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2009年12月27日 (日)

よいお年を

だんだんブログをまともに更新できる状況ではなくなってきました。

店の営業は本日で終わりましたが、明日からは仕込みに入ります。

時間的にも不規則な感じになってまいりますので、ろくに更新できないかと思います。

一応、本日をもちまして、今年最後ということにさせていただきたいと思います。

今年一年、いろいろと有難うございました。

きよみずはもとより、当ページも皆様のおかげで今年一年頑張れました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

おせちを取りにいらっしゃるお客様。

31日の午後3時~6時の間にお待ちいたしております。

よいお年をお迎えくださいませ。

                きよみず  森脇 巧

2009年12月26日 (土)

いよいよ

おせち料理の仕込みと営業の同時進行がファイナルを迎えます。

1週間ほど前から徐々に始まっているおせち料理の仕込みですが、鯛めしのセットなど、お歳暮商品との仕込みの重なりで、非常に重労働を従業員のみんなに強いています。

申し訳ないと思いながらも、今しかないわけですから、がんばってもらっています。

毎年、27日までの営業ですが、今年はその日が日曜日なので、27日も思い切ってお休みにして、仕込みにあて、明日までの営業とさせていただいております。

やっと仕込みに専念できると思うと、非常に有難い気持ちと、押し迫ってきている期日へのストレスとの狭間で微妙な感覚を味わっております。

泣いても笑っても、寝れても寝れなくても後1週間ありません。

おかげさまで今年もおせち料理は完売しております。

皆様の笑顔のためにも、来年もご注文いただけるためにも精出して作らないと思うこの頃です。

2009年12月23日 (水)

ピーラー

皮むき器(ピーラー)を買いました。

店であまり使うことはないのですが、使えばかなり仕事が早くなる素材や庖丁で剥くと灰汁が出てしまうものは、ピーラーを使う場合があります。

それでも庖丁の上手く使えないような新人に使わす様なことはしません。

基本的な庖丁をしっかり覚えた上で、なおかつ効率的だと認められた場合のみです。

たとえば干し柿にする柿の皮むき。

これは灰汁も出るし、早いので、ピーラーです。

あと蓮根も灰汁防止の為に使います。

そのピーラーですが、店に1本、100円ショップで買ったものがあるだけだったので、もっと良い物を買おうと、調理器具を買うときに一緒に注文しました。

選ぶのに迷いました。スライス機能などというのが付いてあるものに非常に惹かれましたが、やめておきました。

結局、厚剥きと薄剥きが切り替えられるもので、幅が広いものを注文しました。

そして本当に楽しみに出番を待っておりました。

ひょっとしたら膾なんかも簡単に作れるんじゃないかという甘い考えもありました。

皮を剥いた大根を厚剥きの刃で縦に削ぎ、それを刻んでいけば膾になるのではと。

いよいよ、大根を前に厚剥きの刃で

「シャー」

とやってみました。

一瞬で使えないことが分かってしまいました。

厚剥きとは言え、かなり薄い!

何と情けない。おろかな猿知恵でした。

道具が悪いのか、考えが甘い人間が悪いのか。

おそらく道具を使いこなせない後者の責任なのでしょう・・・

2009年12月22日 (火)

CSR顕彰表彰式

Photo 昨年に引き続き、商工会議所から表彰されました。

先月プレゼンをした企業の社会的貢献というテーマにて、いかに自社が社会に役立っているかという話の審査の結果、

零細企業部門で2位に選ばれました。

零細企業というと他に賞をいただいた法人の方には失礼ですが、全くその通りで、部門ごとに3つに別れて、賞がありました。

私達がいただいた、小さい企業の賞が「見える化」賞、

続いて、中企業が「魅せる化」賞、そして部門統一賞が、何だったか忘れましたが、同じような名前で賞がありました。

店の方が本当に忙しく、夕方あった表彰式には、一度は断りの電話を入れたのですが、

いい賞ですし、何とか来てくれないかということで、参加させてもらいました。

昨年は店づくりコンテストで、知事賞。

今年はこの賞をいただき、店的には少しは頑張っているのだと言うことを世間にアピールできるのではと思っています。

ただ、一緒に表彰を受けた会社は、本当に大きな会社ばかりで、我々が名前を連ねさせていただけるような場ではなかったような。

しかしこれを励みに、少しでも名前を知っていただけるよう努力していきたいと思います。

2009年12月21日 (月)

記念すべき!

