?」

といってきます。この時点で私は非常に怪しいと思い、仕込むのをやめましたが、時すでに遅し。予約時間の2時間前でした。

魚はきれいにおろされ、後は造りにするだけの状態。

それ以外にもかなりのものは仕込んでいました。

案の定、時間を過ぎても人は現れません。店のみんなは

「やられたな!」

という話でもちきりです。

それでもしつこい事に電話が入り

「いま、待ち合わせをしているのですが、その人たちが来ない」

といってくるのです。何とも手の込んだいたずらです。

こんなことをうちにして何の良いことがあるのだろうと、不思議に思いますが、意図は不明です。

結局、お客さんは現れることなく、材料はまるっきり無駄になってしまいました。

これは何かストーリを考えておいて、作り上げたいたずらなのだろうかと、真剣に考えてしまいました。

そこまで恨みをかうような覚えはないのですが・・・

2008年9月22日 (月)

でとっくす

このところ出勤のときに、時間があるときは歩いて出勤するようにしています。

以前から知ってはいたのですが、テレビで歩くことで、体内から老廃物を体外に排出することが容易になるという話を見たからです。

私が知っていたのは、プロスポーツ選手が試合の次の日に、

だらだら過ごすのではなく、ゆっくり目のウォーキングをすることで、身体の代謝が良くなり、前日の疲れを感じさせる毒素を分解して、体外に放出してくれるのだというのです。

それを見て

「歩くことでデトックス効果が得られるんだな」

と知ったのは、2年以上前のこと。

それを最近、再度見かけて

(ちょうど足もだるいことだし、歩いてみようか)

となったのです。仕事の後は歩くにも思いつきにくく、続かないのですが、

歩いて行ったものに関しては、歩いて帰ってこないといけないわけで、無理にでもそういう状況にしてやるわけです。

身体のだるさを感じるのは月曜の朝。

土曜日は寝るのが遅くなり、日曜日は早くから起きていて、その夜はお酒を飲んであっという間に寝てしまい、だらだらと朝を迎える。

そんな感じで、寝すぎと疲れが取れないのが重なって、えもいわれぬ気分で目を覚ますことが多いのです。

それである月曜日の朝、少し遠回りをして歩いて出勤してみますと、目が覚めたのも手伝ってか、

非常にすっきりと仕事に入ることができたのです。

私も単純な人間ですから

「ああ、これ毒素が抜けたわ」

なんて喜んだわけで。

そんな感じで時々時間の許す限りのんびりと歩いて出勤しています。

10分くらいですが、デトックス効果を意識するだけで、なかなかすがすがしいものです。

2008年9月21日 (日)

秋のお彼岸

朝からたくさん雨が降っていましたが、その合間を見て、お墓参りに行きました。
私は父の実家がお寺なのですが、意外とそうした仏教行事に頓着無く、
「そういえば、お墓参り行ってないね」
なんてことを子供のころから親が言っていたのを覚えています。
ところが妻はしっかりと忘れることなくお墓参りに連れて行ってくれます。

そうしたところは家庭環境に違いだなと思います。
妻の実家の関係のお墓は小さな共同墓地に3つほどあるのですが、これが付けたし、付け足しを加えたような感じで


ちゃんと区画整理が出来ていません。ですから3つあるお墓に行くのに、それぞれ起点に戻ってから
進まないとたどり着けないようになっています。
雨もひどい時があったので、私と次男と2人で行って来るかという案も出たのですが、
ひょっとしたら入り組んだお墓に行き着けないかも知れないので、結局は全員で行くことにしました。
その後、私の方の親戚のお墓に行き、秋のお彼岸の墓参りを無事終えることが出来ました。
行くまでにはなんとなく思い付きが必要なお墓参りですが、行ってみると、やはりすがすがしいもので、
大切なことなのだと感じさせられました。

2008年9月20日 (土)

車上荒らし!

昨日、酒屋さんが車の中に置いてあったバックごと盗まれて、非常に落ち込んでいました。

配達中なので、鍵はつけっぱなしで、窓は開けっ放し。

いわば盗ってくれといわんばかりの状況を作ったうえで、

バックを置きっぱなしにしていたのですから、仕方ないといえば仕方が無い。

しかしかわいそうなものです。会社側は

「ガラスを割られて盗られたなら、考えもするが、今回は自己責任」

ということで、数万入っていた売り上げは弁償だそうです。

お気の毒です。

そんな矢先、今日はうちの前で、また事件が・・・

私が昼休み、店を出て、しばらくして帰ってくると、なにやら神妙な顔をして、クリーニングのおばちゃんと、喫茶の店長が電話を持ってやり取りしています。

クリーニングのおばちゃんはうちの出入り業者で、汚れた白衣を持って帰って、クリーニングして持ってくるという仕事をお願いしています。

週に3回来るのですが、決まってこの時間帯です。

そして喫茶の店長が

「この方が、バックを盗まれたんだそうです。ほんの5分くらい、うちに上がって、白衣を置いて、汚れ物を盗ってくるわずかの間だそうです」

昨日の今日で、2件とは大変です。おばちゃんは携帯の休止を申し込んだり、キャッシュカードをとめたり、処理に慌てています。

私が帰ってくる前に警察には連絡していたそうで、そのうち来るだろうとのことでした。

店の前には昨日被害にあった酒屋のお兄さんもいました。

話ではちょうどその時、酒屋のお兄さんがそこで立ち話をしていたのに、気づかなかったとのことです。

10メートルと離れていないくらいの場所なのですが、5分もかからずとは早業です。

ところが今日のほうが深刻なのは、どうやら金額が大きく、しかも会社の売り上げで、おばさんは現金やら、カードやら、携帯、印鑑証明やら、たくさん持ち歩いたのをすべてやられたそうなのです。

