ピーラー
皮むき器(ピーラー)を買いました。
店であまり使うことはないのですが、使えばかなり仕事が早くなる素材や庖丁で剥くと灰汁が出てしまうものは、ピーラーを使う場合があります。
それでも庖丁の上手く使えないような新人に使わす様なことはしません。
基本的な庖丁をしっかり覚えた上で、なおかつ効率的だと認められた場合のみです。
たとえば干し柿にする柿の皮むき。
これは灰汁も出るし、早いので、ピーラーです。
あと蓮根も灰汁防止の為に使います。
そのピーラーですが、店に1本、100円ショップで買ったものがあるだけだったので、もっと良い物を買おうと、調理器具を買うときに一緒に注文しました。
選ぶのに迷いました。スライス機能などというのが付いてあるものに非常に惹かれましたが、やめておきました。
結局、厚剥きと薄剥きが切り替えられるもので、幅が広いものを注文しました。
そして本当に楽しみに出番を待っておりました。
ひょっとしたら膾なんかも簡単に作れるんじゃないかという甘い考えもありました。
皮を剥いた大根を厚剥きの刃で縦に削ぎ、それを刻んでいけば膾になるのではと。
いよいよ、大根を前に厚剥きの刃で
「シャー」
とやってみました。
一瞬で使えないことが分かってしまいました。
厚剥きとは言え、かなり薄い!
何と情けない。おろかな猿知恵でした。
道具が悪いのか、考えが甘い人間が悪いのか。
おそらく道具を使いこなせない後者の責任なのでしょう・・・
« CSR顕彰表彰式 | トップページ | いよいよ »
« CSR顕彰表彰式 | トップページ | いよいよ »
コメント