Photo

ついに大台の3桁です。

本日12月21日は祖母の誕生日。

聞いて驚くなかれ、満100歳であります。

10年以上前から

「100まで生きて、一族郎党を集めて、記念撮影を」

と言っていましたが、実現いたしました。

きよみずで開かれたパーティーには20人ほどの親戚が集まり、盛大にお祝いしてくれました。

写真で祖母の前にいるのはひ孫3人。もう1人本当はいるのですが、小さすぎて写っていません。

ケーキの蝋燭は100本は立てれないから、たぶんお寺にちなんで、お堂に立てるような太いのを1本だと思っていたら、数字で「100」と書いた蝋燭が立てられていました。

100年分のケーキにしては小さいような気がしますが、結婚式で見た以外では今までで一番大きなケーキでした。

私が京都に行くときに、ちょうど90歳前で、正直

「おばあさんに自分の料理を食べてもらうことが出来るかな・・・」

と思ったこともありました。しかし生きる力の強いこの方は私が帰郷することなどわけない位、しっかりと生きております。

生まれ年明治42年。それいつやねん?って感じです。

ちなみに本日、お茶目な祖母はご飯を食べに来たのに、入れ歯を入れてくるのを忘れていました。

仕方なく入れ歯だけが、車に乗せられて店まで運ばれてきました。

変な思い出まで出来てしまいました。

2009年12月19日 (土)

少しかわいそう・・・

気管支の弱い長男は1年ほど前からスイミングに行っています。

気の進まない妻に小児科の先生が勧めてくれて、急展開を見せ、行かせてみると、本人もすごく楽しいようで、毎週毎週喜んで通っています。

月に一回、進級試験があるのですが、ここまでは問題なく進んでまいりました。

ところが3ヶ月ほど前からちょっと足踏みしています。

いろいろ問題点があるようなのですが、試験になるとどうにも実力が出ないようです。

私としては身体を鍛えるだけではなく、そういう試練に勝つということや、もどかしさを感じること、悔しいと思うこと、こういった全てがスポーツから得られて、いいのではないかと。

進級できない姿も成長の中で不可欠なものと見ています。

ところが毎回毎回不合格を言い渡されて、ちょうっとかわいそうな様子。

前回も

「今回こそは」

と言っていたのですが、残念な結果。生まれてはじめての挫折を味わっているのかもしれません・・・

2009年12月18日 (金)

FAX

機械類って、本当に「ここぞ」というときに調子が悪くなる。

そんな経験ないでしょうか?

本日、数件、どうしてもFAXを送らないといけないものがあり、朝から私と喫茶店の店長が何度もFAXに挑みますが、

全く言うことを聞いてくれませんでした。

送っても帰ってきて、エラーとしか表示されず、意味も分からず、

もちろん自分で治せるわけもなく、仕方なく故障の相談電話をしました。

しかしFAXはつい数ヶ月前に大枚金をはたいて、新規に購入したばかり。

それなのになんてこと!と腹を立てておりました。

電話で症状を言うと、一度こちらにFAXを送ってくれというものですから、送ります。

すると今までどこにも送れないのに、そこにだけは送れるのです。

不思議なものでしばらくして電話があり

「故障しています」

との通知。分かるもんなんですね!

そしてすぐに電話会社のメンテが駆けつけてきました。

「何で買ったばかりのものが潰れるのか?」

と文句を言ってやろうとしたのですが、話を聞くと、どうも本体ではなく、裏にある接続している部分がいかれているそうで、文句を言うことはできませんでした。

FAXが送れないおかげで、金融機関からはデータ送致の催促の電話がバンバン入るし、注文の紙は送れないし、

忙しくてそんな間もないのに、故障係に電話しないといけないし、とんだ迷惑を被りました。

懲り懲りです!

2009年12月17日 (木)

おしるこ

酒屋さんのお歳暮で缶入りのお汁粉をもらいました。

冷たいしるこも変だろうと、酒燗器にて暖めます。

しばらくして忘れていた頃に通りかかり、缶を取り、裏面に目をやると、「100gあたり85キロカロリー」と書いてあります。

その熱量がいまひとつピンと来ませんでしたが、あまり低くないことだけは確か。

そこで若い子が持っているコーラの空き缶を見せてもらいました。

100gあたり45キロカロリー!

汁粉が倍近く。

ミルクココア53キロカロリー!

ということは、汁粉はエネルギーの王様かもしれない!

そんな数字を目の当たりにしながら、缶の蓋を開けるのは非常に勇気がいりましたが、思い切ってあけることに。

ひと口飲んで、放り捨ててやりたくなりました。

実に不味い!