そりゃ慌てます。

表で私がぼんやりしていますと、怪しげな車が「すー」っと横付けしてきます。

「これは変な人やな。置き引き犯か、警察や」

と思っているとずばり後者。

降りてきた2人組のベストには

「愛媛県警」

の文字が。いつも思うのですが、ニュースで容疑者の家に家宅捜索に入る警察の方々は絶対に

「あんたのほうが犯人やろう!」

というくらい、いかつく、目つきの悪い人ばかり。

今日の2人もまさにそんな感じでした。しかもやる気なさそうに、ふてぶてしそうに、うちのほうにやってきます。

事後処理を終えたおばさんを当店のカウンターに座らせ

「ちょっと場所をお借りします」

といって実況見分ですが、おばさんは落ち込み、うつむき加減で、警察はお役所仕事で淡々とやるものですから

まるでおばさんは加害者。

責め立てられている人って感じで、気の毒です。

しかも警察的には

「そりゃ、窓も鍵も開けて、バックも置いておいたら、盗って下さいってなもんで、仕方ないですよ」

とはっきりといいます。人の子なら「お気の毒に」くらいのことが言えてもよさそうなのですが、大人じゃないんですよ!この人たち・・・

結局、おばさんは免許もないまま帰って行きましたが、おそらく相当落ち込んでいることでしょう。

ちなみに、以前になりますが、うちに出入りの乾物屋さんは、配達の車を盗られました。

配達を終えて、出てきたら、車が走っていくところが見えたのですが、追いかけても全然追いつくわけもなく、途方にくれたそうです。

さらにその車は、遠く離れた市内で、事故を起こし、乗り捨てられていたという、落ちまでついてしまいました。

基本、配達の車は施錠もせず、むしろ鍵さえつけっぱなしということなのでしょう。

用心しないと、日本はそんなに治安の良い国ではなくなっているのです!

2008年9月19日 (金)

ショック!

先日、アルバイトの募集をしていて、その選考に手こずっているというお話をしましたが、自分なりに結果を出し、

その中の1人に電話をかけて、来ていただくように連絡いたしました。

「良かったら、うちで働いてはもらえないだろうか?」

とお伝えすると、お相手さんも

「ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします」

と丁寧に、喜んでくれているようで、楽しみに今日の出勤時間に待っていました。

大体、普通の人は初めての出勤のときは、10分~5分くらい早めに出てくる傾向が強く、たぶんそんなタイプだろうなと思っていたら、

なかなか現れない。

(おかしいな、時間を間違えたかな?)

と不安になっているところへ、若い者頭が

「巧さん、もしかして来ないんじゃないですか?だまされるのが早すぎますよ♪」

なんてさらに追い討ちをかけてきます。まさか来ないなんて、意味が分からない!

(それは困るし、残念だな・・・)

とショックを受けているところに、子供をつれた妻がやってきて、

「新しい子、来た?」

というものですから、まだだと伝えると

「来ないんだね」

とあっさり言います。そんな感じで、今日は現れませんでした。

私的にはそんな子ではないと思っていたので、非常に残念。

残念ついでにほうっておこうかとも思ったのですが、もう一度と思い、履歴書にあった携帯番号に電話してみると、案の定出ない。

とりあえず留守電に、折り返し電話をもらえるように言ったのですが

「終わったな・・・」

という感じでした。

ところがしばらくして、1人ですねていると、終わったはずのその子から電話がかかってきました。

「明日からだったと思って、勘違いしてました」

というのです。なまじ信じがたい話ですが、私も

「本当に来るの?来てくれるんなら明日待ってるけど?」

というと

「必ず行きますんで」

といいます。調理場では、明日は来るじゃ、来ないじゃ、明日だけ来るじゃと大騒ぎ。

店全体がずっこけました。

でも私は自分で選んだんですから、信じるしかありません。

果たして来てくれる、来てくれない?

(こんなブログ見られたら、来ないかも・・・)

2008年9月18日 (木)

しつこい!

