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2009年11月30日 (月)

柚子振り

Photo

時間があったので作ってみました。

柚子の皮をおろし金ですった物を、料理めがけて振っていくためのものです。

今までは茶せんの先を切ったものを使っていたのですが、茶せんはある程度の時期が来ると、朽ちて使えなくなります。

使い古しの茶せんがあるときはいいのですが、さらをおろすにはもったいないものです。

それで先日菜ばしを作った残りの竹に目をつけ、これより前に第1号作品を作ってみました。

しかし、どうにも竹が薄くならず、先の弾力も出ないので失敗。

どうしたものか悩んでおりまた。

そして昨日、偶然立ち寄ったホームセンターでそれに似た様なものが売っていました。

それを見たら、自分が作ったものが何がいけないのかが分かって、やってみたところ、ほどほどのものが出来ました。

1号は皮を削らすに、身側からだけ薄くしようと苦心しておりました。

しかし竹で皮が一番硬い部分のようで、そこが上手くできなかったのです。

2号作品では皮を削ることで、白い柔らかい部分を細工できました。

それで弾力が生まれたのです。

ただ、薄くしたので非常に弱い!

果たして1ヶ月もつものか、微妙な気がします!

2009年11月28日 (土)

からすみ

今日から、からすみを干し始めました。

大きなボラの卵を塩漬けにして、卵の中の水分を出します。

ここら辺は明太子も卵が違うだけで、理屈は一緒です。

水分が抜けると、カッチカチになり、中身と旨みとが「ぎゅっ」と詰まります。

このままだと塩辛すぎるので、今度は日本酒に漬け込み、塩分を程よく抜きます。

不思議ですが、酒に漬けて、塩分は抜けますが、卵自体には水分は戻らないのです。

そうして塩分の抜けた卵を今度は酒から引き上げ、干していくわけです。

約、1ヶ月近くで出来上がりです。きれいな飴色や黒褐色のからすみが出来るわけですが、

最近気付いたことなのですが、塩の抜け具合でも出来上がりの色が変わってくるようなのです。

辛いものは飴色。塩味が薄いものは黒褐色。

ちゃんとした理由はわかりませんが、何となく関係のあることには間違いないようです。

2009年11月27日 (金)

黒豆

今年最初の黒豆を炊いています。

年末にお歳暮で送られるお客さんの為に、前もって黒豆の仕込みをしています。

まだ初回ですが、これから10回くらいは炊かないといけない計算のようです。

毎年同じくらい経験するわけですが、やはり何度やってもややこしい仕事です。

言っていいものかどうか悩みますが、年間10回炊いて、本当に良く出来たなと思えるのは2回くらいです。後はボチボチ。

色が少し薄くなったり、割れているものが多かったり、ちょっとだけ皺が寄ったり・・・

この仕事をやると、本当に料理は伝統、そして文化だなと思います。

私なんかは大して黒豆自体、食べるのが好きではありませんが、やはり時期になると、やらざるを得ず、もちろん、後世に伝えていかないといけない仕事のひとつだと思っています。

今年こそは

「これは良く出来たぞ!」

という豆を皆様にお届けできるよう、しっかり仕事したいと思います。

さて、初回はどうなるものか?

今のところ成功しています。3日後くらいに出来上がる予定です!

2009年11月26日 (木)