これで太るのはどうにも嫌だ。

しかし開けてしまったものを捨てるのはやはり人間としてどうかと思う。

ということで全て飲み干しました。

残ったのはむなしさだけでした。もう飲みません。

2009年12月16日 (水)

緋の蕪と大根

伊予名産緋の蕪漬けとは地元では有名なお漬物です。

伊予緋という品種の赤カブをダイダイ酢を使って漬ける、すっぱい漬物です。

当店でも8,9年ほど前から漬け始めて、おせち料理の一品とするようにしています。

その漬け込み時期が12月の中旬。

生産量が限られているので、大きな業者さんとの取り合いになります。

その緋の蕪が今日入荷して、薄く皮を剥き、塩漬けにします。

時を同じくして、沢庵用の大根も入荷しました。

こんなときに限って気温が下がり、水が冷たくなってしまいました。

洗われる大根にはいいことでしょうが、洗うほうの立場としてはお気の毒としか言いようがありません。

50本全てを洗い終わったときには手が真っ赤になっていました。

もっとも洗ったのは私ではありません!

大根はベランダで縄梯子のようにされて干されています。

部屋から見える吊ってある大根を見ると

「年末なんだな・・・」

としみじみ思います。

仕込み等々、非常に追い込まれています!

2009年12月15日 (火)

てっさ

忘年会でフグコース。

いいですね。当店にはこんなお客様がたくさんいらっしゃいます。

お客様も期待されているはずですから、我々も飛びっきりのものを作らないと申し訳ありません。

当店ではフグはその日に〆て、お客様がおみえになる1時間~2時間前をめどにてっさを引き、冷蔵庫で冷やして供します。

そのため前日にさばいて、寝かせた身質とは異なり、若干歯ごたえのある固めのてっさとなります。

また、本来のてっさは器の柄が透けて見えるほど薄く・・・と言うのが定石ですが、当店ではさらに歯ごたえを重視させるべく、

かなり厚めに薄造りにします。

忙しいときは父と共に2人でてっさをするわけですが、決まって

「もっと厚く切れ、もっと厚く切れ」

と注意を受けます。

私としてはかなり厚く引いているつもりなのですが、もっと厚いのが店のスタイルなのです。

極端な話、厚みだけでいうと、今の半分には出来ます。

ということはてっさ1枚作っているところを、2枚作れるわけです。

原価は倍半分。しかしそこがこだわりなのです。

さすがにそれだけこだわっているだけあって、自ら言うのもなんですが、お客様には非常に受けがいいです。

厚いてっさを食べてしまうと、おそらく二度と薄いものは食べられなくなるはずです!

2009年12月14日 (月)

フライング

夜のコースの最後に、イセエビやオコゼなど、味噌汁の付かないお料理を食べられる方には、雑炊をお勧めする事があります。

大体、時期にもよりますが、雑炊かジャコのご飯かで半分半分くらいの割合になるかと思います。

雑炊はお部屋のお客様全員が食べられるときに限って、土鍋で炊いてお出しして、部屋での配膳となります。

お漬物以外にポン酢とのりを薬味として添えていきます。

さて、本日のお客様、女性5名。最後の締めに雑炊をチョイスされました。

ご飯があがる前に、のりとポン酢を2皿ずつ取り回してもらうようにお部屋へ運びました。

しばらくして部屋に雑炊を持っていってみると、海苔がなくなっています。

大慌てで配膳の女の人が降りてきて海苔を盛り付けています。

私が

「どうしたの?忘れててたの?」

と聞くと

「お客さんが全部食べられてしまったので、お替りです・・・」

とのこと。

いったいどういうつもりで針海苔だけをワシワシ食べられたのでしょう?

ちょっと不思議で、あまり出会わない出来事でした!

2009年12月12日 (土)

お献立

毎月決まって10日前後の土曜日に昼懐石を食べに来てくれる、親戚のおば様がいます。

この方はお客さんをするにもしっかりとした心構えを持って臨まれる方で、店に来る前に今月の献立と料理の写真をHPにてチェックしてこられます。

もっとも本当は嫌いな食べ物が出ないかどうか調べているのでは?と疑ってもいます。

以前、10日よりもかなり早い月初めに店に来られ

「たくみさん、献立が出てなかったよ!」

とお叱りを受けました。

その時は

「いやあ、まだ、早いよ。もう少ししてからじゃないと・・・」

と言い訳した覚えがあります。

ところが今月。12日になるというのに、今だに写真は一枚もなく、更新する目処すら立っていません。

そして今日、その土曜日はやって来ました。食事をされて、料理が終わりかける頃

「たくみさん、HPまだやがね。どうなっとんよ?」

と案の定お叱り。

「いやあ、忙しいんよ」

といいますが、顔では

(みんな忙しいんよ)

と言わんばかりでした。何とか今月中には献立くらいあげとかないと、さすがにいけません。

いろいろ追い込まれています・・・

2009年12月11日 (金)

断水!