会社の振込みをインターネットバンキングで、一括して行っております。

これがなかなかの優れもので、窓口に行って、いくつもの振込先を用紙に記入したり、ひとつずつを振り込みカードを使って、ATMで振込みしたりする必要も無く、

事前に登録、用意しておいた振込先に金額を記入して、データの送信をすれば、

翌日にはすべての支払先に、お金が振り込まれているといった具合なのです。

手数料も安めですし、至極便利なのですが、たった一つだけ不満があります。

この件に関しまして、銀行側に私の天敵がいるのです。

データを送信するという作業の後に、セキュリティーを強化するために、

会社印と銀行の届け印を捺印の上、FAXしないといけないという作業が伴います。

以前、これは私のミスなのですが、違う用紙に捺印して、FAXしたのです。

もっともこれまでは間違った用紙をFAXしても何も言われていませんでした。

ところがその日を境に電話がかかり始め

「森脇さん、記入用紙が違っているので、再送してください」

と結構高圧的にしゃべるのです。

私も自分で言うのもなんですが、比較的丁寧にしゃべるように心がけているので、嫌な気はしましたが

「すみませんでした。やり直します」

といって、やり直しましたが、やはり違うと、すごい剣幕で電話してきます。

結局、根本的に私が用紙を間違ってプリントアウトしていたのですが、

終いにはイラが来て

「どうすればいいのですか?」

と聞くと、操作方法は私にも分からず、私は忙しいので、どこそこに電話してくれと、サポートセンターの番号を言います。(わしもいそがしいっちゅうねん!)

さらに「何時までにしていただかないと、振込みできませんから!」

と言ってくるのです。私も腹が立ち

「できんのやったら、やらんでええ」

といいはしたものの、結局サポートセンターに電話して、時間に間に合わすことができました。

その時はその時でしたが、本日また、敵から電話がありました。

前もってデータを送信していて、暇なときにFAXしようと思っていたのですが、それがちょっと遅れたら

「やんや、やんや」

で電話をかけてきて、早く送れ、早く送れで、2回、3回と電話してくるのです。

私は振り込みできんのなら、次の日でもええから、なんて悠長に構ええているのが気に入らないのか、お役所仕事なのか・・・

頭にきたので

「今記入しているところです♪」といって電話を切り

おくってやらんとこうかとも思いましたが、また電話が来ると

精神衛生上よくないので、速やかにFAXしておきました。

書いてみて気づいたのですが、何やかんやで、結局敵の言いなりなっている自分がいて、またちょっと腹が立ちました!

ライバルの顔が見てみたい!

2008年9月17日 (水)

成長期

子供の頃、膝がすごく痛くなったりして、母親になきながら訴えると

「それは身長が伸びている証拠。痛いでしょうが、我慢しなさい」

といわれたのを覚えています。確かに身長が伸びるのであれば、痛いことを我慢するのも、仕方が無いと割り切れる。

今となっては特別コンプレックスを持っているつもりもありませんが、もう少し痛くてもよかったから、背が伸びていればなと思うことがあります。

けさ、調理場の若い者頭が

「ちょっと関節が痛いんですよ。たぶん身長が伸びてるんでしょうね!成長期ですよ」

と私に言いに来ました。

彼は決して背が高いほうではありません。そして、もっと身長が高ければよかったと、非常に残念がっているタイプでもあります。

彼は自分より背の高い女性は嫌いだともはっきり公言しております。

そんな彼が、うれしそうに言うものですから、私も

「ついに来ましたね!その時が来たのですね」

と一緒に喜んであげました。

彼は今年で29歳。おそらくこれからも身長が伸びることは絶対にありません。

最近物忘れが激しくなっているそうなので、今回の関節痛はおそらく老化現象ではないかというのが、きよみず従業員の大半の見方のようです・・・

2008年9月16日 (火)

面接

今週から洗い場さんの募集をしています。

求人雑誌に掲載したため、電話にて連絡をいただき、さらに面接をさせていただいて、採用を決めると言った具合なのですが、

なかなか難しいものです。

以前から思っておりましたが、人のある程度の部分を見分けるのに、数分くらいの面接で何が分かるものかと。

話し方や、受け答え、基本的なことは何とか見えますが、それすら演じられている場合、

働いてみると、全く違う印象だったなんてことは再々です。

今回の場合は面接にこられた方が、少しでも自分から話せるようにもって行くようにしてみています。

本来、面接する者が、質問すると、それに答えるだけというのが一般的かと思うのですが、

少し自分から話してもらうと、ちょっとした表情の変化や、語り口で見えない部分が見えてくるのではと期待しております。

しかし今日まで何人か面接させてもらいましたが、何より選ぶのが難しい!

せっかく来てもらったのに、思った職場ではないというだけで、あっさりやめてもらっては、また1からやり直しになってしまいますから、

続けてくれる人に来てもらいたいのです。

とはいえ、来た人全員に

「長く働いてもらいたいのですが?」

と質問すると

「私もできるだけ長期間働きたいと思います」

とほぼ全員が答えます。それを聞くと、そう答えるに決まっているだろうと分かっていながらも

「やる気はあるんだろうな」

と信じてしまいます。

人の本音なんて全く分からないものですから、かなり難しい問題です。

実際は迷っているよりも、早く働きに来てもらいたいわけですから、

スピーディーに採用していかないといけないのも難点のひとつです。

簡単ではないですが、ひとつの勉強として、今回の件もとらえております。

2008年9月15日 (月)

こんな雨でも!

