なんといい加減な!
自宅の前に自動販売機が2台あります。
夜、マンションの理事会が終わったあと、ジュースを買って帰ろうと、自販機に向かって歩いていました。
少しはなれたところから見ていると、片方が電気が消えています。反対側がこうこうと明かりがついているので、妙な光景です。
「壊れているのかな?」
と思いきや、ボタンの電気はついていて、さらに販売中のランプもついています。
後々考えてみると、私も電気の消えた怪しい方の自販機で買わなくてもいいものを
いつも買っているものがそちら側にしかないので、
ためらうことなくそちらに千円札を突っ込みました。
そして120円のジュースのボタンを押すと、普段どおり商品が落ちる音とともに、
おつりが出てくる音がします。
ところがおつりが出てくる音がいつまでたっても鳴り続けます。
「カシャン、カシャン、カシャン」
(おいおい、いつまで出るんや!)
とおもい不安でしたが、意地汚いもので、壊れておつりが倍ほど出てるんじゃないの!
なんて少し期待してしまいました。
いつもの3倍ほどの時間をかけて、お釣りが出る音が止まりました。
そしておつりの取り出し口のふたに手を入れようとするのですが、たくさん入っていすぎて、あきません。
期待は高まりましたが
「これは届け出ないといけないんだろうな」
なんて、善人の心もあります。
ところが取り出してみると10円玉ばかり。
「何じゃこりゃ!」
小銭が落ちる音に比例して、さすがに小銭の枚数は半端じゃやありません。
結局、10円玉28枚、50円玉4枚、100円玉4枚のおつりが・・・
「なめとんのか!!!」
どうもこの自販機、金欠だったようで、ありったけの小銭でつり銭を用意したようです。
おかげで10円玉が邪魔だったので、もう一本ジュースを買い、小銭入れに入る量になりましたが、何か策略にはまったような気がして、悔しくなりました。
出来れば500円玉を入れて、おつりを出してほしいものです・・・
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