昨晩、裏口の天井にふと目をやると、なにやら水滴のようなものが出ています。

(あれ?)

と思いましたが、こんなことは初めてではありません。

もう3年ぐらい前になるでしょうか、同じように天井から水が漏れ、その時は気付くのが遅かったようで、店舗内の天井にまで浸みてしまっていました。

というのも裏口付近の2階部分に、貯水槽室があり、そこのポンプから漏水して、下まで流れていたのです。

今回も同じじゃないだろうかと思い、上がってみると、やはり漏れています。

それが結構「チョロチョロ」という感じではなく「ジャアー、ジャアー」といった具合なのです。

営業も終わっていたものですから、とりあえずポンプの電源を切り、翌日の朝一で修理に来てもらうようにお願いするつもりでしたが、あいにく仕事が終わったのも12時過ぎ。

いつ来てくれるかさえ分かりません。

しかも今日は午前中も仕事が多く、水無しでは到底仕事になりません。

結局朝8時に修理会社に連絡がつき、来てくれたのが1時間後。

仕方ありませんから、その間はもう一度電源を入れて、水漏れ覚悟で仕事です。厄介な商売です。

しばらくして修理の方が水を止める旨を説明に来て、断水。

貯水槽を通らない水源から一本のホースを引っ張って来て仕事をしますが、かなり不便。

板前5人に水道1つですから!

「やっぱりわしらは水商売やな」

と話しながら仕事をしました。結局昼前には完全復旧しましたが、残った水が少しずつ下に漏れ出ているようです。

そろそろ建物も寿命ということかな!

2009年12月10日 (木)

銀杏

叔母から大量の銀杏をいただきました。

お店で使えたらということでいただきましたが、蕪蒸しに入れる程度では、到底使えきれないくらいの量。

お買い物袋丸まるいっぱいあります。

それならと思い、もってかえって晩酌のあてにすることにしました。

しかし私の家はオール電化住宅。

網に乗せて焼くことも出来ません。

どうしようかなと思っていると、若い子が

「封筒に入れて、電子レンジに入れたらきれいに出来ますよ。しかも殻を割らずに」

と言います。

そういえば何かの番組で見たことがあります。

封筒に入れると殻がはじいても、危なくないと言うことのようです。

かえってさっそく電子レンジへ。

しばらくすると、すごいどすの効いた音で

「ドン」「ドン」

というではないですか。電子レンジは壊れそうだし、寝ている子供も起きそうな位です。

1分ちょっとで一度開けてみると、いい感じに割れています。

食べてみるとなるほど美味しくできています。

しかし、割れてないやつもあって、歯で割ってみると、中は出来ているのですが、力が要ります。

あごが痛い。そこでもう一度レンジへ。

すると今度はやりすぎて、割れて割れて、封筒の中がぐっちゃぐちゃ!

一緒に入れてある塩がこびりついて、食べれません。

その中間くらいに上手く持っていけばよいのでしょうが、経験が要りそうです。

とにかく、美味しくいただくことが出来ました。

おかきを食べるよりは身体にも良さそうです!

2009年12月 9日 (水)