うこっけい

お客さんに烏骨鶏の卵をもらいました。

かなりたくさんもらったので、従業員1人に1個は当たるということになり、何となくみんな喜んでしました。

というのはもちろん、高価であるという事が分かっているからで、普通の卵を1個もらったところで、そんなにははしゃがないはずです。

そういう私も滅多にお目にかかることがない高価なものに

「久しぶりに玉子かけご飯でも・・・」

と食べてみることに。妄想が一人歩きしすぎたからか、普通の玉子でした・・・

父は

「粘りがあったように思う」

と喜んでいましたが、私は従業員に

「俺が食べたのは、ただの小さい卵やった・・・」

としか言えませんでした。

そんな会話の中で

「これって、いくらぐらいするんかね?」

という事になり、1個100円、300円、500円と憶測が飛び交います。

でも、これってブロイラーと同じように飼育したら、何にも栄養なくなるんだろうね。という話にも発展。そこである子が

「昔うちの実家で飼っていました」

という事になりました。

私が

「ええな、それ。毎日いい卵食えるな!でも臭いよね」

それに対し、彼は

「臭いですね。でも飼っているのは家の外ですから」

と言います。

するとみんな、口々に

「そんなことは分かっている」

「当たり前やろ」

「家の中で飼っていると言うことは、お前が鶏舎に住んでるということや」

などとボロカスにけなされていました。

でもみんなが言うことのほうが正しい。

家の中で鶏を飼っている話は聞いたことないですから・・・

2009年11月25日 (水)

プレゼンテーション

本日、産まれて初めて「プレゼン」というものをやりました。

要は発表会です。

商工会議所のCSR顕彰というのがあり、何となく成り行きで応募することになりました。

CSRとは簡単にいえば会社の社会的貢献を意味する言葉だそうですが、きっちり説明できかねるので、商工会議所のページのリンクを張っておきます。(松山商工会議所

応募してしばらくすると、突然メールが来て

「プレゼンをしてください」

と言います。もちろん断ることも出来ましたが、一応参加した以上は、行って話をするのが筋じゃないかと思い、着慣れないスーツを身にまとい、昼の営業を抜け出し、行って参りました。

会場に着くと控え室に通されますが、すでに何社かの人が来ています。

中には2人で来て、パソコンを見ながら入念にリハーサルをしているところもありました。

そんな中、私はすぐに呼ばれて、会議室に行きます。他社の方々は私よりも後に人たちのようで、かなり前もって到着していたのです。

まったくもって意気込みが違います。

会場に入りますと、いきなり10人近くの人とお見合いです。

もちろん私側は1人のみ。否応なく始めて、店における人材育成や料理というものの文化的価値について話しているうちに、私のほうも何となく乗ってきて、熱くなって、話したいことも話しきる前に、タイムアップになってしまいました。

事前に用意したチンピラの資料1枚分すら話し切ることが出来ませんでした。

人に物事を冷静に説明するのって、とても難しいものですね。

果たして結果、どうなることでしょう。12月の中ごろの結果発表だそうです。

2009年11月24日 (火)

そんな難しい!

本日、大きな丸々と肥えた鯵が入荷。

それをあるお客さんにお出しすると、

「アジってどうして鯵って書くんだろうね」

という話になりました。

私は

(どうしてって、ただの当て字でしょ!そんなのに理由ってあるの?)

と思いましたが、その方は理由があるはずだと言い張ります。

逃げ口上で

「大きくても小さくても味がいいからアジって言うらしいですよ」

とNHKで言っていたことを受け売りしましたが

「そういう話じゃない」

と即却下。えらいことになりました。

渋々漢和辞典(ちなみに店にはいろいろなことに対して知識武装するための辞書が常備されています。国語辞典をはじめ、漢和、調理用語、カタカナ、外来語etc)を開けると、意外なほど簡単に理由が分かりました。

何でも鯵という字には生臭いと言う意味があるそうです。

元はと言えば、(操)この字からてへんをのけた、右側と(参)という字を書き間違ったことから始まり、魚へんに(操)のつくり部分を書いたものが、鯵で、生臭いと言う意味があるそうなのです。

嘘のような本当の話です。

ちなみに読みで「そう」と入れると、鯵という漢字が出てきますから驚きです。

昔は今ほど鮮度を保つ手段がなく、生臭い魚の代名詞だったのかもしれません。

お客さんの問いかけから、1つ勉強することが出来ました!

