蛸の子
蛸の子が頭の中に入っているのはご存知でしょうか?
「当たり前じゃん」
というかもしれませんが、よくよく考えてみてください。
他に卵が出来るところが無いとはいえ、頭ですよ、頭。
すべてが頭部に集約されている、究極の生き物なのか、それとも、何一つ発達していない、原始の生き物なのか。
私には分かりかねますが、ニコチャン大王(知らない人はすみません)に近いものもあります。
蛸の子ですが、今年は
「今まで食べていた蛸の子は何だったのだろう?」
というほどおいしいものにめぐり合いました。
他の魚の卵とは違い、脂分が少なく、淡白なほうなのですが、不思議な味があり、そして臭みは無く、臓物嫌いの私にとってもありがたい卵なのです。
それが
先日取り出した卵は本当に孵化寸前だったのか、一つ一つがパンパンに張って、すごく歯ごたえがあるのです。
あのプチプチ感が全体に広がっているのです。しかも味わいはそのままに!
「おお、これはたまらん」
と思ったのは私だけかもしれませんが、なかなかのものでした。
蛸の子の成長具合は見た目にはあまり分からず、選んで買えるものかどうかも分かりませんが、こんな卵ばかり入っていると、ありがたいのになと思いました。
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