壬生菜

京野菜の1つで、葉物野菜である壬生菜。

丸水菜とも呼ばれ、とてもメジャーな京野菜であります。

とは言え5.6年前まではかなり高価な野菜で、そう簡単に使えるような代物ではありませんでした。

ところが生産量を拡大したのでしょう。近年ではほうれん草と対して変わらないような安価で取引されるようになりました。

こうなると歯ごたえも良く、味もいい壬生菜を使いたい気持ちになるのも、しごく当然の話。

冬になると必ず献立に入れるようになりました。

さらに、松山の農家でも作っているところが出てきています。

松山で作っても「壬生菜」と呼んでいいものかどうか定かではありませんが、とにかく作られています。

作っている方は昔からの知り合いで、大きな畑を持ち、主に葉物の野菜を作っています。

先日、店に来られて、いろんな話を聞かせてもらいました。

この方を私はすばらしいと思うのですが、農家の方は意外と

「良い物を作りさえすれば(高くても)いい」

とか

「美味しい野菜がなぜか高く売れない」

とか

「形が悪くても味はおんなじ」

なんて考えている人がいたりします。しかし我々買うほうからしてみると、やはりいろいろな基準があるわけです。

形もそれなりのものじゃないと、仕事しづらかったり、値段もそれなりじゃないと、儲けられなかったり・・・

そこまでやはり考えてもらわないと使えない。

先述の私の知り合いの農家の方は、そんなこと全てを含めて、如何にすれば農業が商売になるか?ということをテーマに据えた上で、農業をされているように思えるのです。

安くないと絶対売れない。しかし農家も儲けないと食べていけない。

農薬を安易に使うと、もちろん弊害が多い。

など、トータル的に考えて、農業をされています。

ですから、新しい作物への関心もかなり高いし、研究熱心です。

この方をみていると、やはり努力しないと何でも上手くは行かないものなのだと痛感させられます。

で、作る野菜はやはり美味しいのです。さすがです!

2009年12月 8日 (火)

私はドベ

おそらく今年で一番ハードな日だったかと思います。

昨晩も結構遅くなり、急いで帰って寝たものの、日付はもちろん今日。

それでも缶ビール一本を一気飲みして、布団に入り、6時ごろに目覚ましをかけておきます。

特に縛りはない出勤時間という、すごく曖昧な設定をしたものの、いざとなると何時にいけば自分が間に合うか、微妙に難しい問題です。

(7時は早いな、8時じゃ全然間に合わないな)

などと考えながら、ご飯を食べ、少し新聞に目を通し、店に向かいました。

家を出たのが7時過ぎ。

途中、お決まりのパン屋にて買出しをして、店に着くと、父をはじめ全員が出勤しておりました!

(あらら、嫌な感じ)

と思いながらも、なってしまったことは仕方ありません。

それからみんな精出して仕事を頑張りますが、あっという間にいつもの出勤時間9時を回っています。

昼までにやらないといけないことが山積みなのに、すでに遅れ気味です。

たくさんのお弁当。普段の倍以上の昼のお客さん。夜の宴会の仕込み・・・

結局、何とか間に合いはしたものの、もう少しゆとりが欲しかったという感じになってしまいました。

かと言って私がもう少し早く来たところでおそらく結果は同じ。

組織の仕事って言うものはそういうものです。

しかし、お昼のお客さんの反応が非常に良かったのが、何よりうれしいこと。

たくさんのお客さんに喜んで帰っていただけたことに感謝いたします。

「また来ますよ」

と何人ものお客さんが言ってくださいました。

有難い、有難い!

2009年12月 7日 (月)

ひーイイ!

明日の朝の料理に使う大きな平目が夕方魚屋さんから入荷しました。

このところ天候が不順で、魚の仕入れがおぼつかないので、あったときにはとにかく買ってしまわないと、料理が出来ない状態に陥ります。

そんな理由から、明日の朝でもいい魚を夕方に網元のような仕事もしている魚屋さんからダイレクトに買ってしまうのです。

しかし値段は分かりません。こういう仕入れは決まって翌日の市場の最高値で買うのが慣わし。

しかしいい魚の先取りをするにはこれしかありません。

そんな独特の仕入れがアダとなってしまいました。

夜の片づけをしながら、若い子3人が平目を眺めてお話をしていたそうです。

すると何となく平目が不穏な動きを見せます。

若い子達も何かを感じたのでしょう。目を離せなくなったそうです。

その瞬間

「バクッ!」

と大きな口をあけたかと思うと、近くにいた30センチはゆうにあろうかという大きな鯵を丸呑みしてしまいました。

「あああ・・・」

言葉にならない若い子達が、慌てていますが後の祭り。

お腹がパンパンに張った平目は悠然と呼吸を整えているようでした。

明日の朝仕入れたのであれば、こんなことにならなかったのに、1500円はしようであろう鯵を食われちゃいました。

高値で買った平目がさらに高く!