2009年11月23日 (月)

箱入りワイン

邪道とは思いながら、買っちゃいました。

箱の中に特殊なアルミ系ナイロンが入った箱入りワインです。

通販のメールマガジンで思わず飛びつき、白と赤、両方買ってしまいました。

そして試飲、といっても普通に飲むだけです。

昔使ったことがあったような、醤油が入っていて、一番下にそれを取り出すための、いわゆる「蛇口」がついています。

ボタン形式になっているのですが、ボタンを押すと勢い良くグラスにワインが流れ出てきます。

よく見てみるといいことに、ワインが出た分ナイロンがしぼみ、あまり空気には触れないと言うこと。

それだけ日持ちします。

さらにすごく安い。

3リットル入って、一本ぐらいの値段です。そして不味くない。

スペインのワインなので、それなりの重厚さもあり、ベリー系の果実味も豊富。

意外にいけるので、驚きました。

ただ、子供が喜んで、注がせてくれというもので、私が酔ってしまって大変でした!

2009年11月21日 (土)

久しぶり!

昨日、久しぶりに父と2人で飲みに出ました。

ワインバー「Grand Cru」さんの3周年記念の案内が来ていたので、これは出向かねばとなったわけです。

しかし私が思うに、どうも父はワインが性に合っていないのではないかと思うのです。

花を思わせるような香りの白ワインの香りを嗅ぐと、しかめっ面をしますし、赤ワインを飲むと

「渋い」「ツンとする」

とおよそ良い物を表現するような言葉が出てこないのです。

熟成したような香りがあるものは

「甘いな」

と言っていました。飲み込んでいくと少しは変わるかもしれませんが、それほど好きでないのなら、それでもいいのかもと思っています。

しかし、店で私が盗み酒をしていると

「ちょっとくれ」

とは言います。

で、昨日のメインはシャトーパルメの’78年というビンテージワイン。30年は過ぎていますから、あけるほうにしたら、賭けです。

それをグラスで、安く出そうというのですから、有難い話。

父がいらないと言ったので、その分も私がいただきました。

30年経っているとは思わせないような、力強い味わいでした。

熟成もそんなに極端に進んでいるわけでもなく、まだ10年くらいはいけそうな雰囲気を感じました。

パルメを飲むのは4回目ですが、いつ飲んでも美味しいワインです。

ただ、高くなりすぎましたね・・・

2009年11月20日 (金)

さむい!

3日ぐらい前から急激に冷え込み、海も一気に荒れて、いっとき、かなりの魚不足に陥りました。

おかげで忙しい日に高い魚を仕入れざるを得ず、大変な目にあっちゃいました・・・

先日、幼稚園の帰りにこんにゃく屋さんに寄り、買い物をして帰るときに

「急に冷え込みましたね!」

というと

「ほんと。でもね、寒いときは寒くないと。人間は基本贅沢だからね

と言われました。

確かに暑いときは「暑い暑い」を繰り返し、寒くなると

「早く温かくならないかな?」

というのが人というもの。いい始めたらきりがないはずです。

さすがに少しお年を召されてるだけあって、若干悟っておられるようです。

きりがないと言うと、このところ朝起きてもとても眠たいのです。

寒いから起き難いのかも知れませんが、実は他にも理由があります。

大体、起きる時間の1時間から1時間半前に、兄弟が揃って私の寝床にやって来て、布団に入る週間が出来てしまっているのです。

そこでひとたび目が覚めてしまうと、もう一度寝れるのですが、何か調子が出ないのです。

そして眠いまま顔を洗い、朝食を食べ、長男を幼稚園に送るわけですが、今日、家を出たところで、私があくびをして

「ああ、眠たい」

というと、長男

「どうして?さっきまで寝てたのに?」

と言われました。

(確かにそうかもしれないけど、それはあんた達のせいなのよ)

2009年11月19日 (木)

お稽古

1ヶ月近くサボっておりましたお茶のお稽古に行ってきました。

昼の営業が早めに終わり、勢いを付けて

「今日こそ」

と着替えて、準備をして店を飛び出していきました。

ハンカチも持って、白い靴下(足袋に模しているので、白がお決まり)はいて、車に乗り込むと、何となく自分の体から料理の匂いがします。

普段の生活では感じないのですが、密室に入ると、魚くさいことがわかったり、煮焚き物の匂いがしたり、酢の香りがしたりします。

今日感じたのは蟹のにおい。

出てくる前にお吸い物に使う渡り蟹を1匹むしりましたから、その匂いだろうと。

(先生の家に着いたら、手を洗わせてもらわないといけないな)