久しぶりに松山に雨が降りました。

大雨といってもいいくらい長い時間、しかも大降りの雨が降り続けていました。

今日はある高校の運動会があり、そこに通う生徒さんがいるお客さんからの注文で、お弁当を作ることになっていました。

私が出勤してくる時には怪しげな天気ではありましたが、雨は降っていませんでした。

「こんな感じで、1日もてば、暑くなく、最高の運動会なんだろうな」

と思いながら、ぼんやり空を眺め、出勤してきました。

弁当の料理を作り始め、1時間くらい経ったころ、若い子が

「雨です。雨が降り始めました!結構強いっすよ」

と興奮しています。

嫌な予感がして、なんとなく不安になって来ます。

この状況で最悪なのは、料理という料理がほぼ出来上がった頃に

「運動会は中止です」

と言われるのが一番怖いことです。

たとえば、朝から土砂降りで、早々と

「中止になりました」

と連絡をいただけると、お弁当をキャンセルしていただいても、

たいしたダメージはありません。しかし全部作ったうえでは、料理はもちろん、仕事自体も無駄になります。

うろたえながら料理を続け、電話がかかる度に、どきどきしながら電話のやり取りを伺っていました。

しかし外の雨は強くなる一方なのに、中止の連絡は入りません。今度はさらに悪い予感がしてきました。

お弁当を持って行ったわ、実は中止なのに、連絡をいただいておらず、学校はもぬけの殻。

光景は頭に浮かびます。

(おお、これはきついわ!)

なんて、ネガティブ思考のかたまりと化してしまいました。

何とか時間内に作り上げ、車に積み込み、出て行きます。不安な気持ちで見送った20分後、

「無事着きました」

と連絡をもらい

「不思議やな!、こんなに雨が降っているのに・・・」

ってなもんです。朝から一回も降り止むことなく、そのときを迎えていました。

学校としてもスケジュールの調整が難しいので、無理はするのでしょうが、

果たして普通に行事が行われたのでしょうか?

2008年9月14日 (日)

許したもんじゃない!

大阪で仕事をしている友人が連休を利用して、帰省していました。

彼は大学時代の同級生で、帰ってくるときは必ず声をかけてくれ、一緒に飲みに行くようにしています。

昨日も行く約束をしていて

「仕事が終わる頃に連絡します」

と言っていました。彼からもその日のよる7時過ぎに

「食事も済んだので、連絡いただけたらすぐに出て行きます」

とメールをもらっていました。

店のほうが週末ということもあり、お客さんも入り、遅くなることは分かっていましたが、

次の日も休みなことだし、少し我慢して、待ってもらうことに。

そして、11時ぐらいに目処がつきそうになったので、電話してみると、出ずに留守番電話になります。

「あれ、おかしいな!」

と思いつつも、また10分後くらいにもう一度電話してみますが、やはり出ません。

その時嫌な予感が脳裏によぎりました。

と言うのも半年くらい前に、同じことがあったのです。

仕事が終わり、電話をするのですが、一向に取らないし、掛かってもこない。

どうなっているのかなと、心配しつつも、私は仕事も終わってしまい、一人で飲んで待つことにしました。1時間位ずつに分けて、2軒の行きつけを回りましたが、やはり音沙汰なし。

ついに3軒目に突入して、あきらめて帰ろうかとした頃

「ごめん、寝てた」

(寝てたって、電話ぐらい気づけよ・・・)

その後、彼は出て来てくれましたが、時間はすでに午前2時前。来てすぐに

「もう無理やし、帰ろうか?」

と言うことになり、話もほどほどに、解散してしまいました。

今回は、前回がそんなことだったので、まさか2度は無いだろうとたかをくくっていましたが、どうも本当に寝ているようです。

妻には飲んで帰るからと言っていたので、やはり1人で待ってみることに。

しかし、やはりダメで、もう帰ろうかと思ったその時

「ごめん、寝てた」

再犯です。私も

「どうして寝るかな?」

と聞くと

「飯食って、酒飲んで、DVD見てたら・・・」

との事。そりゃ、寝ますよ。結局今日は遅いからやめようと言うことになり、

明日にでも時間を作ろうという話になり、今日、少しだけ飲みに出ました。

幸い、同級生が1人増え、結果的には良かったのですが・・・

来月も用事があるので、帰って来るらしいのですが、またその時も寝てしまうんだろうな・・・

2008年9月13日 (土)

