怒り心頭
そもそもはある会合での出来事。
私のもとに1人の男性が近づき、名刺をくれます。
会社名は知っている方が社長をつとめる会社で、その方の肩書きは取締役とありました。
取締役いわく
「南予(愛媛県南部地方名)で湧き水で育てているすっぽんを扱い始めたんで、是非一度味を見てもらおうと思うのですが」
私もその話題は新聞で見ていたので、知っておりました。しかしすっぽん自体あまり使わないと言うことをお話したのですが、
「そうですよね、フグ屋もやって、すっぽん屋もとはいけませんよね。まあ、でもとりあえず」
こういうものですから、分かりました。
「一度やってみましょう」
こうお答えしたのが、そもそもの間違いでした。
しばらくしてお電話があり、
「来週の木曜日くらいにお届けできるかと思うのですが、4キロほどお持ちしようかと思うのですが?」
というので、4キロは多いので半分にしてくれと言うと
「分かりました。それでは3キロにしておきます」
とこう来ます。(なんでちゃんと2キロと言わないのか、太っ腹なのかな)とそんなことを考えておりました。
そして本日、大きなすっぽんが3枚届きました。もってきたのは従業員の方。その方が私に名刺を差し出し
「今後ともよろしくお願いいたします」
と言って伝票にサインをしてくださいと言うのです。
まさかとは思ったのですが、サンプルではなく、売りつけだったようです。なんともむかついたのですが、1万円くらいのことですし
「もって帰れ」
なんていう強い心臓も持ち合わせておりませんので、サインをしてしまいました。
配達の人が帰った後、どう考えても私のほうが正しいのではないかと、
その人たちがしたことは常識はずれなのではないかと思い、あまりに腹が立ちました。
「どういうことか?」
と電話してやろうかと、何回も思いましたが、どうにも思い立てず、時間が過ぎて行き、おそらくその会社の営業時間を過ぎてしまった頃、
怒りが収まらず、頭の中では手紙の文章を考えていました。
そして一気にその怒りを便箋とペンにぶつけました。
書けば書くほど腹が立ち、怒りも収まりそうもありません。
すごい勢いでクレームの手紙を書き終え、封筒に入れ、切手を貼ってやりました。
自分のほうから「味が見たい」と言ったのであれば、仕方ないかと思いますが、しゃあなしで引き受けたものがそれだけ到着したら、嫌にもなります。
ちょっと許せませんでした・・・
( ̄Д ̄;;本文とは全く関係の無いコメントですが、お怒りを納めて聞いてください。
昨日“久膳の会”で頂いた“飛竜頭”を作ってみました。海老と百合根は勿論、貝柱もあったので、切って入れました。
お豆腐は教えてくださったように、薄めに切って味付けし裏ごしをし、本当に手間暇のかかるのを実感しました。
なにもかも、バッチシと思ったのですが・・・
いやに柔らかいのです。
今日大将さんにお聞きしましたら、山芋が多すぎたようです。
《60グラムと言うたはずよっ》
聞いていませんでしたっ(グスン)
でもそれ以外は本当に上手くいきました。
写真を撮って『どうだっ』とお見せしたかったのですが、柔らかくて形が綺麗にならず諦めました。
残念です。
投稿: ogin | 2009年2月20日 (金) 20時57分
それは残念!
実は豆腐にもよります。焚いても、絹ごしを焚いたとしたら、水分が多すぎて、豆腐は寄りません。
そこを見極めて、裏ごす前に柔らかいようであれば、再度キッチンペーパー等で水切りをする必要があります。60グラムはおそらくあっていると思います。はじめてやるものは小分けして試してみることをお勧めします。
ちなみにひろうすは油で揚げたんですよね?
投稿: takumi | 2009年2月20日 (金) 21時56分