なんて考えながら、車で15分ほどのお宅へ向かいます。

そして、駐車場に車を止めて、降りようとした瞬間

「あれ、お道具全て忘れてる!」

巾着にちょっとした道具をまとめて入れているのですが、全て部屋に置きっぱなしです。

お月謝も入れたままで、何しに来たものか・・・

一瞬

(取りに帰ろうか)

とも思ったのですが、そんな時間はあろうはずもなく、仕方なく、ないまま向かうことに。

そして稽古場に入って皆さんに挨拶するや否や

「すいません、全部・・・」

おば様たちが呆れ顔で笑っていました。

実は私はこれが初めてではありません。

3回目なのですが、過去2回は取りに帰ったことを覚えています。

今回はその時、先生が気を使ってくれて

「そんなのいいのよ。いくらでも貸してあげるんだから」

と言っていただいたのを踏まえて、あえて戻らない選択をしました。

そして呆れられて、笑われて!

仕方ないですね。そんな間抜けな生徒は私だけで、他の方はそれなりの気持ちでしっかり、臨んでいるわけですから・・・

それにしても魔が差しました。結局、稽古も調子が悪いままで終わっちゃいました・・・

2009年11月18日 (水)

ボジョレー

明日はボジョレーヌーボーの解禁日です。

夕方、酒屋さんからは届きましたが、あくまで睨み酒です!

12時を迎えると、あけちゃっていいらしいのですが、しかしこれって、飲んじゃうといったいどんな罰が加えられるのでしょう?

逮捕?そんなわけはないですよね。

一応、店用で買っていますが、さすがに和食店なので、毎年需要はごく薄です!

おそらく在庫として残る羽目になるのではと案じております。

ところでワインって簡単に作れるという話、聞いたことありませんか?

もちろん作ったら、酒税法違反なのですが、東急ハンズには「ワインイースト」と呼ばれる酵母が売っていて、100%ぶどうジュースに入れるだけで、アラ不思議、糖分を栄養に醗酵を始めて、あわ立ち、お酒になるそうです。

相当興味があるのですが、逮捕されるのはちょっと・・・

ちなみに、この法律の密造酒で捕まった人は過去に1人しかいないそうです!

2009年11月17日 (火)

どうして?

飲食店のブログにあるまじき内容につき、ご容赦くださいませ。

昨晩、お酒を飲んだ私は、今朝お風呂に入りました。

なぜか2人の息子がやって来て、自分達も風呂に入ると言います。

「昨日入らなかったの?お母さんだけが入ったの?」

と聞くと

「うん」

と揃って言います。それを聞いていた妻は

「どうしてそんな嘘を言うのかな?」

と不思議そう。お風呂には入っているようです。

朝から面倒ですが、入りたいと言っているのをやめさすことも出来ず、3人で風呂に入ることに。

子供達は身体を洗う必要もないので、湯船に浸かるだけ。

私は1人で身体を洗っておりました。と、ここまではいつも通りの何のことないお風呂のはずでしたが、長男が突然

「ねえ、あっちゃん(次男)が、う○ちした!」

と叫びます。

「うそ」

といって湯船を見ると、大小3個の物体が!

長男はバスタブの縁に登ったまま動けなくなっています。

2歳の次男は悪びれる様子もなく

「う~ん(う○ち) チタ♪う~ん チタ♪」

といたって笑顔。

大声で妻に

「どなになっとんや!」

と言うと、駆けつけた妻が笑いながら

「あら、こんなこと初めてよ!また、大きいのしたね!」

というと、次男が

「大きいね~」

と満足顔!

3人ともシャワーを浴びなおして、ブツは妻がバケツですくってトイレへ。

私と入る確立など、かなり低いのに、そんな時に限って初めてのことが起こるなんて!