あこう

A あこう 本名:きじはたと呼ばれるこの魚は、瀬戸内の初夏から秋にかけてが旬の名の通りはた科の魚です。

身は白身で、非常にキメの細かな脂があり、皮はゼラチンですこぶるおいしい魚です。

以前は幻の魚と呼ばれ、特に大きなものは磯の奥深くに住むため、捕ることができず、めったにお目にかかれなかった魚でした。

今では磯場の形などが、魚群探知機で分かるようになったためか、すこしは釣れるようになって来ました。

とはいえ数少ない釣れた大物は、料理屋の奪い合いです。

先日、今治という松山から1時間くらい離れた海沿いの町の料理屋さんが、

チラッと見えるうちの水槽を覗き

「大きなあこうが居るね。今治に無いと思ったら、ここにきよったんか!」

今治はここら辺ではあこうの最大漁場。むしろ、今治でしか捕れないといっても過言ではないくらいなのです。

それが今治では探してもいないのに、食事に来た松山の料理屋に大量にいたことがよほどショックなようでした。

うちも「いらない」と言えばよそに流れるので、ある限りは買い尽くすくらいのつもりで買っています。

都合の良いことにあこうは根魚(磯で生活する魚)なのであまり動かず、比較的長い期間生簀でかうことができるのです。

ですからある意味買占めも可能なのです。

この魚のひとつ厄介なのは、うろこが非常にきついので、少々お湯をかけたくらいでは、取り除くことができません。

かと言ってしっかり湯がき過ぎると、みすみす美味しい成分を流してしまうことになります。

ぎりぎりうろこが取れるところを見極めるのがポイントになるのです。

それでも取り残しがあったりして、美味しく食べるには、ちとばかり手間のかかる厄介者なのです。

2008年9月12日 (金)

狭い松山!

今日、とってもラッキーなことがありました。

もっとも私にはさほど関係はないのですが・・・

夜の営業も終わりがけ。お客さんであり、仕事上の取引もある方から、私宛に電話がかかってきました。

「巧さん、二番町通りでお父さんの名刺入れを拾ったのですが、今からお持ちしてよろしいでしょうか?」

と言うのです。はて、こんな時間に父の名刺入れが二番町通りに落ちてることなんてあるのかな!しかも父は名刺入れなんて持ってないはずだけど!

と不思議に思い、その方に

「本当に父のものでしょうか?」

と尋ねると

「お父さんの名前の名刺が一杯入っているので、間違えないのでは?」

とおっしゃいます。

なるほど、そこまで言われると間違えなさそうです。

父に、事情を話すと

「わしは名刺入れなんて無い」

と言います。

すると横にいた母が

「私かも(ごぞごぞしながら)!やっぱり無い。私だ!」

と言うのです。そういえば父の名刺をたくさん持っているのを見たことあります。しかも先ほどお客様の荷物を飲み屋に届けにいったところなので、おそらくその時落としたのでしょう。

とにかく届けてくれると言うので、待っていると、母の見覚えのある名刺入れが届きました。

その方が歩いていると足にそれが当たったと言うのです。

偶然にも知り合いに蹴ってもらった名刺入れ。

へそくりが15000円ほど入っていたそうです。

何にしても良かったと母は喜んでおりました。

夜の街を歩けばみんな知り合い。

松山はそんな街です・・・

2008年9月11日 (木)

遅くなりました!

今月は何やかんやで手こずりまして、HPのお料理の更新ができていませんでした。

メールにて

「まだですが?楽しみにしてるんですけど・・・」

と数人からせかされました。見ていただいているのは非常にうれしいのですが、とってもプレッシャーです。

早くせねば・・・と写真を急ぐとろくなものが撮れてなかったり!

何より重要なのは、間違えなくやる気です。

やる気がないときにはスピードも遅いですし、写真もうまく撮れません。

てなことで今月は昼夜2点ずつの写真をアップということになりました。

話は変わりますが、久しぶりにワインを購入いたしました。

もちろん私が飲むものではなく、お客様用のものです。

当店で売れ筋のワインをと選びますが、本当に何の根拠もないワインを独断で買ってしまうものです。

良くワインを知った人なら、全体にバランスよく、いろいろな物をまんべんに買えるのでしょうが、なかなかそうもいきません。

ちなみに私はブルゴーニュが好きなので、どうしても買うワインの90%近くがブルゴーニュのワインになってしまいます。

もっともその原因は、私が通うお店のせいでもあると思うのですが・・・

2008年9月10日 (水)

すばらしき若者たち!

我々の世界に「回し物」という言葉があります。

間違っても「回し者」といってはいけませんよ。

回し物とは、連続した仕込みのときに、自分を含めて複数の人がその材料に携わる仕事のことを言います。

たとえば枝豆でもいいです。

少し大きな板場(調理場の組織)になると、枝豆の枝から房を取る人と湯がく人が違います。

この時点で枝豆は回し物です。

さらに湯がいた枝豆の房から豆を取り出す作業があるとします。

そうなると、湯がいた人にとっても、さらに枝豆は回し物。

後に仕事をする人がいる仕事のことなのです。

回し物という仕事が、実は仕込みの中では非常に重要で、

この仕事が遅れると、段取りが非常に悪くなり、組織としての仕事がうまく機能しなくなります。

逆に回し物がスムーズに回ると、いくらでも仕事のスピードを上げることができるわけなのです。

調理場での段取りをつけるということは、いかに回し物をうまくこなすかだと言っても、過言ではないと思います。

今朝、私が出勤してみると、私が仕事をするであろう場所には、すでに回された材料で一杯でした。

私が特別遅れてきたというわけではなく、普通通り出勤したわけですが、すでにそんな状態でした。

これはすごいな!と感動しつつ「何時から仕事しよんや!」と若干心配にもなりました。

しかし今時の若い子にこうして自分の決まった仕事を時間内、むしろそれ以上の早い時間内にこなしてしまう真面目さに、

私は感動いたしました。ちょっと調理場の人が減り、厳しいときなので、がんばっているのだろうとは思います。

ニートや引きこもりと若者たちを悪く言う人もいますが、やる子はしっかりやりますし、可能性は十分秘めています。

ですからもっともっと伸ばしてあげれる環境を作ってあげれるのが、我々の仕事かとおもいますが、これが一番難しいのです。

とにかくその辺を心に留めて、仕事をしていければと思います。

また、あんまりがんばらせ過ぎないのも、必要かとも・・・

2008年9月 9日 (火)

