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2009年11月24日 (火)

そんな難しい!

本日、大きな丸々と肥えた鯵が入荷。

それをあるお客さんにお出しすると、

「アジってどうして鯵って書くんだろうね」

という話になりました。

私は

(どうしてって、ただの当て字でしょ!そんなのに理由ってあるの?)

と思いましたが、その方は理由があるはずだと言い張ります。

逃げ口上で

「大きくても小さくても味がいいからアジって言うらしいですよ」

とNHKで言っていたことを受け売りしましたが

「そういう話じゃない」

と即却下。えらいことになりました。

渋々漢和辞典(ちなみに店にはいろいろなことに対して知識武装するための辞書が常備されています。国語辞典をはじめ、漢和、調理用語、カタカナ、外来語etc)を開けると、意外なほど簡単に理由が分かりました。

何でも鯵という字には生臭いと言う意味があるそうです。

元はと言えば、(操)この字からてへんをのけた、右側と(参)という字を書き間違ったことから始まり、魚へんに(操)のつくり部分を書いたものが、鯵で、生臭いと言う意味があるそうなのです。

嘘のような本当の話です。

ちなみに読みで「そう」と入れると、鯵という漢字が出てきますから驚きです。

昔は今ほど鮮度を保つ手段がなく、生臭い魚の代名詞だったのかもしれません。

お客さんの問いかけから、1つ勉強することが出来ました!

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