とんだ朝風呂でした・・・

2009年11月16日 (月)

すばらしい!

うちにバイトに来ていて、来年就職予定の調理師学校の学生さんがいます。

彼が1ヶ月くらい前

「あの、来月、大会があるんで、1週間ほど休みたいのですが・・・」

というので、あまり何も聞かず

「ああいいよ。好きにして」

と言っておりました。後々考えてみると

(大会って、何?)

と思いましたが、いまさら聞けず、とりあえずお休みということで・・・

それが次第にその「大会」の意味が明らかになってくる事に。

何でも学校内で書類による予選があり、そこで学校の代表になった人には、地区予選というものがあり、基礎的な料理技術を競い合い、さらに本戦に進む選手を選ぶ、この「地区予選」というのが彼にとっての「大会」だったようなのです。

その大会の課題が、かつら剥き、出汁巻き、六方(芋を六角形に剥く事)なんだそうです。

ということで、これをうちで練習させてくれ。というのです。

うちは芋はお弁当に使えるし、出汁巻きはおかずで食べますし、大根は使えなくても値段はしれているから

「いいですよ」

と返事をすると、まじめな彼は次の日からバイトにではなく、練習にきはじめました。

何回か来ましたが、それなりに練習しているようで、なかなか出来ます。

しかし予選を通るのは地区でたったの5人。

学内の予選を通過して代表できている人5人ですから、なかなか熾烈です。

そして昨日が大会の本番。

今日になってそのことを思い出し

(どうだったかな?)

と心配しておりましたら、夕方彼がお土産を携えてやってきました。

そして、手には準優勝の賞状。

うれしそうでした。これで2月にある本戦に出場することが出来るそうです。

そして今度は本当の料理を作るようです・・・

2009年11月14日 (土)

鮫皮

鮫の皮のおろしがね(かねではないですね)があるのをご存知でしょうか?

鮫皮のおろしがね(以下鮫皮)はわさびをおろすのに用いられます。

銅でできたおろし金とは違い、目が細かく、わさびの粘りを引き出すのに役立つようです。

そんな鮫皮ですが、今使っているのが3年ほど使い込んだもの。

それがいい具合にちびて来て、正直言うと、あんまりすれなくなってきていました。

しかし、このすれない具合も実は重要で、あまりすれ過ぎると、細かいかねのおろし金と変わらなくなるので、ほどほどがいいようなのです。

ところが、このところ、忙しいときにたまにワサビをすることがあるのですが、人にすらすには何てことないのですが、いざ自分がするとなると、あまりに時間がかかりすぎて、疲れてしまって・・・

そんなことで、今日は予備に買っていた新品を引っ張り出してきて、自分で使うことにしました。

すってみて驚きです。はっきりいって3倍速ですね。今までのはまさに時間の無駄。

あっという間にすり終わりました。

しかし、意地悪な私は

「これは俺用だから、しまって置くね♪」

といって片付けることに。さすがに冷たい目で見られました。

Photo

言わずと知れた、右が3年使用後です。

色まで変わります!

2009年11月13日 (金)

びやびやかつお

愛媛県愛南町。

愛媛の南端に位置するこの町は、例の平成の大合併で生まれた漁業と農業で成り立つ自然豊かな町だと聞いています。

というのが松山からではあまりに遠すぎて、私は訪れたことがないのです。

この町に「深浦漁港」と呼ばれるカツオ漁の基地がある港があります。

何とこの漁港、日本一カツオの水揚げの多い港であります。

しかしカツオと言えば、高知、鹿児島、静岡と言った産地のほうが有名で、現に愛媛の人も高知に行って食べたカツオが飛びっきりおいしかったと言う話をしているのを良く聞きます。

私はそれも食べたことがないので、いつも

(所詮カツオはカツオ)

と馬鹿にしておりました。

しかし、このたび町ぐるみでこのカツオを売り出そうと、商標登録をして、ブランドカツオとして市場に送り出そうとしています。

その名も

「びやびやかつお」

です。びやびやとは愛南町近辺の浜言葉で

「活け活け」

的な意味の言葉だそうです。

昨日そのカツオが届き、まず市場から入荷するカツオとの鮮度の違いに驚きました。

さらに扱いの丁寧さ。そして開けてびっくりの見質のよさ!