勧進帳

愛媛県民文化会館で松本幸四郎主演の勧進帳の公演がありました。

松山でこうした歌舞伎が見られることはほとんどなく、ちょっとした話題になっていました。

そしてきよみずも勧進帳のおこぼれを頂戴いたしました。

松山以外の愛媛県内からもたくさんの人たちが見に来ているようで、

当店では2ヶ月前から大口の予約が入り、しかも開演の時間に間に合わせないといけないので、お昼の営業を貸切にしてしまいました。

ところが予約の時間よりも30分も前にバスが到着して、

一気に入店され、こっちはまさに「てんやわんや」です。

それまでは絶対に間に合うと思っていた準備が、急に段取りが狂い、

早く来られてしまったおかげで、余計に時間が遅くなった感じです。

それでも大勢の奥様方は、懐石を食べて、歌舞伎見学ですから、ちょっとした小旅行です。

にぎやかにご歓談され、店中いい雰囲気です。

お土産もたくさん買っていただいて、嵐のように去っていかれました。

本当にありがたい限りです。お客様も、幸四郎様も・・・

時間に間に合うようにお料理が出せたのが、何よりでした!

2008年9月 8日 (月)

このやろう!

お昼の5000円の懐石に、鮎飯を入れています。

焼いた鮎をお米の上に乗せて、小芋を入れてお出汁で焚きます。

芋臭さと、鮎の香りが何ともマッチして、田舎っぽい、いい味になっています。

そんなご飯ですが、今日、お客様の予約があり、鮎飯を炊いたのですが、

ジャーを開けるとご飯が真っ白。

本来、薄口しょうゆを入れて炊くはずなので、茶色くなるはずなのですが、おかしい!

味をみてみると、なんと塩味で炊いているではないですか!

「こんなもん、使えるか!」

と一喝して、しっかりしかりつけ、今日だけは違うご飯をお出しすることにしました。

間違えの原因は伝達ミスらしく、聞き間違えたと本人たちは言うのですが、それは理由になりません。

もっとしっかりしてもらわないとと、反省しております。

2008年9月 7日 (日)

プラモデル

私は板前という職業をしておりますが、もともとすごく不器用な人間です。

もっとも人の話によりますと、料理人や美容師などという手先を使う職業の人に、不器用な人は意外に多いそうです。

小器用な人より、努力をしてコツをつかんでいく必要があるのだとか・・・

長男がお菓子のおまけの戦隊もののプラモデルを作ってくれと持ってきました。

私は昔からプラモデルは好きで、きっちり作れる友達にとってもあこがれていました。

プラモデルも好きで買うのですが、不器用なので、ちゃんと作れることはほとんどありませんでした。

さらに色をつけるとなると、私には至難の業で、まともに塗れた記憶もありません。

そんな私に小さなプラモデルを作れとは・・・

大雑把な説明書を見て、組み立てていきますが、今ひとつ意味が分からない。

どっちが上向きで、どっちが右だとか、さっぱりです。

横で長男が

「パパ、大丈夫?」

と心配しています。父の威厳もありますし、なんとしても完成はさせないといけません。

何とかてこずりながら、おそらく普通の人ならすぐに出来るものを

「ああでもない、こうでもない」

とやりながら、とりあえず完成。

ちゃんと出来ているかどうかは分かりませんが、何とか面目がたちました。

しかし、これ以上複雑になると、ちょっと手に負えなくなってしまうのですが・・・

2008年9月 6日 (土)

