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2009年7月23日 (木)

なかなかできるものでは・・・

ある会社のお話です。

お客様でその会社の社長さんがみえられて

「私は社長に就任してからすぐに銀行からの融資を取り付けて、従業員のために使いました」

と言うのです。

はて「おかしなこと」というか、はたまた「今時っぽいこと」をおっしゃるなと思い聞いておりました。

「休憩所のエアコンが壊れているとか、アルバイトが時間が少しでも伸びてしまったら、その分の時給を出せとか、待遇面もかなりやりました。幹部連中にとっては私が組合長に見えたでしょう。休日の数も増やせと戦いましたよ!」

との事。つまり待遇を良くするためにお金を使い、そうすることで離職率を減らしたり、よい人材を確保して、会社を繁栄させようと思っているのだそうです。

そのかいあって、社長就任以前は継続年数が1.8年だったのが、今では5年をはるかに超えてしまったそうです。

そんな話を聞くと、本当に

「うちはどうしたらいいのでしょう?」

とお伺いしたくなります。人は入ってこないし、来てもやめるし。

まずまともな人がやってこないことに問題があります。

給料を増やせば経営を圧迫しかねませんし、時短をすれば、働く人のためにもなりませんし、今一番悩んでいるのは、雇用の問題です・・・

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