今までに見たことのないような身の赤さでした。

そしてそれを食べてみると、それはそれは・・・

くせは全くなく、身質はモチモチでこんなカツオを食べたことはありませんでした。

何でも深浦に2艘しかない船で、血抜きや氷温での貯蔵、処理など、鮮度を落とさない工夫が随所に施されているそうです。

正直驚きでした!

ちなみに明日も入荷する予定です。

http://www.syoku-brand.com/chiiki_shien/post_433

2009年11月12日 (木)

おっと!

明日、朝早くからお茶席でお出しする

「点心」と呼ばれる簡易弁当の仕事があり、

こんなときは私のへたくそな字で献立を書いてお届けすることにしています。

その清書を時間を見つけてしたはいいものの、店の複合コピー機でコピーしていると、よく分からない理由で道半ばで止まってしまいました!

何をしても再起せず、仕方なく電源を切っても見ましたが、全然復活する気配すらありません。

機械に腹を立てても、一切言うことを聞いてはくれないので、八つ当たり的にブログをかいております。

メーカーのサポートページを開いてみても、機種が古すぎて、対応していません!

それにしてもホント、後ちょっとだったのに、何とかならないものかしら!

仕方なくコンビニに行くとしますか・・・

2009年11月11日 (水)

うこん

漢方でもあり、食品でもあるウコン。

以前から名前は知っていましたが、ここ数年の目覚しい広がりぶりは、ある企業が発売したウコンエキス飲料に端を発すると考えられます。

12月にもなると人々は忘年会の前にコンビニにより、その飲料を飲み干す。

元来「飲む前に飲む」物ですが、まだ間に合うだろう的な人々は、2次会前にも飲む。

勝手な想像ですが、すごいヒット商品だと思っています。

かく言う私も、たくさん飲むかもしれないと思われるときには、大抵コンビニに駆け込んで、飲んでしまうから、ヒットした理由はとても理解できます。

実際、翌日楽なような気がしますし、当日も緩やかに酔えるような印象が。

本題はここからです。

本日、日本酒の蔵元の会の主催する、試飲会がありました。

私は事情で行けませんでしたが、若いこの1人が、試飲会に行く前に

「ウコンを飲んでいく」

と宣言して、周りの人からかなりの非難を浴びていました。

飲みに行くのではなく、あくまで試飲です。

そんな言葉を無視して、彼は試飲会場で片っ端から飲みまくり、焦点の合わなくなった、へべれけの姿で午後の仕事に現れてきました。

飲食店だから許されること。

普通の会社なら、間違いなく首が飛ぶことでしょう・・・

2009年11月10日 (火)

フグの季節です

8月中旬頃から入荷しているフグですが、今月に入り、本格的に身が良くなってきました。

確かにフグの旬は冬ですが、暑いときでも味は遜色ありません。

しかし、ここ数日間に入荷しているものを見ると

「おお!」

と思うものがたくさんあります。

残念ながら泳いでいる姿は他のものと変わりません。

しかし開けてみると、すごいな~と思うものの割合が多いのです。

この普通のものの中で、それ以上のものがたくさん含まれる割合を多くすることが、フグに関してはいい仕入れだと思っています。

後は決して切らさないこと。

旬が冬だけに、どうしても天候が定まらず、海の時化のせいで、船が出ず、品薄という構図がシーズン中何度もあります。

また、時には不漁で全く天然物が出回らなくなる年もあります。

こんなときでも何とか集められる業者さんとお付き合いして、さらには信頼関係を作っていく必要があるのです。

今日腹を開けたフグには大きな白子が入っていました。

ほとんどの物にはまだ入っていませんが、だんだん冬が近づいているんだなと感じさせられました。

いよいよ年末です!