初めての経験

店に息子2人と妻が遊びに来ました。

妻の実家に遊びに行く前に寄ったのですが、

私や母と一通り遊んだ後、車に乗るところまで私が送っていきました。

駐車場の前に自販機があるのですが、長男が

「ジュースが飲みたい」

と言うものですから、買ってやることにしました。

お金を入れて

「どれにするの?」

と聞くと、マンゴーのジュースを指差します。

それはちょうど一番下の列で、自分でボタンを押せるところでしたから

「いいよ、押して」

と言ってボタンを押させました。

150円入れて、ジュースが120円ですから、30円のおつりです。

おつりが出て、財布に入れて、ジュースを長男が取らないので

「早く取りなさい」

と言うと

「ないよ」

と悲しそうに言います。ええ、そんなことはないだろうと思い、手を突っ込んでみますがありません。

妻に

「ジュースが出ないよ。やられたよ」

と言うと、突然妻が「バンバン」自販機をたたきます。

「もう!恥ずかしいからやめなよ!」

と私が驚いて言うと、妻も我に帰ったようで

「詰まったかな?」

と慌てています。自販機に書かれた故障の連絡先に電話しますが、土曜日でお休み。

考えた挙句

「もう一回入れたら、2本出るんじゃない?」

と言うことになり、もう一度お金を入れて同じものを買うことに。

じっくり様子を観察しながら、ボタンを押します。

しかし普通

「ガラガラガラッ」

という音がするはずなのに、おつりが出る音しかしません。

「やっぱりダメなんだ。2本もやられたよ」

と独り言を言うと、また妻が横で、自販機を叩いています。

「もういいから、恥ずかしいからやめてよ」

と私が言うのに、我を忘れて自販機に攻撃しています。

周りに少しばかり人がいて、様子を知ってか知らないでか、

苦笑いをしています。

「また電話しておくよ」

と妻をなだめて、さらに違うジュースを一本買い、3人は帰って行きました。

結局3本分のお金で、1本しか買えなかったのです。

このお話で、間違ったらいけないのは初めての経験というのは

自販機を叩いている妻をはじめてみたのではなく、お金を入れておつりは出るのに商品が出てこなかったのが、初めてなのです。

お間違えのないように・・・

2008年9月 5日 (金)

メイドイン愛媛

地元の銀行主体の「メイドイン愛媛」という名称のビジネスマッチングに行ってまいりました。

場所はアイテム愛媛という松山の海の近くの、施設です。

車で30分ほどかかるので、今日は午前中の仕事は任せて、

そちらに専任ということになりました。

要はいろんな企業を集めておいて、あらかじめ登録させ、

そこで商品やアイデアを売り込んだり、買ったりするという催しです。

相手からのオファーには決して"NO"が言えないシステム。

ですから、私が会いたいといった企業さんも逃げられないわけです。

結果4件の商談が昼頃から入り、30分おきごとに繰り返して行われます。

私がお声をかけた所が2社。逆にうちに声がかかったのが2社ありました。

まず、声をかけていただいたのは県外の大手メジャーバイヤー。

見た瞬間「どうしてこんなところが!」というような会社でしたが、案の定、すぐに商売になるようなお話ではありませんでした。

正直、向こうさんは向こうさんで、品質はもとより、金銭的なことなどなど、多くの基準を持っておられて、そうそう扱うようにはならない感じです。

その高いハードルを越えた商品のみが、おそらく世の中にヒット商品として流通していくのでしょう。

逆にうちが買うほうのお話ですが、面白い養殖うなぎやさんに出会いました。

西条という愛媛県の東部に位置する場所で、打ち抜きのきれいな水を利用してうなぎを養殖しているそうです。

一般的な養殖うなぎは11ヶ月で出荷するそうなのですが、そこのうなぎは2年間かけて養殖、出荷するそうです。

ですから、ただ太りすぎているうなぎではなく、ほどほどに身に締まりがあり、美味しいのだそうです。

帰り際に

「うちは広い池でうなぎを飼っているのを、近所の人はみんな知っているから、大丈夫や」

と言っていました。おそらく偽装のことを言っているのでしょう。

そして

「これ、食べてみてください」

とナイロンに入った生きたうなぎを3匹、くれました。

「裂けるか(さばけるか)?」

と聞かれ、私も

「うなぎやさんほど上手くはないですが」

と笑顔で応え

「すまんな、そりゃ失礼なこと聞いたな」

と素朴な方でした。

会場でうなぎの入った大きなナイロンを下げて歩いていると、いろんな方から声をかけていただき

「何やそれ、うなぎ?どうするの?」

と聞かれるので

「貰ったんすよ。もちろん持って帰って食べますよ」

と言いながら歩くと、みんなうらやましそうにしていました。

ある意味ちょっと目立ってしまいましたね。

ということで、明日、裂いてみようと思いますが、

どれほど美味しいのか、食べてみるのが楽しみです。

2008年9月 4日 (木)

琉球

夏に使う野菜に冬瓜があります。

昔、お世話になっていた店で、新入りの頃

「何で夏が旬なのに、冬瓜なんですか?」

と聞いたら、やさしく

「冬まで保存できるから、そう言われるらしいぞ」

と教えてくれました。しかし私の経験上、冬までもったことはありません・・・

今月、冬瓜を使っています。基本、私は好きな野菜なので、

多用してしまい、反省することも多いのですが、今年は昼の懐石では使うようになりませんでした。

それに変わり、夜の献立に登場です。

冬瓜もいろんな産地があり、厳密に言うとおそらく、どこでもできる野菜なんだと思います。

四国の山間でも、冬瓜を売っているのを見たことがあります。

しかししかし、ただ、冬瓜というだけで、料理人が求めるものとは程遠いものが、冬瓜として売られていることが多いのも事実です。

私が求める冬瓜は、

①表面の緑が濃いこと。

②表面がつるんとして、滑らかな曲線であること。

③実の白い部分が、硬いスポンジ状であること。

大まかに言うとこの3点です。

しかしこの3点をすべて満たす冬瓜を作ることは、おそらく農家の人にとっても、結構難しいのではと思います。

現に先日、八百屋から来た冬瓜は緑は濃いのですが、湯がくと色が落ちてしまい、しかも実がしっかり入っていないので、水をくってしまってあまり食感がよくない。

冬瓜なんて食感が命なのに、これではと言う感じです。

で変わりに入荷したのが、豊橋の冬瓜。

私の知っている限りではおそらく、豊橋は冬瓜の一大産地で、品質も最高レベルです。

おおよそのものが上記の3点をすべて満たしています。

しかし気になることがひとつ。

豊橋の冬瓜には、決まったシールが付いていて、それには

「愛知 豊橋 琉球冬瓜」

と書いています。

愛知で取れて、琉球って・・・って感じなんです。

琉球冬瓜って言うのは、品種名、もしくはブランド名なのでしょうか・・・

2008年9月 3日 (水)

