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2008年12月 3日 (水)

お椀

塗り物には“もどき”も含めて大きく分けて3種類あります。

まずは正真正銘の本物。

薄く削りだされた木地に何度も漆がけをして、その上に蒔絵と言われる金による装飾を施したものです。

これは金額的にもかなりはりますが、良さは誰が見ても分かります。

次にモッカン(漢字が分かりません)といわれるもので、木のくずを接着剤で固めた上で、下地にして漆を塗ります。

これは一見、先述の本物のようにも見えますし、きれいに蒔絵をつける事もできるので、そん色ないのですが、持てば分かる人には分かります。

若干、木地のものに比べて重みがあります。飲食店で多く使われているのはこのタイプのもので、業務用としてはある意味、上等の部類に入るかと思います。

値段は木地のものよりは若干安くなります。

そして最後はプラスチック。

これは全くのイミテーションで、塗り物もどきといっても良いのではないでしょうか。

旅館など大量に使って、食器洗浄機に入れるお店はこれしか使えません。漆は実は熱にあまり強くないのです。

大まかに分けてこんな感じなのですが、やはり木地のものに、きれいに蒔絵が付いた本物を見ると

「こんな器で吸い物を出したい!」

という衝動に駆られます。しかし値段を見ると一気にその気持ちもなえるほど、立派な金額です。

あるお客さんが、うちのお椀を持って

「本物やな!」

といったことがありました。少し感心してしまいました。

普段から持ちなれてないと、簡単には分からないですから。

1つ面白い判別方法を。

本物は水に入れると浮きます。木地ですから。

それ以外は沈みます。家の高価な塗り物、試してみてはいかがでしょうか?

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