2009年11月 9日 (月)

お弁当

本日はたくさんのお弁当の注文があり、昼懐石を臨時休業しておりました。

せっかく来ていただいた方には申し訳ないのですが、先に予約を受けている以上、そこのところはしっかりしないと、

欲に目がくらんでキャパを超えた仕事を請けると、後々良くない事になるのは目に見えてますから・・・

とこう考えるわけですが、不思議とこんなときに限って、お昼のお客さんも予約の電話さえもないんです。

頭の中では

「あれ、すみません。こんなこと滅多にないのですが」

なんてことを言いたくて、想像しますが、おかしなものです。

また「これ以上お昼のお客さんを受けれない」という線引きをしたとたん、一切予約が入らなくなると言うパターン。

不思議と

「予約状況、しっとんかいな?」

と思っちゃいます。心の中では予約なしで来られたお客様に

(予約ぐらいしてくださいよ)

と言いたい気持ちで山々なのですが、そんな状況にはさせてもらえないようです。

所詮、そんな店なのかも!

2009年11月 7日 (土)

本当は♪

妹のコンサートがあってから、お客さんが来られると、どうしてもその話題になります。

きよみずのたくさんのお客さんに来ていただきましたので、もっともな話。

そしてありがたいことに

「良かったですね、コンサート」

と口々に言ってくれますから、父や母が舞い上がって・・・

まあ、それはいいとして、中には

「妹さん、歌が上手ですね!」

と言ってくれる方がいらっしゃいます。

これには若干疑問。

(もし私が「お料理上手ですね」と言われたら、どんな気持ちなんだろう?口では「有難うございます」と言いますが、当たり前やろ。と思うのかな?)

なんて。

ただ、難しいのは料理も歌も判断するのはあくまでプロではないと言うこと。

その判断が「歌が上手い」という表現になったわけです。

ただ、こういっていただいたお客さんには全員に

「本当は私のほうが歌は上手いのですが、家業があるもんで、渋々私は料理、妹は歌という風になってしまいました。私が長男でなければ許したもんじゃあないのですが。今頃は・・・」

とお答えしています。

お姉さんと間違えられることと、私のほうが歌が上手いといい振らす事が、このところ至高の喜びとなっております!

ちなみに真実は・・・

2009年11月 6日 (金)

オーブン

店のガスコンロの下にオーブンがついています。

業務用のガス台の下に付いている物ですから、しっかりしたものであることは間違いありません。

しかし当店では私が京都から帰る以前、15年ほど前に肉を焼いたり、宝楽焼きをしたのを機に、使うのはもっぱらおかずのハンバーグを焼いたり、ホイル焼きを焼いたりする程度になっていました。

数ヶ月火が入らないのもざらで、久々につけると

「あれ,着かないよ」

なんて良くやっています。

しかし、今月、まだ献立をUPしておりませんが、昼の焼き物に杉板焼を入れております。

魚を杉板に挟んで、オーブンで焼く焼き物なので、毎日オーブンに火を入れる日が続いています。

何気に毎日使っていると、意外と面白かったり、便利だったりするもので

(こんなこともしてみようかな?)

なんて気になります。

先日は残った鴨肉のヘタを塩だけ施して焼いてみると、いやはや美味しいじゃないですか!

(肉をオーブンで焼いてみるのも面白いな)

なんて考え始めると、何かオーブンで焼けるものはないかと探す日々。いろんなものを焼いちゃっています。

近々、プリンでも放り込んでみます。

店でピザが出てきても、白い目で見ないでくださいね!

(無理か・・・)

2009年11月 5日 (木)

ハプニング!