わが社の社風

どこの世界でも同じ。世の常よ。

といわれればそれまでですが、きよみずの調理場で、人の仕事を手伝うと、必ず余分にさせられます。

たとえば、茗荷を1パック刻む用意がされていたとします。

手が空いたので

「それ、しとこか?」

と助け舟を出すと

「ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね、足りないかもしれないので・・・」

といいながら、もう1パック増やされたりします。

疑い出せばきりがないのですが、自分がする場合は、ぎりぎり足りる程度。

人にやってもらうときは、あまり過ぎない程度が基本なのでしょうか?

刻み物などを手伝うと、決まって余っています。

そして次の日は

「余っているので、今日は大丈夫です」

なんて真顔で言ったりするのです。

常々

「新しいものの方がいいからね。新鮮第一」

と言って、極力余分を作らさないようにしているのですが、それが言うことを聞きません。

気持ちは分かります。

忙しいから「これなら何とか」と言うくらいの仕事を

「してもらえるのなら、絶対なセーフティーゾーンまで仕込もう」

と考えてしまうのでしょう。

今日もきゅうりのケンを手伝うことになりました。

持ってこられた胡瓜はびっくりするほどの量。

内心

(こんなにいるか?)

と思いますが、毎日仕込んでいる者が量は把握しているはず。

言われるままに仕込むと、びっくりするくらいの量になりました。

「いくらなんでも多くない?」

と聞くと

「そうですかね、多いですかね」

だって。絶対確信犯や!

2008年9月 2日 (火)

危機一髪!

今朝、久しぶりに長男を幼稚園に連れて行きました。

夏休み期間中も預かり保育があったのですが、夏休みに入りいきなり風邪をひいたりして、結局一度も登園することなく、2学期が始まってしまいました。

昨日は仕事の都合で妻が連れて行ったのですが、今日はいつもどおり私のお仕事です。

ところが子供を乗せるように作られた、我が家自慢の高級2人乗り自転車(今は3人乗りに改造)の空気が全然入っていない!

1ヶ月乗らなかったわけですから、自然に抜けちゃったんですね。

その空気の抜けた自転車に長男を乗せて、走るのがどれほどしんどいか!

こげどもこげども進まず、ハンドルを切ると足元がもたつくし、最悪です。

しかも今日は朝からいい感じに気温が上昇していたもんで、すぐに汗だくになりました。

「暑いな!」

といいながら2人で楽しく幼稚園への道を進んでいると、ちょうど前から車がやってきました。私は左の塀際ぎりぎりによけましたが、車はさらにこちらに近づいてきます。

(何でや!)

と思い、冷静に見てみると、右側を走っている原付を追い越そうとしているのです。

細い細い、車が離合やっとできるかなという程度の道です。

「危ないぞ!」

大きな声で、私が言った瞬間、離合。私もさらに壁際により、腕を少々すりました。

そのまま車は行ってしまいましたが、近くにいた原付の人たちや、自転車で走っている人が、相当に驚いていました。

私一人なら自転車を放して逃げることもできるかもしれませんが、後ろにいる子供までを助けることはできません。

そのままこけただけでも、大変なことになるところでした。

フラフラ走っていた私も私ですが、今回は絶対に運転手が悪い。

本当に許したもんじゃないんだから!

ぶつぶつ言いながら、長男を無事に届けることができました・・・

2008年9月 1日 (月)

月が変わりました

今日から9月です。

献立も変わりましたが、昨日と今日で作っている料理が全く違うのも不思議なものです。

昨日は夏らしい料理を幾重にも重ねていたものが、今日になると、突然栗や柿を使った料理になったりして、

自分でも

「なんだか矛盾だな?」

と感じてしまいます。

もっとも制服なども、先月と今月とで一気に変わったりするわけですから、季節とはそうしたものかもしれません。

今月のお昼の懐石のメインは何かと考えてみるに、たぶん椀物ですね。

今月のお椀は豊年椀。

誰がこんな名前をつけたものか、それにしてもぴったりの名前じゃないかと、感心してしまいます。

骨切りした鱧に打ち粉をして、卵白をくぐらし、道明寺をつけて油で揚げます。

すると道明寺が「ぱっ」と開き、穂から出てきたお米のように見えるので、こうした名前が付いています。

秋以外の季節には絶対に使えない料理です。

これが香ばしくて何ともいえない、味わいなのです。

一時入荷のなかった鮎ですが、今日半月ぶりぐらいに入荷してみると、

多くのものが真子か白子を持っていました。

確実に秋はそこまで来ています。

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