講習会
京都 南禅寺の料亭、瓢亭さんのご主人の講習会がありました。
お店もさることながら、名物は瓢亭玉子かご主人かというくらい有名なこちらのご主人。
我々和食の料理人は本では必ず目にする大家であります。
私もこの方の著書をいくつも持っていますし、毎月発売されている料理雑誌等にもおなじみの講師として登場します。
さて、この有名人がなぜ松山に?かと言うと、ある調理師学校のOB会が作る勉強会が年に2,3回、こうした講習会を開催しています。
この会の支部長さんが私どものよく知る方で、講習会のたびに声をかけてくれます。
OB会ですから、いろいろな業態の方がいます。
和食もいれば、フレンチもイタリアンもラーメン屋も・・・
そんな関係で、いろいろな講師がやって来て、いろんなことを教えてくれます。
以前には有名なイタリアンのシェフが来られて、店では応用できないので、家で作ったら、妻がえらく喜びました。
そうした一見無駄なようなことですが、意外と結びついたりして、さまざまな料理の応用力が養われていくようにも思います。
今回はストレートに京料理。父と若い子と3人で勇んで参加致しました。
献立に書かれたとおりの懐石を一通り作ってくれます。
中でたくさん仕込んでいただけたものに関しては、試食させてもらえます。
いろいろなるほどなと思えることもありましたし、うちのほうが丁寧な仕事してるやろ。ということもありました。
しかしながら、こうして真剣に料理をしている姿を見て、刺激を受けないわけもありません。
常日頃から、少しでもよいものを。少しでもいい手法をと取り組まれる氏の姿に感銘を受けました。
我々もまだまだランクアップ目指して、頑張れねばいけないと痛感させられた会でありました。
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