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2008年9月 5日 (金)

メイドイン愛媛

地元の銀行主体の「メイドイン愛媛」という名称のビジネスマッチングに行ってまいりました。

場所はアイテム愛媛という松山の海の近くの、施設です。

車で30分ほどかかるので、今日は午前中の仕事は任せて、

そちらに専任ということになりました。

要はいろんな企業を集めておいて、あらかじめ登録させ、

そこで商品やアイデアを売り込んだり、買ったりするという催しです。

相手からのオファーには決して"NO"が言えないシステム。

ですから、私が会いたいといった企業さんも逃げられないわけです。

結果4件の商談が昼頃から入り、30分おきごとに繰り返して行われます。

私がお声をかけた所が2社。逆にうちに声がかかったのが2社ありました。

まず、声をかけていただいたのは県外の大手メジャーバイヤー。

見た瞬間「どうしてこんなところが!」というような会社でしたが、案の定、すぐに商売になるようなお話ではありませんでした。

正直、向こうさんは向こうさんで、品質はもとより、金銭的なことなどなど、多くの基準を持っておられて、そうそう扱うようにはならない感じです。

その高いハードルを越えた商品のみが、おそらく世の中にヒット商品として流通していくのでしょう。

逆にうちが買うほうのお話ですが、面白い養殖うなぎやさんに出会いました。

西条という愛媛県の東部に位置する場所で、打ち抜きのきれいな水を利用してうなぎを養殖しているそうです。

一般的な養殖うなぎは11ヶ月で出荷するそうなのですが、そこのうなぎは2年間かけて養殖、出荷するそうです。

ですから、ただ太りすぎているうなぎではなく、ほどほどに身に締まりがあり、美味しいのだそうです。

帰り際に

「うちは広い池でうなぎを飼っているのを、近所の人はみんな知っているから、大丈夫や」

と言っていました。おそらく偽装のことを言っているのでしょう。

そして

「これ、食べてみてください」

とナイロンに入った生きたうなぎを3匹、くれました。

「裂けるか(さばけるか)?」

と聞かれ、私も

「うなぎやさんほど上手くはないですが」

と笑顔で応え

「すまんな、そりゃ失礼なこと聞いたな」

と素朴な方でした。

会場でうなぎの入った大きなナイロンを下げて歩いていると、いろんな方から声をかけていただき

「何やそれ、うなぎ?どうするの?」

と聞かれるので

「貰ったんすよ。もちろん持って帰って食べますよ」

と言いながら歩くと、みんなうらやましそうにしていました。

ある意味ちょっと目立ってしまいましたね。

ということで、明日、裂いてみようと思いますが、

どれほど美味しいのか、食べてみるのが楽しみです。

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