しかしそれをお客様からいただくことは出来ません・・・

2009年12月 5日 (土)

金箔

当店には料理で使うための金箔があります。

私が店に入る以前から、どういう形で購入したのか分かりませんが、結構たくさんの金箔が常備されています。

以前は

(さぞかし高いのだろう)

と思っていましたが、あるときお客さんの話の中で

「金箔はすごく薄く延ばすので、あまり目方がなく、結構安い。それに対し、金粉は重さもあり、かなり高い」

というのを聞きました。考えてみると、金なんてものは重さだけのものですから、結局見た目、金箔は多く見えるけど、軽い。

対して、金粉は少なく見えて重いのでしょう。

見た目の相対で金箔のほうが安いという意味なのだと解釈しております。

しかし金の色とはやはり不思議なものです。

毎回思うのですが、料理で盛り付けるときに、たくさんの金箔を覗き込むと、やはり不思議な感覚になります。

何か気持ちが吸い込まれそうになるというか、魅力というか、魔力のようなものがあるように思えます。

古今の人を問わず、金に魅了される理由が、私には何となく分かります。

お客さんはどのような感じで召し上がられているのでしょう?

少しは感激してくれているのでしょうか。

もっとも金箔を使うのは正月、もしくはお祝い料理のときだけです。

やりすぎると、いやらしいですからね。

2009年12月 4日 (金)

ダメだ!

昨日は異業種のちょっとした飲み会がありまして、店のほうには出ていませんでした。

会自体は9時ごろには終わったのですが、そのまま店に帰るのも、また

「頑張ろう」

としている若い子達に水を差すような形になるかなと、1人で少し飲みに行くことに。

友人のやっている居酒屋で少々飲んだのですが、どうもそれまでに飲みすぎていたようで、朝、寝床で目覚めて

「あれ、どうしてここで寝てるんだろう?」

と思う始末。

徐々に記憶は蘇って来るのですが、朝ごはんも食べれないくらいの二日酔いでした。

若い子達には

「ちょっと、下向いたら気分が悪い」

などと冗談ぽく言いますが、全くやばい状態でした。

久しぶりにこんなおかしな酔い方をしたのですが、本当に困ったものです。

誰かに迷惑をかけてないものか心配ですが、一応、まっすぐ帰って来たようなので、大丈夫でしょう。

いい歳なんだからもう少し節度を持つ必要がありますね・・・

2009年12月 2日 (水)

買出し

買出しといっても食材ではありません。

あさ、出勤時間が早いときは従業員のパンを買って持ってきます。

ちょうど私の家から店にいくまでの間に、結構有名で、美味しいパン屋さんがあるのです。

昨年の12月はほぼ毎日買出しの日々。

最後のほうは言わなくても領収書の宛名を

「きよみず」

と書いてくれるようになっていました。

しかし同じ人なのに、しばらく行かないと、忘れちゃうのか、嫌がらせか

「宛名は?」

と聞かれるようになります。冷たいものです・・・

言いたい事はそんなことではなく、そのパン屋さんに行くときに、大きな通りを1つ渡らないといけません。

9時に普通に出勤するときは、通勤ラッシュのピークを過ぎているため、交通量もほどほど減るのですが、8時前ともなると、みんな目を血走らせながら、出勤しているから驚きます。

車の中を覗くと、渋滞でイライラしている人や、化粧している女の人。

髭をそっている人。タバコを吸っている人。いろんな人がいて、それぞれに通勤時間を利用しているのがわかります。

しかし、今日はすごいのを見てしまいました。

何と女の人が、歯を磨きなら運転していました。一瞬

「嘘!」

と思いましたが、口にはまぎれもなく歯ブラシが突き刺さっていました。

いったいその口はどうやってゆすぐのか?

どこに吐くのか、見てみたいものだと驚いた次第であります。

2009年12月 1日 (火)

最終

ついに師走です!

今年一年も瞬く間でした。

月が変わると急にいろいろなことで忙しくなってきます。

店も忘年会のシーズンに突入。それに伴なう仕込みの増加と、おせち料理の仕込みも少しずつ始まっています。

八百屋さんからは

「緋のカブのいいのが入り始めましたが、どうしますか?」

と言われていますが、ちょっと無理なので待ってもらっています。

そしてお歳暮の商品作りも追い込まれてきています。

黒豆、ちりめん、鯛の干物、真鯛西京漬け・・・

忙しいのは有難いのですが、こんなに急に!と言った感じです。

今年は忘年会の入りにむらがあります。

断る日は決まっていて、1ヶ月も前から予約で一杯です。

しかしその次の日はというと、全然忙しくない!なってことが多々あります。

商売の永遠のテーマですが

「毎日一定に忙しい」

そんな夢みたいな時が来れば、非常にハッピーです。

ちょっと思考回路もハッピーなようなので、今日は帰宅させていただきます・・・

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