同じ時間に偶然帰ることになったお客さんが2組いらっしゃいました。

1組の方がタクシーを1台呼ばれていました。

この方は指定のタクシー会社があり、有名ですが、会社としては比較的台数が少なく、街中でものすごくたくさん見るほうではありません。

その会社のタクシーを呼んでいることは他のスタッフのやり取りで、一応把握しておりました。

それと前後して、私のよく知るお客さんがやはり帰られることになり、ご精算を済まされ、店の玄関へと向かって行かれました、

私がその後を追うようにお見送りに出て行き、いつもどおりの挨拶をしたところで、1台のタクシーが通りかかりました。

おもむろに手を挙げたそのお客さんを見て、タクシーは普通に車を止め、そのお客さんを乗せようとします。

一瞬

「あっ!」(その会社は・・・)

と言いましたが、タクシーのフロントにある看板を見ると

「空車」

の表示。もしうちで呼んだものなら

「予約車」

と書いてあるはず。偶然通りかかったのだろうかと、そのまま頭を下げてお見送りしました。

店に入りながら、いろいろ考えますが、やはりあの会社のタクシーが予約した車より先に店の前を他の空車が通る確立は低いのじゃないかと思い、

タクシー会社に問い合わせてみると、やはり

「もう着いているはずですが」

と言います。思ったとおり・・・

本当にタイミング良く(悪く?)出てしまったもので、そんなことがあるものかと思いましたが、やはり空車で走ってきたのではいけません。

少し気をつけてもらわないと、下手したらもっと大変なことになってしまっていた可能性すらありますから・・・

2009年11月 4日 (水)

焼き蟹

2日続けてのお客さんがあったので、後に日を焼き蟹コースをしてみました。

昨年、京都で研修をした焼き蟹が為になったかどうかは分かりませんが、アイデアにはなりました。

とは言え、ここは松山。焼く蟹は松葉ガニではなく、もちろん渡り蟹!

松葉やタラバは主に足を食べるのに対して、渡り蟹は胴に可食部が集中しています。

そして胴が筋によって細かい部屋に分かれているので、盛り盛り食べるという蟹でないのは事実。

身を「せせりながら、せせりながら」と言うのが正直なところです。

で、胴を4つに割って、目の前の火鉢で、殻面から焼いて、表面もさっとあぶります。火が通るか通らないかぐらいで、焼き上げます。

味噌も子も一緒に焼きます。

残念ですが、味噌はちょっと流れてしまいます。

それでもお客さんその味噌をすすり、すすり、身をほじりながら

「美味しい、美味しい」

と言って大絶賛でした。

途中、キノコと芋と鯛の一夜干も焼き、満足していただきました。

京都で食べれば5万、松山で渡り(蟹)にすれば、1,2万です。大きな違いです。

私もそれを見なが

(私もこの蟹を食べながら、少し冷やしたモンラッシェでもあれば、この世で一番幸せだが・・・)

などと妄想してしまいました。

香ばしい殻の焼けた香りと、樽の焼けた香り。

蟹の身のナッツ系の味に、これまた白葡萄由来のナッツの匂い。

ベストマッチでしょう!!!ああ・・・(涎)

2009年11月 3日 (火)

コンサート

本日、妹のコンサートがありました。

私の知っている限りでは、ライブやディナーショーは何度もありますが、大きな規模でのコンサートははじめてではないでしょうか。

松山市市民会館中ホールで行われ、定員は600人ほど。

一応、チケットはいろいろな方々のご助力を得て、完売さすことに成功したそうです。

私も一時は鑑賞をあきらめていたのですが、店のお客さんとの兼ね合いで、何とか抜け出すことが出来ました。

音楽はあまり分かりませんが、歌、ピアノ、チェロ、そしてパーカッションとそれぞれが別々の音を奏でながら調和させていく姿が、本当に楽しそうでした。

出演者もみんな若い人ばかり。これからが楽しみな方々です。

残念ながら最後までは聞くことが出来ず、店に戻る事になりましたが、後から聞く知人からの感想や本人達の手ごたえから行くと、成功と言ってもいいのではないかという感じです。

さあ、次に聞きに行く機会はあるでしょうか?

楽しみにしておくとしましょうか!

2009年11月 2日 (月)

お休みします

本日、お客様に飲みに誘われましたので、今から馳せ参じます。

大阪からのお客様なので、久しぶりに・・・

ということで本日のブログはお休みさせていただきます。

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