漬物報告
大根の漬物を2つほど仕込んだ話をしましたが、結果の報告はできていませんでした。
1つは1月初旬に仕込んだ沢庵。
干した大根を塩漬けにして、その後砂糖や糠、塩を混ぜたもので漬け込みします。
1ヵ月後くらいからが食べごろということでした。
1ヶ月たった最近、取り出して味をみてみたのですが、それっぽい味にはなってきました。
ただ、冷蔵庫で保存しているので、もうひとつ漬かり具合が遅く、食べごろとは言いがたいのではないかと思っております。
漬物の塩梅は、本当に難しいものです。まさに生き物を育てているのと同じですから、成功も失敗も表裏一体。
先に見に行ったお酒造りとも何となく似ています。
もう1つの漬物はべったら漬け。
皮を剥いた大根を塩で二度漬けして、起こした麹を混ぜて漬け込みます。
これもかなり長い間かかる漬物で、塩漬けを2回施すだけでも約1週間。
麹に漬け込んだ状態で約1週間。半月はかかる計算です。
べったら漬けは麹漬けの4日目くらいまでは好調でした。
ところがあるとき突然、暖かい日が続き、少し発酵が進みすぎてしまいました。
そして思わぬ味が漬物についてしまいました。
1日前までとは違う味。悪い味ではないのですが、自然な感じではありませんでした。
なるべく完璧を目指していたので、そういう意味では
「なぜ暖かくなる予報を知っていたのに、冷蔵庫に入れなかったのか?」
というのが悔やまれるところです。
なかなか最初からは成功させてはもらえません。1つの過程を失敗してしまうと取り返しがつきません。
非常にシビアな料理です。また、機会があればリベンジしてみたいと思います。
漬物は本当に難しいと思います。本当に大変だとは思いますが、楽しみにしています!(◎´∀`)ノ
(味見ができたらいいな~)
投稿: とも | 2009年2月23日 (月) 22時24分
> ともさん
機会があれば、味みてください。
投稿: takumi | 2009年2月23日 (月) 22時40分